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死刑執行のその日まで

2006-10-12 06:16:44 | Weblog
小林被告の死刑確定=「世の中変わらないから」-控訴取り下げ、奈良女児殺害

 2004年11月、奈良市の小学1年有山楓ちゃん=当時(7)=を誘拐し殺害したとして、殺人などの罪に問われ、奈良地裁で死刑判決を受けた元新聞販売店員小林薫被告(37)が10日、控訴を取り下げた。被害者が1人のケースで極刑が選択された事件は、控訴期限が経過した11日午前零時、1審の死刑判決が確定した。
 高野嘉雄弁護士によると、小林被告は10日午前の接見で、自分から取り下げの話を切り出した。
 拘置されている奈良少年刑務所に取り下げ書を提出したのは昼すぎ。取り下げ後と合わせ2度の接見で、同被告が取り乱したり感情的になったりすることはなく、今までで「一番厳しい、真剣な様子」だったという。
 なぜ事件を起こしたかなどを「きちんと書き残せ」と語り掛け、取り下げないよう説得する弁護士に対し、小林被告は「やっても仕方がない。世の中変わらないから」と話した。取り下げは小林被告が5日に決めたといい、同弁護士は「(同被告が)考えて考えて考え抜いた上での結論」と説明した。

奈良の小1女児殺害事件で死刑が確定した小林薫死刑囚は、殺害した女児の命日迄に死刑を執行して欲しいとの嘆願書を法務大臣に手紙を送ったそうだ。
 彼の卑劣な犯行は決して許されるべきものではない。いたいけな何の罪もない
少女を自分の性欲を満たすために、殺害した残忍な犯行は死刑に相当するものかも
しれないけれど、死刑で罪を償うより、終身刑で一生刑務所を出ずに過ごしたほうが私は殺された女児への供養になると思う。
親御さんの気持ちを考えると死刑になったところでわが子が帰ってくるわけではなく、複雑な気持ちだろう。死を持って罪を償うのが本当に罪滅ぼしになるのか…

宅間元死刑囚同様に、小林死刑囚も早期に死刑が実行されるのか?