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「これ何? 中国メディア」(oji3のブログ465)

   「何これ? 」:友

 「友の中の友は、友が生きている時も死んだときも、
  不幸な時も幸せな時も、栄枯盛衰の理由で
  友を捨てない。」  (『ジャータカ』)

  同胞は、人生を生きていく上での宝である。

【閑話休題】:中国メディア
  卓球混合ダブルスの決勝で、日本の水谷隼、伊藤美誠ペアが
  中国の許昕、劉詩雯ペアを下し、日本卓球史上初の金メダルを獲得。

 この結果を踏まえて、中国のネットメディアが、
「極めて遺憾」、「恥の一戦、中国が日本に抵抗できず金メダルを失う」
中国紙『上游新聞』も「東京五輪最大の衝撃!」、
などと報じた。(中国らしいと言えば、そうですが………)
 
 そもそもこんな報道は、極めて失礼な話です。
「許」・「劉」両選手にはもちろんのこと、日本のペアに対しても。

 試合は最後まで一進一退の、素晴らしい試合でした。
 このパフォーマンスを見せてくれた両国のアスリートに
本当に感謝です。

 そして、対戦相手の中国の「許」選手は、試合直後に
日本の伊藤選手のプレーを称賛しています。

 「伊藤は女性選手の中でもワールドクラスの選手。
徐々に私のボールに順応していった。
思い切って男性選手と戦う、大胆で勇敢だ」と話しています。

 中国の「許」選手は今でも超一流の選手ですが、
将来もっと大きな選手になる予感がします。

 自分の試合を、試合終了直後に客観的に見ることなど
なかなか出来るものではありません。

 中国の「許」選手は将来においても、最も強力な
ライバルとなる事でしょう(今でも……)。

 中国当局が今回の結果を根拠に、「許」選手を
排除しなければいいなと思っているのですが……

 そんな事があれば、「極めて遺憾」と
中国当局にお伝えしたいところです(人権問題?)。

 日本には「中国嫌い」の人が多いように見受けられ
ますが、決して「中国嫌い」ではなく「中国共産党嫌い」
なのではないのでしょうか?

 中国には、「許」選手の様な方も多数いるものと
信じています。

 中国のメディアの報道は、建前上、厳しいものにならざるを
得ないのかもしれませんが、メディアや政府が語る「建前」と、
中国人の「本音」は異なってきている様です。

 SNSで自国の両選手に対し、温かい言葉を掛けていること
からもわかるように、中国人も変わってきている様ですが……

 * 堪え難し 喧嘩の後の 蝉時雨
                 2021.07.29.moai291

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