爺々ネタ?

「これ何? 端末いじめ」(oji3のブログ517)

   「何これ? 」:教え

 「人を救うる者は、その善心を養えば
  悪自ら消ゆ。」  (『近思録』)

 教える際に心すべきことは、相手の短所を
 見るでなく、長所を伸ばすように教育すれば
 短所も長所にかわる。

【閑話休題】:端末いじめ

 文科省が推進する「GIGAスクール構想」、
学校のインターネット環境を整備し、生徒一人に一台づつ
端末を配って、教育の情報化を進めていくとして、
全国の自治体に、一人一台の端末を配ったのは、
今年3月末のこと。

 学校で配られたタブレットなら当然、使用時間や検索の
制限がかかっていると思われたが、ゲームし放題、YouTube等
見放題の設定のまま。
ほとんどが、使用制限のない状態で児童生徒に渡されたていた。

 「校長は、あえてルールを設けず、子供の自主性に任せて、
失敗のなかで学ばせるという方針」と言う。

 「クロームブック(タブレット端末)」を持ち帰る場合は、
『長時間や深夜の使用はしないように』、『勉強以外に使わせ
ないように』と書いた文書を渡すだけで、具体的な配慮は無し。

 学校で配る「タブレット」なら、当然、時間や検索に制限を
かけるのが筋でしょう。
(個人の所有物ではなく、学校の備品なのですから。)

 校長は「ルールをつくらなかったことで自主運営できるように
なった」と自我自賛していますが、何処を見ているのでしょうか?

 学校で配る「タブレット」に、教育者側が
制限をかけることをためらう理由がわからない。
(学校の備品です。

 学校側で、適正に端末を管理するルールを定め、
児童生徒に周知し、ルールを守らせる義務がある
はずです。

 今回これを使ったSNSで、個人を誹謗中傷・攻撃する。
行為(いじめ)があり、自殺者も出てしまいました。

 ほとんど制限がない形で児童生徒に渡されたクロームブック。
学校側が “設定ミス” をして、このような仕様になっていた
わけではありません。

 PW(パスワード)は、学級で共通の設定になっていおり、
ID(個人識別番号)も、出席番号からたやすく推測できるもの
となっていたことから、攻撃する側は、他人になりすましをして
攻撃する事も可能なので、加害者を特定することは、
非常に困難な状況になっています。

 校長等は、この様ないじめが発現することの予見が
全く出来なかったのでしょうか? 教育者失格です。

 早急に対策を講じるべきです。
このままでは、配布した「クロームブック(タブレット端末)」は
いじめのツールになってしまいます。

 * 天気予報犬小屋に入るネコ愁思
        2021.09.19.moai291

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事