「これ何? 」:利己
「母が己が一人子を命を賭けても護る。
そのように、一切の生きとし生けるものどもに
対しても、無量の慈しみの心を起こすべし。」(仏陀)
母は、わが子を命をかけても護る。
しかし他人の子に対しては、わが子のライバルでも
あるかのように考え、積極的には護らない。
この行為は非常に人間的な事だとは思われますが、
「仏陀」は、それを超えろと教示しています。
一切の生きとし生けるものに対して………。
こうありたいものですが、どうしても利己が出てしまう。
「慈しみの心」とは何なのかを、
今一度考えさせられる今日この頃です。
「利己」との戦いなのでしょうか。
* 逃亡犯 取り囲まれし 花野かな
2020.10.09.moai291