「何これ? 」:精進
「学業は謹むれば精しく、嬉しめば荒む。
行いは思慮すれば成功し、怠ければ失敗する。」
(唐・韓愈)
身を慎み精進し、つねに学べば幸せを招く。
深く考え行動すれば、成功を収める。
【閑話休題】:「#教師のバトン」プロジェクト
「#教師のバトン」が炎上中だそうです。
キャッチコピーは「未来へつなぐ、教師のバトン」。
「#教師のバトン」は、文部科学省による、
教師の魅力をTwitterやnoteなどのSNSで発信し、
採用者増を狙ったプロジェクトのことです。
教員の労働環境の実情が過酷なのに、次の世代に
渡せるバトンなんてあるのでしょうか?
(ブラックのバトン?………)
「#教師のバトン」ではなく「#教師の負のバトン」の
様相を呈していると思われますが…………
文科省が投稿内容として想定していたのは、
「学校で行われている創意工夫」や
「派手さはないが、ちょっと役立つイイ話」、
「学校にまつわる日常のエピソード」などです。
ポジティブな意見を教師から発信してもらい、
教員のイメージ向上により、教員をめざす若者を
増やそうとする広報の一環だそうです。
しかし、教員の労働環境の抜本的な改革のプロジェクトこそ
今早急に必要な事なのではないのでしょうか?
これ無しに、教職員の魅力発信とは………
(ないでしょう~…)
「#教師のバトン」などと呑気なことを
言っている場合では無いと思います。
現場の認識と発信側の意識が乖離しすぎています。
「教員の労働環境」という問題が何も解決されていないのに、
「やりがい」という表面ずらだけで取り繕おうとするところに
問題がある様です。
まずは教員の待遇や労働環境をきちんと改善すべきです。
いやまてよ、もしかして「世論を作って財務省を動し、
予算等を獲得する作戦」なのでしょうか???…………
* 二十四時 桜はつねに そこにあり
2021.04.03.moai291