爺々ネタ?

「古くて新しい歌」(oji3のブログ23)

      古くて新しい歌:「情熱の薔薇」

 THE BLUE HEARTSの「情熱の薔薇」を久しぶりに聴きました。

 当時(1990年頃)は、この歌のメロディーやリズムはイイナと
思って聴いていました。
 しかし、ボーカルの甲本ヒロト氏は、歌唱力はあるけれど、
何か「ドハデ」な動きが目障りで、この歌の歌詞については
あまり心に届いていませんでした。

 この人の「ドハデ」な動きは、何かのお薬をやっているかの様な
印象もあり、あまり好きにはなれませんでした。

 最近この歌がラジオで流れていたので、それとなく聴いていました。
映像がないので、ボーカルの「ドハデ」な動きが見えないこともあり、
歌詞だけが素直に入ってきました。

 するとどうでしょう。
 何という素晴らしい歌詞なのでしょうか。
 分かりやすくもあり、奥が深く、宗教的な意味さえも感じさせる内容です。
 (年寄りは、すぐに感動するから、「ヤ」になっちゃう。)

 【歌詞】:甲本ヒロト
      永遠なのか本当か 時の流れは続くのか
      いつまで経っても変わらない そんな物あるだろうか
      見てきた事や聞いた事 いままで覚えた全部
      でたらめだったら面白い そんな気持ち分かるでしょう

まるで仏教の「無」の思想にも通じるものがあるような気がしています。

  ボーカルの甲本ヒロト氏は、歌詞の意味を問われたとき、
 「聴いた人が感じたことがすべて」 というような事を言っています。

 若いころに、もう少し本気で生演奏(ライブ)でも聴いていおけば
良かったのにな~ と、今頃後悔しています。

 まさに、「古くて新しい歌」だと思います。

 この曲のタイトル「情熱の薔薇」は、一見陳腐に見えます。
なんだか安物のラブソングのタイトルみたいに思えます。

 しかし、ここは「薔薇」でなければならないと思います。
 そして、「情熱」でなけらばならないのです。
 「薔薇」とは?、「情熱」とは?を突き詰めて、この歌詞を理解すれば
おのずと答えが出てくるものと思われます。

 答えは、
  【歌詞】の続き、
    答えはきっと奥の方 心のずっと奥の方
    涙はそこからやってくる 心のずっと奥の方

    情熱の真っ赤な薔薇を 胸に咲かせよう
    花瓶に水をあげましょう 心のずっと奥の方

  です。
   だからこそ、「情熱の薔薇」なのです。
 (ウーン、分かったような、分からないような~)

 とにかく個々人でそれなりに感じ取れば良いと言う
ことだと思います。
             2020.05.13.moai291(凸⇒凸)
 「THE BLUE HEARTS」
   1985年に東京で結成されて、1987年にメジャーデビュー、
 1995年に解散。

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