なりたち

　幼少の頃から股間をこすりつけると気持ちいいことは知っていました。そしてそれは人前で堂々とすることでも友達に話すことでもないことも何故だか知っていました。だからきっときっかけなんてなかったんだと思います。


　ドラマや映画やアニメやマンガなどのＨなシーンをドキドキしながら見て、本屋でたまに見かけるＨな本の表紙で妄想を膨らませながら育ちました。


　中学の頃、クラスメートの家で観たＡＶで頭が沸騰しそうになりながらも初めて見たＳＭプレイに意識が集中していました（その時はもちろん平静を装っていましたが）。そしてその頃から自虐行為や自慰でイクことなども覚えました。


　それでもノーマルの彼氏とノーマルのセックスには十分満足していました。むしろそういう私の性癖は絶対に知られちゃいけないと思っていたし、そういう性癖ってどこか別の世界、次元でないと行えないものだと頑なに思っていました。


　でもいつしか自虐オナニーだけじゃなく、こっそりと秘密裏に性欲を満たしてみたいという衝動にかられます。当時、２ショットダイアルなんかで知らない人に性癖を打ち明けてみたり、ＴＥＬプレイとかもしてみたりもしました。そうしているうちに、縛られたい願望が膨らみ抑えきれなくなってしまっていました。


　１回きりの　お試し　を何度か繰り返してみたりもしましたが、チャットで同じ性癖をもつ人達の話を聞いたり（想像以上のＭ女さんに動揺させられたりもしましたが）してるうちに私なりに恋愛と主従関係のバランスをうまくとるように努めることもできるようになりました。


　そういった私なんですが、私は主様に飼われる生活を送りたいとは思いません。ノーマルのセックスと普通の社会生活を送ることと同様に、それはそれこれはこれとオンオフがはっきりしています。私には性とは無関係な野望や好きなことがたくさんありますし、それらを実現できるように（性欲よりも優先されます）前向きに生きています。


　絶対に秘密で誰にも知られるはずのなかった私の性癖や行為や妄想の数々。幼い頃からの時系列ではなく、思い出したことを順不同に書き綴っていこうかなと思ってこのブログを開設しました。
　これらがあなたにとって萌えのお手伝いになれば…^^ｗ