槙谷美貴子のアフリカ~中東の気候と国々

槙谷美貴子がアフリカ~中東の気候と世界の国々をご紹介致します。

アフリカの気候

2012-06-14 12:29:36 | 日記
皆様はじめまして、こんにちは、槙谷美貴子です。

「槙谷美貴子のアフリカ~中東の気候と国々」
ご覧下さいましてありがとうございます。

本日槙谷美貴子がご紹介させていただきますのは、アフリカの気候です^^



大陸のかなりの面積が熱帯に属し、赤道を挟んで南北への広がりがほぼ等しいため、アフリカでは各地の気温に劇的な違いはありません。

北アフリカの低地と沙漠地帯では高温になることがあり、大陸の広い地域で海洋の影響を受けず、昼夜の温度較差や夏冬の温度較差が大きい。(夜間の放射冷却や空気の希薄さ、極低湿度によりサハラでは最低気温が氷点下になることもある。)

これより南では海洋からもたらされる湿気により熱はいくらか緩和される。また東アフリカをはじめ標高が高い地域では、気温の日較差はコンゴ盆地やギニア湾岸より拡大する。

大陸の北端や南端の気候は温暖であるが、北側の地域は南側の地域より全般に気温が高い。その理由は大陸の南側では陸地の東西幅が狭く、海洋の影響が気候により反映されやすいからである。

気候上アフリカの地域間較差が最も大きいのは降水量である。灼熱したサハラ沙漠とこれより小ぶりなカラハリ沙漠ではきわめて少量の雨が降るが、海洋からの風は周囲の高地を通過しながらその湿気を(雨として)失ってのちこのような沙漠に吹き込む。そして日射により灼熱した内陸の大地で熱せられさらに湿度が低下する。またアフリカ中部には山岳地帯があまりないためこの一帯では急激な上昇気流が起こりにくく水蒸気が凝結しにくい。熱帯地域の降水量は太陽が天頂を通過する直後に最大となる。そこで赤道付近では年に2回太陽が天頂を通過するため雨季が2度あり降水量も最大、北回帰線・南回帰線付近では雨季が1度になり降水量もやや少なめになる。

多雨地帯の様子は東西で大きく違う。北部の乾燥気候帯は東海岸に沿って南に拡がり、南部の乾燥気候帯は西海岸に沿って北に拡がる。熱帯のギニア湾岸地方やナイル川上流域では集中豪雨が発生し、世界の多雨地帯のひとつに数えられる。アフリカでもっとも雨が多い地域はカメルーン山の西側の海岸地帯で、平均年間降水量は約9,910mmである。ちなみに世界最高はインドのメガラヤ州にあるチェラプンジで約11,630mmである。

赤道地帯では年に2度の雨季があるが、南北の回帰線に近づくにつれ1度に集約されてゆく。高山では降雪があり、頂上付近は高山性気候である。

サハラ沙漠に隣接する地域では、微細な砂粒をともなうきわめて乾燥した風が沙漠から海に向かって吹き荒れる。エジプトではハムスィーン (khamsin) 、地中海地方ではシロッコ、ギニア湾岸ではハルマッタン (harmattan) とよばれる。灼熱の風ではないが、きわめて乾燥しているので湿気の蒸散が早く風邪の原因ともなる。同じような乾燥風は南部のカラハリ沙漠でも吹く。東海岸ではインド洋から季節風が吹き、南東部では時折サイクロンが襲来する。



アフリカの気候は変化がとても激しいようですね~。
年中暑いイメージしかありませんが、氷点下に達する時もあるとか恐ろしいです。アフリカの方々は日中は暑いですが、夜間はどのように寒さを凌いでいるのでしょうか?大変気になりますね。