今日午前8時30分に旧長野県勤労者福祉センター跡地より星野野球日本代表監督により聖火リレーが出発した。 私は仕事が入ってしまった為その時間には行けなかったので、せめてと思い6時に善光寺に参拝した。7時から今回のチベット騒動で亡くなられた方々の法要がある為です。6時の善光寺は朝の法要が行われており、そこでお参りをした。善光寺周辺は物々しい感じで警察官の方々が準備をしておられ私も声を掛けられました。中国人の人たちも自分達が使う中国国旗等の準備をしていた。まさにこれから始まるのだなという感じでした。今回逮捕者を6名出たものの、大きな事が起きずに終わった事はなによりであり、これも抗議活動を等をなされた大多数の方々が法令を遵守し又長野県警を始め警察関係者の方々、又関係者の方々の努力の賜物と思います。しかしながら あの中継等を見ていると事前に中国人の人たちには情報が伝わっていたのではないかと思うふしを有りました。ゴールの若里公園や沿道には 中国人しかいないと思う位の感じで、地元長野市民はあそこにいたのか分からない感じであったと思います。それにしても日本国でやる聖火リレーにおいて、あれほどまでに人数の多さにものをいわして、中国国旗をたなびかせるのは少しデリカシーに欠ける行為に見え、あくまでも私の個人的意見ですが中国人の品位の低さには閉口しました。とにかくチベットの問題はまだまだ続く問題です。
明日4月26日(もう当日かな?)北京オリンピック聖火リレーが予定されている長野市の深夜の様子。今日夜22:00位に電話があり、私の住んでる長野氏南部の町から長野市中心部に向かう用事が出来た。はっきり言うとお迎えなのだけど、はっきり言ってビックリしました!!なんと長野市中心部に向かう橋では検問が行われ、いつもよりはるかに多い警察官の方々が長野駅前を巡回し、パトカーも巡回していまし、聖火の出発地ではマスコミの方々と思われる方が結構一杯いらっしゃりました。警備についてはさすが中国に結構頭に来ている日本の警察が、中国にゴタゴタ言わせないためにも警備だけは完璧にやるぞ!!というような意気込み的なものを感じました。聖火防衛隊の人たちが泊まっている「ホテルメトロポリタン長野」の周辺(長野駅の隣)にも警察車両が止まっており、北京オリンピックの関係者を警備しているのか監視しているのか分からない感じでした。今日のテレビなんかでは、「聖火が市民とふれあえない」「そんな聖火リレーにいみがあるのか」というような市民の声が放送されていたけど、警察の立場からすれば「そうやらざろうえない」ということなのでしょう。又反日テレビ「テレビ朝日」の報道ステーションで 鳥越俊太郎氏が国家の首脳の取り決めの為に赤字財政の我が国が こんなにも税金を使う事に疑問を投げかけておられたけど、私から言わせれば なぜもっと早い段階でメディアで訴えなかったのか!!もっと前からやる事は分かっていた事ではないのでしょうか。今更言うのは後だしジャンケンみたいで、卑怯な感じがしました、もし知らなかったのであれば ジャーナリストとしてどうなんだろう?という感じだと思います。でもこの聖火リレーが「チベット問題を中国が全世界に宣伝してしまった」という所はその通りだなーと納得しました。
18:00のニュースで新華社通信が「中国政府がダライ・ラマ14世と対話に応じるため、ダライ・ラマ14世の代理人と交渉をしている。」と報じていた。これが中国政府がチベット問題の平和的解決のために純粋に行っているのであれば、大変評価できる事だと思います。しかし中国政府が北京オリンピックの為だけのデモンストレーションだけであるかも知れないので注意深く見ていかなければならないと思います。でも別の見方をすれば、あれほどダライ・ラマ14世との対話を諸外国から要求されていても、内政問題だ!!の一点張りだったのが、ここにきてのこの行動は それだけ中国政府が追い込まれてきたという事なのかもしれない。
本日聖火リレー実行委員会の発表で星野監督以外の聖火ランナーの順番について、抗議等の警備の関係上発表できないとの事でした。そんなにまでしなければいけないのでしょうか?そんなにまでしてやらなければならないのであれば、いっそオリンピックスタジアム等オリンピック施設の中だけでやればいいのではないか!!だいたい日本は思想・言論・表現の自由があり、抗議も応援も自由に行えるはず。暴力的な事をする者に対しては排除すればいいのであって、普通に法律にのっとった形の抗議に対してまでこのような警戒するのは疑問があります。もっとマスコミの方々や人権団体の方々も言ってもいいのではないでしょうか!! これはある意味において思想・言論・表現の自由を侵害している事と一緒だと思います。
4月26日に行われる聖火リレーの出発に先立ち 午前7時から有志方々や善光寺の僧侶の方々で今回のチベットでの犠牲者の方々の法要を行う事が発表されました。
私はこのブログで善光寺の批判をした事も有りますが、このような形になってきた事は涙が出るぐらい感動し嬉しく思います。
先日より報道等で知られているとは思いますが、出発地の辞退により感謝・激励の電話 メール等が善光寺に一日100件以上来ているそうです。しかしながらこれを批判している方々もいらっしゃるのも事実で、長野市周辺で発行されているタブロイド紙では一面に 読者からの投稿の形で善光寺の今回の辞退を批判する文が掲載され、容認する投稿は3面位に掲載されていました。この掲載の形に何らかの思惑があるのか多少の疑問も持ちました。そこの投稿文に「何も恐れることなく毅然と聖火リレーを遂行すればよい。」「誰も拒まないのが善光寺なのだから聖火リレーをやるべき」というのがありましたが 何も恐れる事も無いのであるのであれば 何も恐れることなく自分達の意思で拒否する事も出来る訳で、拒否をする事の方がはるかに茨の道だと思います。又誰も拒まないからこそ何の利害も無い遥かヒマラヤの民の平穏の為に行動するのではないでしょうか。日本人は先の大戦以来平穏すぎて、自分以外の人への配慮というか感心が薄れてきたのではないかと思います。今の日本の平穏がどのようなプロセスをもってもたらされたのかを もう一度考えてみるのも良いかもしれません。
それと 国宝善光寺本堂にスプレー缶で落書きをした愚か者がいたけど どのような人がやったのか、どのような気持ちでやったのか まったく理解できません。もし聖火リレーで出発地の辞退をしなかったとしても 私なら絶対にそんな愚行は行わないでしょう。この馬鹿げた子供じみた行為が、まさか かの国の関係者で無い事だけをを祈っております。
私はこのブログで善光寺の批判をした事も有りますが、このような形になってきた事は涙が出るぐらい感動し嬉しく思います。
先日より報道等で知られているとは思いますが、出発地の辞退により感謝・激励の電話 メール等が善光寺に一日100件以上来ているそうです。しかしながらこれを批判している方々もいらっしゃるのも事実で、長野市周辺で発行されているタブロイド紙では一面に 読者からの投稿の形で善光寺の今回の辞退を批判する文が掲載され、容認する投稿は3面位に掲載されていました。この掲載の形に何らかの思惑があるのか多少の疑問も持ちました。そこの投稿文に「何も恐れることなく毅然と聖火リレーを遂行すればよい。」「誰も拒まないのが善光寺なのだから聖火リレーをやるべき」というのがありましたが 何も恐れる事も無いのであるのであれば 何も恐れることなく自分達の意思で拒否する事も出来る訳で、拒否をする事の方がはるかに茨の道だと思います。又誰も拒まないからこそ何の利害も無い遥かヒマラヤの民の平穏の為に行動するのではないでしょうか。日本人は先の大戦以来平穏すぎて、自分以外の人への配慮というか感心が薄れてきたのではないかと思います。今の日本の平穏がどのようなプロセスをもってもたらされたのかを もう一度考えてみるのも良いかもしれません。
それと 国宝善光寺本堂にスプレー缶で落書きをした愚か者がいたけど どのような人がやったのか、どのような気持ちでやったのか まったく理解できません。もし聖火リレーで出発地の辞退をしなかったとしても 私なら絶対にそんな愚行は行わないでしょう。この馬鹿げた子供じみた行為が、まさか かの国の関係者で無い事だけをを祈っております。
あるブログを介して大紀元というサイトを見るととんでもない事が書かれていた。あまりの事にガセネタではないかとは思うけど かの国ならやらないとは断言できない所が怖いところです。
まずは 興味があれば見てください。
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/html/d78368.html
本当であれば 愚行と呼ばざろう得ない事であり 明らかなテロ行為です。それを大使館が要請しているなんて事はありえない事だとは信じたいけど。 長野県警の方々には、我が国の憲法で保障されている崇高なる思想言論の自由を守って頂くためにも、その様な事もあるかもしれないという気持ちを持って警備に臨んでほしいと思います。
まずは 興味があれば見てください。
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/04/html/d78368.html
本当であれば 愚行と呼ばざろう得ない事であり 明らかなテロ行為です。それを大使館が要請しているなんて事はありえない事だとは信じたいけど。 長野県警の方々には、我が国の憲法で保障されている崇高なる思想言論の自由を守って頂くためにも、その様な事もあるかもしれないという気持ちを持って警備に臨んでほしいと思います。
本日名古屋にてチベット問題についての デモ行進をを有志の方々が呼びかけて行われたらしい。青山繁晴氏のブログにてこの情報を見たものではっきりした事は分からないですが まずはご苦労様でした。私は仕事等があり参加できませんでしたけど その志は賞賛に値すると考えます。
青山さんのブログ[ON THE ROAD]から一部引用させていただきます。
ほんとうに、まったく互いになんの利害関係もない、まんま普通の人々が、ただ「チベット人の苦しみを放っておけない」という理由、それだけで会社を休み、仕事を休み、子どもに留守番してもらい、デモ行進を計画し、実行するのです。
たとえば、きのうも、愛知県豊田市や京都市などから自分で安くはない交通費を賄って、自分の利益には何もならないのに、ぼくのところへ相談に来られた。
しかも、ぼくがお会いできる時間を朝いちばんしか、どうしても設定できなかったので、前日から泊まられて、それももちろん自費で賄って、わざわざ来られたのです。
デモのさまざまな準備も、当日の実行も、もちろん費用も時間も労力もかかります。
そうまでしてやるのは何のためか。
すべて、会ったこともない、見たこともない、これからも利害の関係など生まれるはずもない、名も無きチベットのひとびと、遙かヒマラヤ山脈に抱かれて生きる遠いひとびとのためなのです。
凄いぞ、われら日本国民!
私はこのブログを読んで胸が熱くなると同時に その方々の気持ちというか、志というかよくうまく書けませんが とにかく涙が出るくらい感動しました。
青山さんのブログ[ON THE ROAD]から一部引用させていただきます。
ほんとうに、まったく互いになんの利害関係もない、まんま普通の人々が、ただ「チベット人の苦しみを放っておけない」という理由、それだけで会社を休み、仕事を休み、子どもに留守番してもらい、デモ行進を計画し、実行するのです。
たとえば、きのうも、愛知県豊田市や京都市などから自分で安くはない交通費を賄って、自分の利益には何もならないのに、ぼくのところへ相談に来られた。
しかも、ぼくがお会いできる時間を朝いちばんしか、どうしても設定できなかったので、前日から泊まられて、それももちろん自費で賄って、わざわざ来られたのです。
デモのさまざまな準備も、当日の実行も、もちろん費用も時間も労力もかかります。
そうまでしてやるのは何のためか。
すべて、会ったこともない、見たこともない、これからも利害の関係など生まれるはずもない、名も無きチベットのひとびと、遙かヒマラヤ山脈に抱かれて生きる遠いひとびとのためなのです。
凄いぞ、われら日本国民!
私はこのブログを読んで胸が熱くなると同時に その方々の気持ちというか、志というかよくうまく書けませんが とにかく涙が出るくらい感動しました。
今日 長野市と善光寺が協議を行い善光寺が出発地の辞退を申し入れ了承された。妥当な判断であり私は高く評価いたします。私としてはもっと早い段階で決定されるのが望ましいとは感じたけどやらないよりは数百倍意味がある。今となれば善光寺にも立場等があって まーギリギリの判断であったのではないかと思う。善光寺は基本的に宗派という物は無く、全国でも珍しく寺院代表者は住職ではなく善光寺事務局長という人が代表者です。ただ天台宗の大勧進と浄土宗の大本願という所が宿坊等塔中寺院を纏め宗教儀式を行っている。くしくも大勧進は大樹玄承氏が執事長を勤める別格本山「書寫山 圓教寺」と同じ天台宗 なにか同じ宗派ということもあり共感する僧侶の方もいらっしゃったのではないだろうか もしそうであれば大樹玄承氏の勇気ある行動も多少は報われたのではないかと思います。
とりあえず 上げときます
善光寺、出発地返上の方針=長野市の五輪聖火リレー
4月18日9時6分配信 時事通信
長野市で26日に行われる北京五輪の聖火リレーで、出発式を行う予定になっていた善光寺は18日までに、聖火リレーの出発地を返上する方針を固めた。既に主催者である市側に非公式に打診した。出発地変更の可能性は市の聖火リレー計画に大きな影響を与えるもので、同市聖火リレー実行委員会は開催日まで10日を切った時点で、大幅な計画変更を迫られる異例の事態となる。
市は善光寺に対して出発式の時間帯に一般参拝客の立ち入りを規制し、迂回(うかい)路を設けるよう要請しており、善光寺はその対応を決めるため17日午後、非公開で幹部会議を開き出発地返上の方針を固めた。18日午後の全住職が集う「全山会議」で最終決定される見通し。複数の関係者が明らかにした。
会議に出席した住職は「われわれはチベット人と同じ仏教徒との気持ちが強かった」と理由を話している。
善光寺、出発地返上の方針=長野市の五輪聖火リレー
4月18日9時6分配信 時事通信
長野市で26日に行われる北京五輪の聖火リレーで、出発式を行う予定になっていた善光寺は18日までに、聖火リレーの出発地を返上する方針を固めた。既に主催者である市側に非公式に打診した。出発地変更の可能性は市の聖火リレー計画に大きな影響を与えるもので、同市聖火リレー実行委員会は開催日まで10日を切った時点で、大幅な計画変更を迫られる異例の事態となる。
市は善光寺に対して出発式の時間帯に一般参拝客の立ち入りを規制し、迂回(うかい)路を設けるよう要請しており、善光寺はその対応を決めるため17日午後、非公開で幹部会議を開き出発地返上の方針を固めた。18日午後の全住職が集う「全山会議」で最終決定される見通し。複数の関係者が明らかにした。
会議に出席した住職は「われわれはチベット人と同じ仏教徒との気持ちが強かった」と理由を話している。
久々の更新!! 今日なにげにテレビを見ていたら 自民党の伊吹幹事長が胡錦濤国家主席と会談し福田総理のチベット問題についての親書を渡し、オリンピック成功のため サミットで各国に協力を要請すると流れていた。伊吹幹事長は一政党の幹事長にすぎない立場でその様な事を国家元首に言えるのか疑問です。又今のところサミット参加国は首脳の開会式の参加を見合わせると言ってるだけでオリンピックのボイコットをするとは言っていない訳だから協力を要請するというのも疑問であるし、其の国々が独立国として今回のチベットの弾圧・人権侵害に対して独自の判断で言っていることを 一政党の幹事長が外国の国家元首の前で言うべき事ではないとおもう。
さて昨日のスポーツ報知にて善光寺の対応というか 動きが掲載されていたので載せたいと思います。いよいよというかやっと善光寺の心ある方々が動き出した感じがします。
4月15日8時1分配信 スポーツ報知
日本で唯一、北京五輪の聖火リレーが26日に行われる長野市。そのスタート地点となる善光寺が、聖火リレーへの場所の提供を辞退する可能性が出ていることが14日、分かった。善光寺事務局は「(辞退が)100%ないとは言えない」と話している。善光寺では第1走者のトーチに火をともす「出発式」も行われる予定があり、同寺の今後の対応次第では、リレーコースを含めた計画の大幅な見直しを余儀なくされる可能性もある。
聖火リレーのスタート地点となるはずだった善光寺が、本番直前になって“ボイコット”する可能性が出てきた。
善光寺が聖火リレーのスタート地点となることを引き受けたのは、昨年暮れ。長野冬季五輪では、同寺の鐘の音が開幕を告げるなど、五輪との関係も深い。しかしその後、チベット問題が表面化。世界各地で、聖火リレーに対する妨害行動が過激化するなど、状況は激変した。
善光寺事務局は「今の段階では、予定通りスタート地点を引き受ける」とした上で「今後の情勢次第では(辞退も)100%ないとは言えない。急転直下ということもあるかもしれない」と“ボイコット”の可能性を否定しなかった。
宗派こそ違うが、善光寺とチベットは同じ仏教徒。善光寺側も、チベットをめぐる騒乱を「大変憂慮している」という。長野県内にある別の寺の住職は「善光寺の若い住職の中には、聖火リレーへの協力を辞退すべきとの考えも出ている」と漏らした。
同事務局は「住職の中から辞退すべきという声が出ているとは聞いていない」としているが、一方で「近く役員会や局議などで意見を聞く機会をつくることもあるだろう」と改めて寺としての見解をまとめる考えを示唆。本番まで2週間足らずだが、「いつまでという期限は決めていない」という。
善光寺には、市民らから連日数十件の電話がかかっている。その多くが聖火リレーへの関与をやめるべきとの抗議の声で、「由緒ある寺の名に傷がつくのが心配だ」などの意見が寄せられているという。
長野市の聖火リレー実行委員会は、善光寺の辞退の可能性について「今のところ善光寺側からそういう申し入れはない。スタート地点の変更も考えていない」と語った。
善光寺は、リレーのスタート地点として「出発式」が行われるだけでなく、善光寺と長野駅を結ぶ目抜き通りは、リレーコースの中で最も沿道に観客が集まる注目区間で、著名人が走る可能性も高い。万が一“ボイコット”となれば、コースの見直しなど、計画の大幅な変更は避けられない。
以上
追伸奈良では仏教関係の方々が マスコットのデザインの抗議をしているらしいけどなんとも平和な事である
さて昨日のスポーツ報知にて善光寺の対応というか 動きが掲載されていたので載せたいと思います。いよいよというかやっと善光寺の心ある方々が動き出した感じがします。
4月15日8時1分配信 スポーツ報知
日本で唯一、北京五輪の聖火リレーが26日に行われる長野市。そのスタート地点となる善光寺が、聖火リレーへの場所の提供を辞退する可能性が出ていることが14日、分かった。善光寺事務局は「(辞退が)100%ないとは言えない」と話している。善光寺では第1走者のトーチに火をともす「出発式」も行われる予定があり、同寺の今後の対応次第では、リレーコースを含めた計画の大幅な見直しを余儀なくされる可能性もある。
聖火リレーのスタート地点となるはずだった善光寺が、本番直前になって“ボイコット”する可能性が出てきた。
善光寺が聖火リレーのスタート地点となることを引き受けたのは、昨年暮れ。長野冬季五輪では、同寺の鐘の音が開幕を告げるなど、五輪との関係も深い。しかしその後、チベット問題が表面化。世界各地で、聖火リレーに対する妨害行動が過激化するなど、状況は激変した。
善光寺事務局は「今の段階では、予定通りスタート地点を引き受ける」とした上で「今後の情勢次第では(辞退も)100%ないとは言えない。急転直下ということもあるかもしれない」と“ボイコット”の可能性を否定しなかった。
宗派こそ違うが、善光寺とチベットは同じ仏教徒。善光寺側も、チベットをめぐる騒乱を「大変憂慮している」という。長野県内にある別の寺の住職は「善光寺の若い住職の中には、聖火リレーへの協力を辞退すべきとの考えも出ている」と漏らした。
同事務局は「住職の中から辞退すべきという声が出ているとは聞いていない」としているが、一方で「近く役員会や局議などで意見を聞く機会をつくることもあるだろう」と改めて寺としての見解をまとめる考えを示唆。本番まで2週間足らずだが、「いつまでという期限は決めていない」という。
善光寺には、市民らから連日数十件の電話がかかっている。その多くが聖火リレーへの関与をやめるべきとの抗議の声で、「由緒ある寺の名に傷がつくのが心配だ」などの意見が寄せられているという。
長野市の聖火リレー実行委員会は、善光寺の辞退の可能性について「今のところ善光寺側からそういう申し入れはない。スタート地点の変更も考えていない」と語った。
善光寺は、リレーのスタート地点として「出発式」が行われるだけでなく、善光寺と長野駅を結ぶ目抜き通りは、リレーコースの中で最も沿道に観客が集まる注目区間で、著名人が走る可能性も高い。万が一“ボイコット”となれば、コースの見直しなど、計画の大幅な変更は避けられない。
以上
追伸奈良では仏教関係の方々が マスコットのデザインの抗議をしているらしいけどなんとも平和な事である