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日々のスピリチュアル日記です。

因縁の難しさ

自らの家系に因縁がある事を気付き、出来る事はあるのか過去に試した事がある。

父の家系には、そこそこ霊格の高かった女性がいて、4代前位にお歯黒をし和菓子屋であった家の中で凛と生きた女性だったそうだ。
唯一亡くなった父から話しを聞いていたが、その女性は当然父を守護していた。

以前も書いたが、その人はしっかりした人で死の前に身内を集め
「今夜、お迎えがくるから」と
お別れに都々逸(歌)を歌い挨拶をすませたといった人で、その通りに亡くなった。
当然会った事の無い私は顔を知らない。写真もなかったが、霊的には兄の子供のお宮参りの写真に写り込んでいたので、おぼろげに認識はある。写真を見て
「なんだ、やっぱりこの家族も守護してたのか・・・羨ましいなぁ」と思っていた。

父は特別頭が良い訳でも無く、人に使われるのが嫌で30代後半には自営業に転じていたが、すこぶる人との巡り合わせが良く運もかなり良い人で、学歴など無いのに東大卒の上司に恵まれ可愛がられ、独立後は相談や指導を受けていた。
ただの地方の工場の作業着姿の父に・・東大卒が指導(笑)・・しかも無償。

私は父のこの運の良さは先に記した4代前の守護と助けによるものと踏んでいたので、その守護を羨んでいた。

しかし、戦時中に発生した因縁とはどう仕様も無く、本家本体ではこの因縁に潰された感が否めなかった。

裏打ち出来る資料が無い為、私の勝手な見立てになるが、父の8人兄弟の中の次男が徴兵で中国に出兵し現地で亡くなっている。この次男は憲兵で、多分私の感じるところ殺◯をしている。

因縁と言い切るのは本家の直系男子がほぼ癌死もしくは家庭崩壊、若くして亡くなる者もいた、今はズレた系図で墓守りをしている。
姉妹は名字が変わって免れている。

父の生前に気になり、私もカトリックのミサで、家でも祈ってみたが、先方は1人でも無いし命を奪われた恨みは私如きが祈ってどうなる事でも無い様に思われた。よい結果は得られなかったが、父はたまたま知り合った医師に、何故か胃カメラを勧められ、胃癌を早期発見。
運良く2/3切除で命拾いした。守護が強く幸いしたのだと思う。数年後に他界したが、犬の散歩中の心臓発作で、娘の私から見れば80代の十分生きた年齢で、病んで辛い闘病に長く苦しむより幸いだったと思う。(肉体を離れる時に声をかけられたが、魂は現界に未練は無いようだった)

戦争の中命を奪われた方々の魂は家族からの長い供養が必要だと思う。通常の死に方では無いのだから。
先に記した次男は、戦争で人を殺◯したが一方では被害者でもある。出兵時・・・多分17才前後。被害者の恨みの前で申し訳無いが、私はこの次男が霊的に救われたのを知ってる。祈りをある程度繰り返したある日、金色の淡い光の中満面の笑みで私の眼前に現れた。(この時は神道系の神に救いをお願いした。)
「あぁ、楽になったんだね。」
私も嬉しかった。

戦争というものの残酷さ、そして生まれる因縁。全体に対する浄化は成されるべきと思う。

他に長年見続けた結果、因縁であろうと思われる事。

狭い地域で、ある苗字の家が私の知る限り長年何代も不幸に見舞われている。

この苗字の人は、振る舞いとして何ら問題もないし、人としてかなり芯の強い方々なのだけれど、どうも戦乱の世で武士の家系で滅ぼした側からの恨みが因縁となっているようだった。
やはり、結婚等で苗字が変わると解放されるのを目の当たりにした事がある。

因縁や霊障を家から払ってしまった現象を見た事もある。
数代前の家長が悪霊になったらしい家を身近に見た。その家長の生前と同じ酒癖が子供にも現れ、霊的に子供を通して酒を飲みたいが為に子供を酒で不随の病気にまで追い込み、家庭不和、事故死を起こし抜いていた。
その本家の孫が結婚した時に全てが一変した。

嫁いで来たお嫁さんは、ちょっと明るい感じがする普通の女性だったが、その背後にいる守護が格段に明るい光を放ち、当時の私は
「福の神」を連れて来ちゃった?と目を見張った。
案の定、霊障は悪霊になった家長の子供で止まり、孫の家族は本当に幸せになった。
「福の神」と書いたのは、そのお嫁さんの守護がお多福のお面をしているのをビジョンで見たからなのだが、後々までその姿であったかは解らない。ただ、お嫁さんのご実家の方々も朗らかな方ばかりで、多分お母様が仏教系の信心を習慣的に大切にされ、仏壇も代々大事にされた家系なのだと思う。

自分が原因でも無い因縁を背負う事は、古臭い考え方と思うかも知れないが、宇宙的視野に広げれば過去世からくる悪い事も因縁と言える。

自らを宇宙意識に向ける時、集合意識、全体意識に良い意識を送りたいと望む時、現界に起こる霊障、因縁は無視放置出来ないと反省する時がある。

その為にも、創造主の愛のエネルギーを地に頂き、地の表も空間も霊的現界も浄化して頂く事が大切なのだなぁ・・と、サボりがちな自分に駄目出しを記す。
自らエネルギーワークが出来なくても、祝詞、真言、キリストへの祈りは浄化そのもの。
体調が悪い日が続き、自ら祈れ無い時は、除霊動画多様中。ヘタレな私。



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