社長ブログ

ユーミーマンションを手がけている宮崎建設の社長ってどんな人?
少しでも理解して頂ければと思います。

豊かな心と、希望を持って。

2008年06月29日 00時35分49秒 | Weblog



今日は、私が知人にもし「なんかいい映画ない?」と尋ねられたら、迷わずこの映画を薦めます。

その映画のタイトルは、「ショーシャンクの空へ」この映画を一押しで薦めます。
概要ですが時代背景は1947年優秀な銀行の副頭取だったアンディーは、無実の罪をきせられ、妻とその不倫相手を殺害したとして終身刑となり、ショーシャンク刑務所に服役する。次第に、調達屋のレッドをはじめとして他の囚人とも友情が深まり、刑務所内の待遇を改善する一方、元銀行勤務の経験を活かして刑務官たちの財務処理、財産運用などの相談にのり、所長の汚職の手助けをするようになる。刑務所においてアンディーの存在がなくてはならないものとなっていたとき、アンディーの無実を証明できる人が入所し、アンディーは所長に訴えるが、所長は証人を殺し、アンディーを塀の中に拘束する・・・。

内容を簡単に説明するとこんな感じなのですが、実際の内容は時代を問わずに我々現代社会にも十分語りかけてくる内容です。

私は何人かにこの映画を薦め、そしてある人と一緒に鑑賞しました。
その方は、色んなトラブルを抱え日々苦悩する毎日を送り悩んでおられました。
この映画は苦労の度合いが、強ければ強いほど受け取り方が深くなるように私は感じております。

今この現代社会で色んなもの犠牲になっている人々・・・
ますます格差社会が進む中で、どうしようも無い現実に人生をあきらめ、そして色んな敗北者?犠牲者?がこれからも目に見えて増え続けるのかもしれません。
刑務所に服役する囚人達は罪を犯して収監されますが、現代社会の敗北者?犠牲者?いわゆる負け組みと呼ばれた人々・・・(私は決して全てが敗北者なんかじゃないと、思っています)
この映画に例えれば、まさにそびえ立つ塀=現実なのかもしれませんが、その塀の中で人は希望と豊かな心を失い、どうしようも無い現代社会の現実からも同じ物をを失っていくのかもしれませんね。
しかし私は負け組みと呼ばれる人々の人間性は、人を押しのけてでも這い上がる性格だったり、自分だけはと言う人が少ないように感じます。

自分の利益よりお客様や友人そして時には恋人を優先すような、心優しい人が多いように感じます。
当然民主主義社会ですから、「騙される方が悪い・・・」「人を信用しすぎる」この様な純朴で誠実な人ほど負け組みと呼ばれる側に必然的に多くなってしまう様に感じます。

私はどちらに属するのかは、私が判断するものではないと思いますがあえて私は負け組みの精神を宿し勝ち残って行きたいと考えます。

それはとても矛盾している様ですが、全てのスキルを身に付け自分が強くあれば、知識の無い人や、事実と知らずに契約に応じる様な人々を一人でも少なく・・・

少し変な方向に話は進んでしまいましたが、この映画の中で私が好きなシーンは囚人仲間がビールを飲むシーン、そしてオペラを刑務所内で流すシーン、そして何より希望を心に宿し続けて行動し続けるアンディーの生き様に感動を覚えます。

私自身、心豊かに生きる為にはやはり更なる強さを身に付け、そして何より確たる信念や希望を強く心に持ち続ける事が大切だと考えております。

人生とはプロセスの連続であり、それゆえに、どんなときでも希望や夢を失ってはいけないということを、この映画は教えてくれます。


是非「ショーシャンクの空へ」を鑑賞してみてください。

風を切って走ってください。

2008年06月21日 00時54分18秒 | Weblog
 人の一生は、こんなにもはかない物なのかと思い知らされる一日でした。
私が訪問している、お客様が最近いわゆる‘突然死‘で亡くなられた事実に驚きの一週間でした。

一人は、若き時代の青いタンクのCB750(K1)を納屋の一角に置き私が訪問すると必ず昔の自慢話を缶ビール片手に話されておりました。
マンション営業の話もそこそこに、CB750の横にあるスチールラックにはCB750のスペアパーツがしっかり準備されいつの日か、しっかりレストアして走り出すご自分の姿を夢見て準備なさっていたのでしょう。
決して若くはありませんでしたが(享年56歳)、そのお客様の少年の様に輝く眼差しは、バイクの話になると一層輝きを増し熱く話しておられました。
バイクに詳しい方なら理解できると思いますが、1968年から生産されたCB750!性能だけを比べましても、最近のバイクから見ますと比較にならない位劣っております。
しかしその眼差しは、「誰が何と言おうとCB750が世界で一番」
宮崎さん!何を持ってきても 俺+CB750 には勝てないよと・・・

夜中に倒れて、救急車で病院に運び込まれてその日の午後に亡くなられたそうです。

私  「もったいないですよ綺麗に直して一緒に走りましょうよ!」

故人 「簡単に言うな!いくら掛かると思ってるんだ!」

私  「バイクのレストア費用マンションの工事費に織り込みますか?」

故人 「何?・・・女房には内緒だぞ!」
   「ウ~~ン・・・ダメダメ!その手には乗らんよ!」
   「直しても、うまく乗れないかもな・・・」
   「あんた・・・自分で直すんだったら、これあんたにやるよ・・・」

バイクショップに任せてレストアするのだったら嫌だけど、ちゃんと自分の手で直して、可愛がってくれるのであれば、任すよ。
私は、故人の言葉を勝手にそんな風に解釈しております。

心よりご冥福をお祈りします。  
  


故人の車両とほぼ同型  CB750 K1

隠れ家での妄想

2008年06月19日 21時07分27秒 | Weblog
 最近中々自由な時間が取れずに、乗れずじまいのバイクについて乗せたい(載せたい)と思います。
我々の世代は趣味と言えばゴルフに釣り少し体に自信のある方はソフトボール、野球、サッカーといった所でしょうか?
私に至っては、家族からはっきり言って「諦められています。」「言っても無駄」
それはやはり歳相応の趣味を・・・やはり会社の責任を背負う立場としてはやはり「もっと立場を自覚して・・・」と自覚してません!
その結果私の「隠れ家」「秘密基地」はこんな感じになってます。

         
  シャッターを開けるとこんな感じ




            Z1000(07)の好きなアングル




         パーツリストや保存版雑誌や人に見せられない物が色々



当然富山の冬は、雪で乗れない物ですからバイクに乗れるのは、4月~11月初旬の約半年間しかありません。
その限られた余暇の中で、何とか乗る時間を捻出してきましたが、今年はまだ一度しか乗れていない情況です。

そこで私は今、バイクをこよなく愛するオーナー様や入居者様を今後大いに募集していけば、仕事と称してバイクに乗れるのではないかと真剣に考えております。

① 鹿児島への施主ツアーは当然バイクで行く!

② 日々の営業は車じゃ無くバイクで廻る!

③ オーナー会は、岐阜、長野、北海道でバイクで集合!

④ 協力業者の中からバイク好きを募って安全運転教室をサーキットで行う。
   (趣旨は、もちろん交通安全の一環で安全な運転技術を培う。)

如何でしょうか?






穏やかな日々

2008年06月11日 23時04分33秒 | Weblog
 富山は、いまだに入梅宣言しておりませんが、結構蒸暑く感じられるこの頃ですね。
今日の午後、夏になると海水浴場になる地元の海に所用で行く事にがあり、缶コーヒーなんぞ飲みながら防波堤に腰掛けて海を眺める時間が少々ありました。
昨今環境問題が取り上げられ、温暖化に対するいろんな番組を見る機会が増えてきておりますが、私の地元の海も昔はとても長く感じた砂浜がめっきり短くなり、砂浜は砂利(大きな物はφ100mm)だけの浜に様変わりしております。
砂が無くなってしまっているんですね。河川や砂防工事によって海に砂が流れ込まなくなった為と、以前に聴いた記憶があります。
これが温暖化の影響かどうかはわかりませんが、ふざけて人を砂で模るなんて出来ませんね。

私が幼い頃私の両親は、その海水浴場にて浜茶屋を夏になると営んでおり私と六つ違いの弟にとっては、毎日が最高の環境でした。
夏休みの宿題など、あって無い様な物!朝から一日中海で真っ黒になり遊び回っていました。
学校の規則にも午前十時までは、学習時間と決められておりましたが守っていたためしがなかったように思います。
海で遊びつかれて、お腹が空くとラーメンやカレーを食べさせてもらい、のどが渇くと両親の目を盗んでは商品のアイスやジュースをくすねて飲み食いしておりました。
夜にもなると疲れきって、お休み十秒の世界。

今考えると、人生の中で一番幸せな時だったのかもしれませんね。
明日の心配が無く、真っ黒に日焼けして走り回る日々・・・
当時浜茶屋は家を入れて6軒ありどの店も、日曜ともなると大変な混み様でしたが今はもう1件だけしか営業しておりません。
夏になってもワクワクする様な感覚も無く、ただ静かに波の音だけが変わらずに聞こえておりました。

私達兄弟は、そんな環境で両親の愛情の中で何不自由なく育ててもらい今に至るわけですが、昨今のニュースで報じられる悲しい事件の犯人達・・・
彼らが、私達の様な幼少期を過ごしたなら決してあのような事件は起こさなかったと勝手に思ったりしております。
犯罪を何かに責任転嫁してしまうと楽になりますが、あの時代にあった大切な何かが欠如しているように思えてなりません。

労働力を派遣に依存し雇用を放棄した大手企業。不透明な税の使途。すべてにおいてゆとりの無い社会システム。
これからの日本で私達が過ごした「穏やかな日々」をこれからの子供達に与えてあげることが出来るのだろうか。

今更ながら、あんな心穏やかな時の中で育ててくれた両親に感謝しております。

三日月

2008年06月09日 19時56分32秒 | Weblog
 今日は「三日月」について書きたいと思います。
ある方から、「三日月に願い事をすると叶えられる」と聞いたものですから、悪い癖で「何事にも所以があるだろうと調べた所どうやらギリシャ神話からきてるような、又スマップ中居君のおばあちゃんも言ってたみたいですね。

本来現実的な私は、宗教だとか神様だとかはあまり信じていない方に属すると思っています。
そんな風ですから、全てを現実的に受け止め現実から来る現状を悲観的受け止める事も多いように感じております。
もし私が、私を知る知人に「三日月に願い事をすると願い事が叶うよ!」なんて言ったりすると、多分「どうしたの?」「会社危ないの?」等の言葉が返ってくる事でしょう。

今日も富山の老舗建設会社の倒産記事が地方紙の夕刊トップに出ており我々を取り巻く環境の厳しさを物語っておりました。
最近特に、頻繁にそう言った類の会話を耳にする事が多く萎縮すると言いますかやはり、他人事ではない出来事として漠然とした不安となって頭をよぎります。
現実には目線をそらさずしっかり見なければなりませんが、あまりにもその事だけにとらわれ気が滅入ってしまうばかりじゃ、素晴らしい発想や、心の切り替えが出来ずに、終いにはこちらが参ってしまうような気がします。

他愛も無い言葉
「お星様に願いを・・・」
「三日月に願いを・・・」

形の無い物に、願い事をして、手を合わせる・・・
そんな風に、空を見上げる事があってもいいのかなと思う様になりました。