ラ・ジョローナ

『“ラ・ジョローナ”を、知らないの！？』
『知らねーつーのっ！』
アルトゥーロに、突っ込まれて、
『じゃあ、歌ってみ？』
“ラ・ジョローナ”を、歌わせたが、わたしゃ、聞いた事もない。
メキシコの伝説では....と、アルトゥーロは、語りだした。
“ラ・ジョローナ”は、泣き女の物語。
様々なバージョンが存在するらしんだが、だいたいこんな感じ。
スペインの紳士と恋に深く落ちた美しいインディオ女性がいた。
紳士は、彼女に情熱を持っていたが、貴族だったために、彼女との関係が不適切だった。
彼は彼女のために彼の愛を秘密に。
そして、3人の美しい子供が生まれる。
だが、紳士は、彼女を裏切り、裕福なスペインの女性と結婚してしまう。
それを、知った彼女は、正気を失い、怒り狂い、川に彼女の三人の子供を溺死させた。
その後、彼女は、自殺。
天国の門の前で、彼女は、子供達の行方を、尋ねた。
が、「どこかはわからない」と、言われ、彼女は、子供達を、永遠に探すよう命じられた。
つ～事で、今でも探しているらしい....






COLORFUL MEXICO（カラフル・メヒコ)

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