コメント
 
 
 
死ぬ清盛には死ねない思いが幾つもあった事でしょう! (yukariko)
2012-06-08 15:46:51
自分の思い通りにならない事がない…世にしたはずが、国のあちこちから反平氏の旗が翻り、院も自分の死ぬのを待ち構えておられるのが分かるがどうにもできない口惜しさ。

後を託すべき重盛は既になく、一族の棟梁として宗盛にすべてをゆだねなければならなかった清盛は病苦の苦しみよりもこの先一族がどうなってゆくのか行く先が読め、解決できない苦しみと絶望で有難いご神水を頂いても、熱も下がらず、苦しむほかなかったのでしょうね。

自分がその昔に妻の命乞いで助けた頼朝が、打倒平家の総大将であった事がこの騒ぎのそもそもの発端だと分かったのも、口惜しさの一因だったでしょう。




 
 
 
心配の種は尽きなかったでしょう (sakura)
2012-06-10 10:14:58
福原への還都を断念した清盛は京へ還都、反乱軍の攻撃に備えて、防衛の軍事拠点を九条河原一帯に設けようとしていました。
清盛が平盛国亭で亡くなったのはその第一線に立っていたことを物語っています。

頼朝の謀反に後白河の意図が働いていたことは文覚のところで述べました。
清盛亡き後、後白河が頼朝と手を結ぶことは十分考えられます。清盛の後継者は凡庸な宗盛、はたして彼が後白河を相手に平家政権を継承できるのか。
 
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