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「熊野古道を歩く」というツアーだとこの辺りを実際に歩かせてくれるのでしょうね。 (yukariko)
2015-02-05 10:23:08
何回かに分けて○○王子を歩き通し、最後にこの大門坂にやってくると古の人が味わった、はるばると熊野参詣の旅をし終え到着したという実感が味わえていいのでしょうね。
歩くのが苦手なyukarikoにはとてもできませんが、先日の息子の写真で杉木立と石段に差す朝日の写真を見て
いいなあ、凄いなあと思いました。

現代と違い、一般の意見など取り上げられなかった明治の代に、南方熊楠が政財界、一般市民にまで訴え続けた活動が大きな力となって熊野の森を守った事が、その後も啓発された市民や氏子たちに受け継がれ、世界遺産に指定されるほどの地域の財産として残ったのですね。
素晴らしい先見の明だし、ありがたい事ですね。
 
 
 
マスコミと世論を味方にして成功 (sakura)
2015-02-06 11:02:36
中辺路に野中の一方杉という珍しい巨木があります。
すべての枝が那智山の方角をさしているという継桜(つぎざくら)王子のご神木です。
ここは藤原秀衡が熊野詣の途中、同行した夫人が産気づき、
安産を祈ったところという伝承があり、近くには夫人がお産をしたという
窟屋や秀衡が挿し木をしたという桜の木もあります。

神社合祀令で継桜王子を廃社にし、一方杉も伐採されるところでした。
現在、継桜王子は「若一王子権現社」に合祀され、
社前に「継桜王子」の石碑があるだけですが、野中の一方杉や
秀衡桜は南方熊楠のおかげで伐採から免れ、「若一王子権現社」は、うっそうとした木々に囲まれています。
「熊野古道を歩く」では、那智大社・青岸渡寺から大門坂を下り、補陀落山寺まで歩きました。

 
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