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頼朝は美男子ですよね
(
yukariko
)
2011-02-22 22:02:54
熱田神宮の一族の姫が宮仕えして義朝と結ばれ頼朝を設けたのだから頼朝が母似ならかなり美男子でしょう。
北条政子が他の婿を蹴って当時は流人寓居住まいだった頼朝を選んだぐらいですから。
安田靭彦の絵は威厳もありますしね。
勢力拡大の為にも義朝の血筋・身内を欲している処へ異母弟らしい若者がやってきて対面を望んでいる…常盤御前の生んだ異母弟の一人今若が既に頼朝の下総国鷺沼の宿所で対面しているからその弟かもと推測できたでしょうし、逢ってみたいと思ったでしょう。
涙ながらの対面シーンは家人達にも感動を与えた事でしょう。
でも史実は残酷で『義経はねずみ顔で出っ歯？反っ歯？』とか書かれていますね。
少なくとも母譲りの美貌ではなかったみたい（笑）
頼朝は喜び、そのみかけにも安心したでしょう。
美男子です
(
sakura
)
2011-02-24 15:52:16
頼朝は優美で威厳がある容貌といわれています。義経の風貌について「色白で背が低く反っ歯である」と延慶本「平家物語」が記していることから、頼朝は容姿の点で義経より格段に優れているといわれています。
室町時代に書かれた「義経記」には義経について「鞍馬でも評判の美しい稚児であり薄化粧して眉を引くと楊貴妃と見まがうほどであった。」とあり、
安田靭彦の「黄瀬川の陣（六曲一双の屏風絵）」には右隻に威厳のある頼朝、左隻には初々しい義経が旅姿でひざまずいている様子が描かれています。数年前、日経新聞にこの屏風絵がカラーで載せられていました。この若々しい義経をお見せしたくて撮影したのですが、カラー刷りの紙面とはいえ写真にするとあまり良くなかったので載せるのをあきらめました。
ところで清和源氏には二人の義経がいました。
一人はよくご存じの九郎判官義経、もう一人が以仁王の令旨を受けて近江で挙兵した
山本冠者源義経です。反っ歯で醜い男だったので「反っ歯の兵衛」と呼ばれていました。
このことから九郎義経は山本義経と混同されて「源義経は出っ歯の醜男」だったといわれたそうです。
頼山陽は「日本外史」の中でこのことについて「源廷尉義経と混同して悟らざりしは蓋し、同名異人だと気づかざりしの過失」と書いているそうです。
二人の義経は同姓同名で同じ時代に生きたため混同しやすかったのでしょう。九郎義経は母譲りの美貌ではなかったのかも知れませんが、そんなに酷くもなかったのかも知れませんね。
感想
(
土岐 敦
)
2016-05-01 11:23:48
鎌倉幕府が短命だったのは、頼朝が義経を受入れなかったためだと、思います。 土岐 敦
ご感想ありがとうございます。
(
sakura
)
2016-05-02 09:28:27
頼朝が義経を受入れなかった理由のひとつは、
頼朝が義経を恐れていたのではないのでしょうか。
義経は義仲を討ち、一の谷合戦、屋島合戦、最期の壇の浦合戦では、
通常考えられない戦法を用い、たちまち平家を滅ぼしました。
頼朝は義経のあまりに見事な采配に恐れをいだく一方、
その背後に見える奥州の藤原秀衡の影にもひそかに怯えていたと思われます。
土岐さまもご承知のように、源氏の歴史は一族による殺し合いの
歴史といっても言い過ぎではありません。
源義家は弟の義綱と対立し、敗れた義綱の一族は殺害されています。
また義家の嫡男、義忠は義家の弟義光によって殺害されたといわれています。
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(
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2022-03-07 11:53:34
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北条政子が他の婿を蹴って当時は流人寓居住まいだった頼朝を選んだぐらいですから。
安田靭彦の絵は威厳もありますしね。
勢力拡大の為にも義朝の血筋・身内を欲している処へ異母弟らしい若者がやってきて対面を望んでいる…常盤御前の生んだ異母弟の一人今若が既に頼朝の下総国鷺沼の宿所で対面しているからその弟かもと推測できたでしょうし、逢ってみたいと思ったでしょう。
涙ながらの対面シーンは家人達にも感動を与えた事でしょう。
でも史実は残酷で『義経はねずみ顔で出っ歯？反っ歯？』とか書かれていますね。
少なくとも母譲りの美貌ではなかったみたい（笑）
頼朝は喜び、そのみかけにも安心したでしょう。
室町時代に書かれた「義経記」には義経について「鞍馬でも評判の美しい稚児であり薄化粧して眉を引くと楊貴妃と見まがうほどであった。」とあり、
安田靭彦の「黄瀬川の陣（六曲一双の屏風絵）」には右隻に威厳のある頼朝、左隻には初々しい義経が旅姿でひざまずいている様子が描かれています。数年前、日経新聞にこの屏風絵がカラーで載せられていました。この若々しい義経をお見せしたくて撮影したのですが、カラー刷りの紙面とはいえ写真にするとあまり良くなかったので載せるのをあきらめました。
ところで清和源氏には二人の義経がいました。
一人はよくご存じの九郎判官義経、もう一人が以仁王の令旨を受けて近江で挙兵した
山本冠者源義経です。反っ歯で醜い男だったので「反っ歯の兵衛」と呼ばれていました。
このことから九郎義経は山本義経と混同されて「源義経は出っ歯の醜男」だったといわれたそうです。
頼山陽は「日本外史」の中でこのことについて「源廷尉義経と混同して悟らざりしは蓋し、同名異人だと気づかざりしの過失」と書いているそうです。
二人の義経は同姓同名で同じ時代に生きたため混同しやすかったのでしょう。九郎義経は母譲りの美貌ではなかったのかも知れませんが、そんなに酷くもなかったのかも知れませんね。
頼朝が義経を恐れていたのではないのでしょうか。
義経は義仲を討ち、一の谷合戦、屋島合戦、最期の壇の浦合戦では、
通常考えられない戦法を用い、たちまち平家を滅ぼしました。
頼朝は義経のあまりに見事な采配に恐れをいだく一方、
その背後に見える奥州の藤原秀衡の影にもひそかに怯えていたと思われます。
土岐さまもご承知のように、源氏の歴史は一族による殺し合いの
歴史といっても言い過ぎではありません。
源義家は弟の義綱と対立し、敗れた義綱の一族は殺害されています。
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