蜜蜂と蕾

子育てや保育に関する思いをつれずれなるままに書き綴れば・・・

書店に並ぶ「蜜蜂と蕾」

2012年11月16日 | 日記


先日、出版社から、『金沢区内の「アシーネ金沢八景店」に配本しました。』とお知らせを頂きました。 「え!本当に地元に配本して下さったの?」と、半信半疑で確かめたい気持ちになりました。

翌日、金沢八景のダイエー3階のアシーネ書店に行きました。 そこは大きく広いスペースにたくさんの新刊書や、新年度用の手帳、カレンダー、園芸、料理、歴史もの等がいっぱいです。 店内をそれとなく見て廻りましたが見当たりません。 「もしかすると無いのかも?」と思いつつ奥の方に進んでいきました。

すると、有名な松下幸之助さん関係の新刊書が目に留まり、それにつられ近寄って行った先に2~3冊おいて「蜜蜂と蕾」が、20冊位積み上げて置いてありました。

「あっ、あった!」心の中で叫んだものの、直ぐに手にとることができず、他の本をめくって見たり「この本を書かれた方は、どんな気持ちなのかな?」と、思いつつその周りを何かを求めているように、行ったり来たり20分程歩き回っていました。

その時、自分が書いた本があったことの喜びと、恥ずかしさ、自信の無さなどの微妙な気持ちが交錯していました。

私は、積み重ねられて、誰かが買ってくださるのを待っている「蜜蜂と蕾」が、なぜか物寂しく感じ、「ご免ね。もう少し待っていてね。また来るからね。」と、一番上の一冊を手にして、後ろ髪引かれる思いでレジに行きました。 なにか保育園での送迎の親御さんのお気持ちと似ているようにも思いました。

出来るだけ早く、どなたかの手に取られ、温かく読んでいただける様に祈りながら帰宅しました。 数日後、このことを友人に話すと「井上さんらしいわね~」と、大笑いで終わりました。

井上 ま津江

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2 コメント

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有難うございました。 (井上 ま津江)
2012-11-24 10:44:51
みあさん

コメント有難うございました。

人間を育てる保育士の仕事は、大変重要だと思います。

今日の様に少子化であれば、尚更のこと、家族や地域社会で子ども達の将来への関わりが必要ですね。

入院児、発達障害児、健常児を含め、すべての子ども達の個々の可能性を発揮させていきたいと思います。

あなたのような前向きな保育士が多く育っていく事を祈ります。
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Unknown (みあ)
2012-11-19 13:50:33
はじめまして。
現在は離れておりますが、保育士をしていたものです。

病棟保育士、医療保育士に興味を抱いており「蜜蜂と蕾」を拝見できる事を楽しみにしておりました。

書きたいことは星の数ほどございますが、まずは感謝の気持ちを伝えさせてください。本当にありがとうございます。

先生のご経験を書籍として読ませていただき、ますます病棟保育士への気持ちが強まると同時に、自分にはまだまだ足りていない部分が多くあることに気がつきました。

改めて、お手紙を書かせていただければと思いますが、取り急ぎこちらに感謝の気持ちをつづらせていただきました。長々と失礼いたしました。
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