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ドラマ 喰いタン  第二回 2006年1月21日放送 あらすじ&レビュー

2006-01-22 01:28:25 | ストーリー&レビュー
港で死体が上がった。被害者は、中国人ワンテイジュン。5年前に来日、2年前に中華料理店西宝飯店を出している。胃の内容物が豆腐・挽肉・長ネギ・唐辛子・味噌等であったことから、被害者が食べていたものが麻婆豆腐であると推測、署長山内は中華街の百九十軒から一軒だけを見つけ出せるのは喰いタンだけだと、刑事緒方を高野につけ、中華街の捜査が。名物の麻婆豆腐をどんどんたいらげていく高野。感想は「好吃(ハオチー)!!」
ワンには9歳の息子、ヤンがいた。涼介と京子はヤン君を預かることに。麻婆豆腐を作って食べさせるが旨くない。「挽肉に火が通ったらニンニクを早めに入れてよく炒めればいい」高野の翻訳で、料理が美味しくなる。さらに、ヤン君の持っていた中国の山椒花椒(ホワジャオ)を入れる。ヤン君は父の味だと泣き出すのだった。

閉店中の西宝飯店に泥棒が入った。翌日ワンの親戚と名乗る男が、ワンの居所を五十嵐に聞きにくる。五十嵐はいきおい親子の居所を教えてしまったのだが、ワンは日本に親戚がおらず、危険を予知した緒方によって、母子にガードマンがつく。しかし、先回りした犯人は、ホームズの前にいたハジメをヤン君だと錯覚して誘拐してしまい、それを見つけた涼介もついでに誘拐する。犯人は、ハジメを解放する代わりに涼介を人質にして、ヤン君を連れて来いと言う。「ハジメ、走れメロスだぞ。」と言う涼介。

解放されたもののどこか白けた様子のハジメは、ホームズに戻っても本当のことを言えずに、反抗的な態度で弁当を捨てる。それを見た高野は、しばらく考えたあと、ポカリとハジメの頭を叩き、「食べ物を粗末にするな!」と言う。殴られたこともないハジメはびっくりするが、「お腹すいているんでしょう?」と自分の弁当を差し出す高野。ハジメはしおらしく「いただきます」と手を合わせる。そんなハジメに高野は言う。「一緒にご飯を食べたら、もう友達です。」
そのあと、ハジメから犯人の情報を得た緒方は、ワンはカードスキミング犯罪の集団に加担させられていた運び屋と断定、ゲーム機を持たせたヤン君を脅迫状通りに橋の上に立たせる。五十嵐がガード。別行動の高野達。高野はある店の前で何かの匂いに気が付く。店のメニューを見た高野は「食べましょう。」
指定の六時になった。ヤン君は犯人が通行人に持たせたメモ通り観覧車に乗る。その後、ぬいぐるみにスキミング情報が入ったゲーム機を入れ、投げ捨てる。それを拾って逃げる犯人達。「五十嵐、確保しろ!」ヤン君のあとについて観覧車に乗ってしまった五十嵐は、逃げる犯人を見ながら、観覧車がゆっくり降りて行くのを待つほかなかった。だが犯人達は、控えていた刑事達の追跡によって取り抑えられる。

あとは、涼介だ。出てきた料理を組み合わせると麻婆豆腐になることを発見した高野達はひとまず店をひょっと出るや、店主が消えた隙を見て店に入る。閉った扉の前で、ハジメは「捕えられたのはここだった。」と言う。抜き足で部屋に入った三人だが、不意に後ろからハジメがはがいじめに。京子の一撃でハジメは逃れ、犯人の凶器と高野のマイ箸の一騎打ちになる。危機一髪を、ポケットに残っていた花椒で切り抜けた高野は犯人に勝利。とどめは京子。

エピローグ。涼介から、肉饅頭の引き換え券を取り戻した高野。しかし、高野のひとり前で肉饅頭は無くなっていた。警察署からはハジメを含めた四人に感謝状が。皆で乾杯して終わる。

レビュー
んー、第二回!麻婆豆腐をめぐる回であるが、中国語の堪能さとか、食べる物への思い、箸拳、旅人としての高野のキャラクターなどが次第に明らかになる。刑事からも「食いしんぼう探偵=喰いタン」というニックネームで呼ばれ、ファミリー受け路線の要素をドラマ内で一気にうち出してきた。東君にはキビキビした清潔感を、森田君、市川さんには小旅行から帰ってきたような安堵感をかもし出させ、いまどきの子供らの抱える、狂ったストレスの歯車にすらっと突っ込ませてもいる。子供はこうして成長していくのだ。何かと「おばあちゃん受け」する東君だが、世界中に愛されるキャラでオッケーのような気もする。最後にだが個人的には、鼻が羨ましい。これからも噴飯せずに、じっくり追って見ることにする。

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テレビドラマの時間 三田ちゃんのそら見たことか
http://mitachan.seesaa.net/

1 コメント

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Unknown (ちーず)
2006-01-22 12:07:22
こんにちは。

原作を少し見たことがあるので、それのドラマ化、あまり

期待していなかったんですが、面白くなってきました。

今後どんな料理からどう事件を解決していくのか楽しみです。
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