この領域には気をつけろ!
先月末の祝日に『30周年記念24耐 コミケットスペシャル4』というイベ
ントが、有明の東京ビッグサイトで開催された。通常、夏と冬の年に2回「コミッ
クマーケット」という、大規模な同人誌即売会がある。通称「コミケ」と言えば
お分かりだろうか。1日で10万人の人出があるマンガのお祭りだ。ゲームやアニ
メキャラのコスプレをしている人も多数いる。
その30周年記念として、丸一日会場を借り切ってイベントが行われたのだ。
それに参加した友だちからメールが届いた。
「久々にミリタリーのコスプレの人に会ったよ!」
「しかも恰幅のいい上官クラスな(笑)」
早速、返事を送った。
「かっこいいな、上官クラス。水野晴夫風味?」
またすぐさま、レスが戻って来た。
「うまい!まさに水野晴夫だった(笑)」
日本兵の上官で、『シベ超』の水野晴夫を思い浮かべる私たちもどうかと思うが。
ミリタリーと音楽も深いつながりがある。古くはGS(グループサウンズ)時代、
マチャアキ(境正章)やムッシュ(かまやつ)が在籍していたスパイダ-スも赤
ミリタリーの衣装だった。80年代初頭のニューロマンチックを代表するアダム・
ジ・アンツも黒のミリタリーで踊っていた。だが、しかし、彼らはミリタリーは
ミリタリーでも、迷彩やカーキの「フルメタルジャケット」ではなく、イギリス
のバッキンガム宮殿を行進する兵隊さんや、「ベルばら」のオスカルさまが身に
つけていたような近衛兵スタイルがモチーフとなっている。ゴージャス、かつエ
レガント!戦争というより革命の香り。私は近衛兵にもラブラブだ。正直言って
「軍服萌え」であることは間違いない。
しかし、本物のミリタリーマニアの方々はにはとても太刀打ちできない。私た
ちが幾らファッションアイテムとしてミリタリーを取り入れても、やはり日本兵
は避けるだろう。ブーツはいいけど、ゲートルはまずいしな。決してミリタリー
な人になりたい訳ではないのだから。だが、マニアの人はファッションとして身
につけているのではなく、それは歴きとしたイデオロギーなのだ。その主旨と心
意気がまったく違う。
ある日、私はミリタリーショップでSMAPの慎吾くんの撮影のための衣装を選
んでいた。そのかたわらで、店員さんに年代や使用目的を質問攻めにしているミ
リタリーな人を目撃してまった。もちろん、その出で立ちは全身ミリタリーであっ
た。きっと、各軍ごとの服、冬服を所有していることだろう。バッグや帽子など
の小物へのこだわりもハンパじゃない。うかつに軍ものに手を出したら火傷する
ぜ!(byミリタリー)このカ-ゴパツ、可愛いな。などと、脳天気に品定めして
いる自分が間違っているような気がしてくる。うっかりその店に長居してると
「キミも好きなのか?! ミリタリーが!」と、そいつに話し掛けられそうで、急い
で借用を済ませた。
かなわねーや、本物には!こっそりと私はつぶやき、笑いを堪えるのに必死だった。
先月末の祝日に『30周年記念24耐 コミケットスペシャル4』というイベ
ントが、有明の東京ビッグサイトで開催された。通常、夏と冬の年に2回「コミッ
クマーケット」という、大規模な同人誌即売会がある。通称「コミケ」と言えば
お分かりだろうか。1日で10万人の人出があるマンガのお祭りだ。ゲームやアニ
メキャラのコスプレをしている人も多数いる。
その30周年記念として、丸一日会場を借り切ってイベントが行われたのだ。
それに参加した友だちからメールが届いた。
「久々にミリタリーのコスプレの人に会ったよ!」
「しかも恰幅のいい上官クラスな(笑)」
早速、返事を送った。
「かっこいいな、上官クラス。水野晴夫風味?」
またすぐさま、レスが戻って来た。
「うまい!まさに水野晴夫だった(笑)」
日本兵の上官で、『シベ超』の水野晴夫を思い浮かべる私たちもどうかと思うが。
ミリタリーと音楽も深いつながりがある。古くはGS(グループサウンズ)時代、
マチャアキ(境正章)やムッシュ(かまやつ)が在籍していたスパイダ-スも赤
ミリタリーの衣装だった。80年代初頭のニューロマンチックを代表するアダム・
ジ・アンツも黒のミリタリーで踊っていた。だが、しかし、彼らはミリタリーは
ミリタリーでも、迷彩やカーキの「フルメタルジャケット」ではなく、イギリス
のバッキンガム宮殿を行進する兵隊さんや、「ベルばら」のオスカルさまが身に
つけていたような近衛兵スタイルがモチーフとなっている。ゴージャス、かつエ
レガント!戦争というより革命の香り。私は近衛兵にもラブラブだ。正直言って
「軍服萌え」であることは間違いない。
しかし、本物のミリタリーマニアの方々はにはとても太刀打ちできない。私た
ちが幾らファッションアイテムとしてミリタリーを取り入れても、やはり日本兵
は避けるだろう。ブーツはいいけど、ゲートルはまずいしな。決してミリタリー
な人になりたい訳ではないのだから。だが、マニアの人はファッションとして身
につけているのではなく、それは歴きとしたイデオロギーなのだ。その主旨と心
意気がまったく違う。
ある日、私はミリタリーショップでSMAPの慎吾くんの撮影のための衣装を選
んでいた。そのかたわらで、店員さんに年代や使用目的を質問攻めにしているミ
リタリーな人を目撃してまった。もちろん、その出で立ちは全身ミリタリーであっ
た。きっと、各軍ごとの服、冬服を所有していることだろう。バッグや帽子など
の小物へのこだわりもハンパじゃない。うかつに軍ものに手を出したら火傷する
ぜ!(byミリタリー)このカ-ゴパツ、可愛いな。などと、脳天気に品定めして
いる自分が間違っているような気がしてくる。うっかりその店に長居してると
「キミも好きなのか?! ミリタリーが!」と、そいつに話し掛けられそうで、急い
で借用を済ませた。
かなわねーや、本物には!こっそりと私はつぶやき、笑いを堪えるのに必死だった。
ジーンズはいていて、格好良かったですよ。
水野晴郎と言えば、大塚博堂のライブの時、映画の話をして、最後に「いやあ、映画って本当に…」と物まねをして、ドオッと笑わせた後に、しんみりとした『過ぎ去りし想い出は』を歌うと言うのも、定番だった様ですね。
いやあ、晴郎って本当に格好良いものですね。
晴夫かっこいいのか・・。
かっこいいんだ・・・。(なぜか困惑)