フリーランスのぼくでも買えました! 新築マンション購入記

低所得、確定申告者でも買えるんです!住宅購入に至るまでの苦労と楽しさを、本音でつづります

物件概要の見方がわかった

2005年09月06日 | マンション
何となくソワソワ、ドキドキしたまま
モデルルームまで戻ってきた。
差し出されたジュースを飲みほすと、すこしだけ落ち着いてきた。

ここからは検討物件の絞り込みと見積りの作成。
大きな模型を見ながら、まずは物件概要の説明をいま一度受ける。

ここではやくもつまずいた。
このユニヴェルシオール…の完成は来年の8月末。
あいたたたたっ。この日程からすでに検討外の物件だった。

というのも、ぼくの去年の売上げ(申告)は結構よかった。
だから、ひょっとして買えるのでは?という期待があった。
それに比べて今年の前半を省みると、どうも見通しが暗い…。
買うなら年内!遅くとも申告前まで!
が、家族同意のタイムリミットだったのだ。

ふつう折衝段階で3年分の申告書を提出し、
銀行などの融資先に融資が可能かどうか事前審査をしてもらう。
ここでOKが出ると「内定」という状態になるのだけれど
実際に融資を受ける、つまり入居してローンを払い始める前に
本審査を受けなければならない。
まれにここで落ちてしまう人もいるそうだ。
いま内定をもらえても、来年の8月の本審査には落ちてしまう
その「まれ」に該当しそう。

そうか来年か。知らなかった。
広告が入ってくれば、いま建てている途中でも
数カ月先には完成するものだとばかり思ってた。甘かった。

実際大きな物件ほど、すごく青田売りをする。
世帯数が多いほど、全戸を売るのに長い時間を要するからだ。

いい勉強になった。
いつ売り始めて、いつ建つとか、基本的なことは
物件概要に書いてある。たいがい広告の右下に意図的に読ませまいと
しているとしか思えないくらい小さな字で書いてあるやつ。
全部はいまだにわからないけど、ぼくらにとって何が必要か
このときようやくわかりはじめた。

参考までに書き出してみました。(不正確だったらごめんなさい)

●入居(建物竣工)予定時期
これでいつ入居できるかがわかる。ずっと先かもしれないし
ずっと売れ残っている物件かもしれない。

●所在地
物件名に地名が入っていると勘違いすることが…。
東京かと思ったら埼玉だったり、神奈川だったり。

●売主
国土交通大臣の許可番号が(かっこの中の数字)若いと
実績がなかったり、トラブルを起こして、認定を外された可能性がある。

●分譲後の権利形態
あとで触れることになるけど、「アルボの丘」のように
定期借地権付の物件だと、ここに人知れず「借地」と書いてある。

●構造・規模
何階建ての建物かがわかる。4階建てと説明を受けていたら
実は地下1階+3階だったり…。