夕方4時半ごろから雨が降り始めました。雨が降ることを見込んで水やりをしなかったので、降り始めた時はホッとしました(さぼるな(笑))。
雨が降りそうだったので、先に山の籔に行って真竹のタケノコを掘りました。型の良いのが10本ほど採れたので、ご近所さんに差し上げました。
それから、妻の車のガレージの中で、耕耘機のタイヤを、明日の代掻き用の径の大きなタイヤに交換しました。また、田植え機の試運転もしました。すると燃料コックにわずかながら油漏れがあるのを見つけました。田植えは土曜日の予定なので、さっそく農機具屋さんに電話をして、明日、点検に来てくれることになりました。
今日の作業の予定はこれで終了。
デイサービスから帰って、お菓子(今日は小さな水ようかん)を食べて、自室に移動してベッドで横になっていた母ですが、1時間ほどすると、部屋のドアをガタガタいわせたり、杖か何かで叩いているような音がします。母の部屋のドアは少々開きにくいので、ガタガタいわせた後で部屋を出てくる足音がするパターンがほとんどなんですが、たまにドアを開けただけですぐ閉めて再び寝るということもあります。
ただ、叩くような音が気になったので、部屋を覗きに行くと、母はドアからベッドに向いて立っていました。私が「音が鳴ったので、何かあったのかと思って、覗きに来た」と言いましたが、母は「いや、何もない」と言ってベッドに寝転びました。「晩ご飯が出来たら呼びに来る」と言って台所に戻って、妻と一緒に晩ご飯の用意をしました。
妻によると、最近、2~3度、夜中や夜明けごろにドアを叩くような音がするので部屋に行ってみると、母は横になって「何もない」と言う、ということがあったそうです。「何かと人を呼びつけたいのかもしれない」ということでした。最近の母のようすで、わざと誰かの手を煩わせたいのではないか、と思うことがしばしばあるので、そういう気もします。
私たちは、母のそういうところに付き合うために生活しているんではないんだけどなぁ… かつての家族による老人介護ではそれが当たり前だったのかもしれませんが、今はそうではないと思っています。早い施設入所が望まれます。
晩ご飯を食べている母です。数日前までは一緒に食べていたんですが、母は会話もせず、ただ自分の前の食事をガツガツ食べるだけで、しかも、いくらゆっくり食べるように言っても、急いで食べるので、のどに詰めそうになることもありますし、むせて口の中の物をテーブルに吹きだすこともあります。こちらとしては落ち着いて食事を味わえないので、先に母に一人で食べてもらって、私が向かい側でそれを見ていて、食事後に母をベッドに寝かせてから、妻と一緒に晩ご飯をとっています。
母の食べるようすですが、写真のように、箸で持ち上げたものを口に運ぶと同時に、それを左手で口に押し込みます。左手は毎日ご飯粒だらけです。また、口の中に食べ物を入れて、すぐに次の物を食べようと口を開くので、口からはボロボロと落ちるし、次々に食べ物を入れてよく噛まないので喉を詰めそうになります。今日も一度詰めかけて、私が背中を叩いで吐き出させました。吐き出したものを、一通り食べた後に「あ、まだおかずが残っている」と気づいたような様子で食べようとするので、止めましたが。r(^-^;)
こういうときにも、一緒に暮らしていることが、とても寂しくなります。
晩ご飯は、サワラの塩麹漬け、野菜の旨煮、蕗と高野豆腐の炊き合わせ、漬物類(明太子、手作りメンマ、フキの葉の佃煮、梅干し、ちりめん山椒)、甘夏のはちみつ漬け。
久しぶりのサワラです♪ いつもは高くて手が出ないサワラですが、そうです、ヤオヒコの安売りでした。(^▽^;) 買って帰ってすぐに塩麹に漬け込み、半日で焼きました。身が厚いので、塩味がうまく浸み込んでいるは心配でしたが、ほどよく浸み込んでいて、旨みもたっぷりで、美味しくいただきました♪
我が家の名品の一つ、旨煮ですが、今日はキャベツで作りました。ちょっと芯が硬かったかな?r(^-^;) でもこの料理は、いろんな野菜や豚肉の旨みが出ていて、ホントに美味しいです♪
畑や裏庭で採ったフキがあるので、今夜は高野豆腐との炊き合わせに。フキは、味は良いんですが、細くて硬めだったので、いくらか残して、改めて炒め物にしようかと思います。
漬物類(ごはんのお伴)の中では、自家製の大きな梅干が格別の美味しさでした。あまりに果肉がたっぷりなので、梅干し一つでご飯半分ほど食べました。
さぁ、母は今夜もゆっくり寝てくれるかなぁ。