秋に収穫したサツマイモを煮て、豚汁に仕立てる。Y君は
料理ごとが大好きのようである。力仕事は敬遠するが、
こういう食べる事に関しては自主的。これってY君に限らず、
誰でもそんなものだね。
庭でいただく食事は、最高だね。おにぎり一つでも美味しく
感じるのは何故かな。今日は暖かくていい日だ。年配の方
が目立つ。地域活動支援センターは、介護保険の狭間を支え
ているような現状がある。
下の写真は、学園で採れたこしひかり、カボチャ、芋を素材とし
ています。海苔は富津の海苔に決まっています。
下の写真
お米にならなかった、米(米粒が小さく白米にならない)
を粉状にして、水で煉って、お団子にして食べました。初
めての試みでしたので、少し、口の中で粒々が気になりま
したが、和風スイーツとして皆さんの目を引いていました。しか
し、黄な粉と、こしあんではボタモチのミニサイズ。「団子は、
みたらしに限る」と言っておいたのに!。わがままですね、
感謝。
*ぶつぶつ*
今更であるが、介護保険制度成立と伴に老人福祉法
による福祉制度サービスが何処かに行ってしまった。介
護保険を最優先するとしたからだ。その時、保険方式
を導入したら「福祉」は死んでしまうと思っていた。しかし、
財源があってのことであるから仕方がない話である。
一割負担を出来ない高齢者(介護だけで生きている
訳ではない。食事して、通院して、光熱水費を払って、交際
費(法事、祭事)もかかる)は、介護保険サービスを利用で
きない。生活保護(介護扶助)まで行かなくても、その狭間を
埋める高齢者福祉の充実ができないものかと思う。
「福祉」にもう一度、息を吹き返してもらいたい。
by capt
プロメテウス Ⅱ 名の由来
ギリシャ伝説プロメテウスに出会ったのは、十数年前、「火の及ぼす人間行動の研究」
(Study on Fire and its Effect on Human Behavior ;遠赤外線と心身症のトリートメント効果)をテ
ーマにしている時であった。
「プロメテウスは、アポロンの運ぶ火をゼウスに背いて、人間のために奪った。その頃
の人間は、火を持たず、生肉を食べ、煮炊きも出来ず病気になって死んでいく者、寒さ
に凍えて死んでいく者を見て、哀れに思いゼウス(絶対権力)に背いて人間を救う道を
選んだ。それがために鉄の鎖に繋がれ、鳥獣に腸を啄ばまれ息絶えた。(星になった!)
彼は、また、人間のために病気や憎しみなど災いの全てを壷(箱)に封じ込めた。しか
し、弟のエピメテウスの嫁(パンドラ)がそれを開けて、また、災いが世界に広がった。
しかし、プロメテウスは、こんな時が来ることを予感して、壷の最後に「希望」を入れ
ておいたのである。世界に災いが満ち溢れるが、希望が人間の側に付き、勇気と力を与
え生きていくことになったのだ。この壷、(または箱とも言う)は、パンドラの箱のこ
とである。」――山室静著 「ギリシャ神話」岩波書店 1963年 ――(記憶を頼
っているので正確ではないかも知れない。)
ギリシャ伝説のプロメテウスほど人間を愛して止まなかった者はいない。「レジェンド
オブ プロメテウス」とでも言おうか。人類愛、福祉の原点のようなプロメテウスで
ある。
「火の及ぼす人間行動の研究」では、ペルシャ BC 6cのツアラツーストラ(ゾロ
アスター)拝火教の宗祖も興味ある人物(実在したかどうか!)である。(「ツアラ
ツーストラは、かく語りき」曲で有名か!ニーチェか!)次回へ。
とにかく、ブログ名は、プロメテウス Ⅱとした。しかし、cancer治療(大腸、腸)の
ミッションと偶然にも名前が同じであった。こちらは「福祉」を主軸としているので混乱
はないと思うし、cancer治療も福祉も「希望」が要となっているので、プロメテウスも許
してくれると思う。
by capt