「現実はウイザードリィ。」まで副題にしようかと思いましたが長くなるので…
最近のラノベタイトル的なべらぼうに長いタイトルは作者的にちょっと微妙らしいです、はい。
いや、とある演劇サークルの記、だけでも結構長いけどね!
ちなみに裏設定でとある演劇の一同の通ってる大学の名前は戸在(とある)大学に知らんうちに決まってたらしいですよ!どうでもいい情報。
追記でさらにどうでもいい短歌を
「邪魔だ邪魔だ邪魔だ家族 私がいないとダメな猫たちも」
何が起こったと思いますー?みんなして私の酒タイムの邪魔ですよ!もうう!
ってことで、ばーちゃんに(私が)酒のつまみにと買ってきていた生ハムを普通に何事もなかったかのようにお昼のご飯に出されていてショックです。もう、盗人猛猛しい…!
っていうかここでさも自分が用意したものです、みたいにネタ元に返すのはもうワザとしか表現しようがないですよ…!やめてその押し付けがましさは。ネタ元だし、私。
しかし冷蔵庫に入れたものは全部名前書かなきゃあかんのかい!いい加減にしてけれ!!全部いちいち「自分のものです」って言わなきゃならん文化は国際問題に発展するぞ!!って話なのです。うん、実際国際問題にそのような文化あるしね…!自分のものって声高々に言わなくても「自分のもんです」って証明できる文化は必要だよね…!色々ね。
まあそんなつまんないこと追記で呟きつつ。では続きでどうぞ。
とある演劇サークルの記 三章め打ち上げ
「あー、今回もどうなるかと思ったけど無事に済んでよかったよな!」
と、缶ビールをプッシュ~、と開けながら円城。
「セリフが案外多くてどうしようかと…やっぱりヒロインは心臓に悪いわ」
今回の打ち上げはあり物台本だった割に役者陣への負担が意外と多かったので、みんなをねぎらう意味でアルコール解禁なのであった。これ以後そんなこんなで理由をつけつつ打ち上げがいつもアルコール解禁なんじゃないのか、とこっそりと心配している人が役二名くらい。それが誰と誰なのかは内緒である。
「せっかく掴んだと思ったのにあっさりとイメージが逃げたりな。現実はウイザードリィってやつだ」
「まあでも今回はみんなお疲れ様、よね」
コキュコキュと飲む円城の横でアルコール薄いにもほどがあるカクテルをちゃんとグラスに移して、繭子がみんなをねぎらった。
「文月さんは悪趣味な遊びやめなさいよね」
「い、いやあれからあんなことしてないしっ」
悪趣味な遊び、とはうーさんの真似とか繭子の真似とかしてセクシー状況的セリフを発して通りがかった人の反応を見ることである。それのせいで今回はヒロイン役を回された。
「いじめられっ子役って結構しんどかったわー…自分の感情出しちゃいけないんだもん」
さりもそう言いながらビールをグビッといっている。
「俺もさりちゃん相手にぎこちない演技って難しかったなあ。物語の中では関係が変わるけど、最初のぎこちないモードをその度にやらなきゃダメなんだもん。慣れてる相手に関係をアップさせちゃダメっていうのもね」
「渋ちんにしては結構男らしい役だったしな」
「小学生だけどね!」
「まあ私は霞役でストレスめっちゃ解消できて楽しかったわ」
との藤村のまったりとしたセリフに、みんなが「ああ!!」と忘れていたような声をあげた。
「結局…結局藤村さんの霞さん役、ラスボスのまんまだったじゃないですか!!」
と、うーさん。ラスボスっぽく演じるな、とは最初彼女の言だった。
「えー、だって、おほほ。私に小物系いじめっ子の役なんて。」
「うーん、しまったな、やっぱり鏡花にやらせればよかったかー、霞役…」
「みんなTPOに合わせて変わっていったのに、藤村さんの霞だけが変わんなかったとは…」
愕然と呟く渋谷の横で、シロがやっぱりな、俺はそう思ってたよ…とこくこく頷いた。
「え、そう?」
「藤村さんが少し言われたくらいで演技パターン絶対変えないって思ってた」
「よくわかってるじゃない、あなた」
「ってか、わかるでしょ。藤村さん見てたらそうだよ」
思わずむううーと、なる他の役者一同プラスワン。
「まあでも今回のMVPはやっぱり円城さんだよね!三話とも出ずっぱりよく頑張りました」
「おう、俺もみんなもよく頑張った!今回はみんな気持ちよく飲もうぜ」
「もう飲んでるし…」
ってか三本目ですよ、あなた。
「しかし刻停間酒店のにいちゃんともすっかり顔なじみになっちゃったなー」
「円城さんのこと「うちのリーダーに似てる」ってどういう意味だろうね、あれ」
「なんかの会かなんかっていってたよなー。そのうちなんかのコラボあるかなー?」
「なさそうな気がするんだが…」
「あそこジュースとかも結構置いてあるし、次アルコールの打ち上げじゃなくてもあそこで買うかーオリキャラ同士のよしみでな」
(牧目商店も結構ジュースとかお菓子とかあるんですけどっ…!!)
心の中でこっそりと炎を燃やすうーさん。でもそんな自分の所属サークルで自分とこのゆかりの店売り出すなんて、やらしいわよね。むぐむぐ。と黙るのであった。
どうなる、次回打ち上げ。って本編はどうした。終わり。
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