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にざかな酒店

最後のいちティッシュ

と、いうわけで短歌更新。久しぶりに倉阪鬼一郎さんの歌集読んでたら確かに定型無視激しいという大難点があるのですが、やっぱり面白いじゃないですか、とふんふんしながら。内容的には関係あるのかないのか微妙なところ。

「劇、壊れて途中でエンディングテーマをかけちゃった音響係」
バイほんとの演劇部の実話。っていうか音響係って私なんですが。それも地区の演劇部の合同の劇でやっちゃったぜ…当時の他校の生徒のソロの長い演技があんまりにあんまりでな、終われ終われと思ってたらつい手が勝手にエンディングテーマを(爆)まあそんなこともあるある。
「オーケストラ終わりのために俺はいるその終わりを見届けるため」
「シンバル鳴らすあなたは死神ですね。娘はいい、果てる」
オーケストラのシンバル係で二首。あんまり深くは考えない。
「白い水滴がくっついてるのかと思うような雨の梅花」
雨の日の白梅は綺麗です。花が水滴のように見える。
「最後のいちティッシュ 最後のいちトイペ 最後のいちナプキン キレる」
あああ、最後の一葉があちこちに!!(笑)って言いたいだけの短歌。
あかんあかんで、いちいちそんなんで命切れてたら持たへんからな。って何が言いたいんだか、まあ普通に家の中にもあちこちに終わりはあるよね。ってことで。
「探偵になりたいのになにこの花粉症尾行見つかっちゃうじゃんよ」
ってことで、あー、かわいそうな名探偵。尾行ができないは探偵としてかなり致命的だぞう?
「すべての子どもたちを可愛いだけのコンパニオンにする、キャラもので」
うん、あんまり言いたくないけど最近のキャラものってOLたちを癒すコンパニオン的なところもあり、子どもたちにキャラものをそこそこ摂取させてるとそのような未来も学習させてしまうのでしょう的な…。無力、未成熟は可愛い文化はいかん。
「ミイラの森 クリアできない設定のゲームに眠るお姫様の」
いばらの森のお姫様、クリアできないゲーム、ミイラ取りがミイラになった、というのをラジオのCMの眠りの森のお姫様からなんか察知しました。
「炎上案件で火力発電 グチ言ってるエネルギー変換」
できたらいいな、あんなことこんなこといっぱいあるけどー、ドラえもんに頼みましょうね、そういうことは。できたらいいなあ。
「新番組燃えろえろろちゃん えろろちゃんはいつも性的にピンチ」
だからなんやねんそれは的な新番組を短歌で提案。だからどないやねん、それは。
「ばしばしの晴れより優しい曇り、君の温もりに目が曇りがち」
まあ適当な言葉遊びっていうか、これ微妙にびいえるっていうかりょまさですか、的な。
「横断歩道の真ん中で変に立ち姿のキマった人を見る」
あ、なんか今俺氏線注がれてるな的な感じの立ち姿のキマり方。時々いてはるそんなひと。
「あからさまにたりない人だった彼がいなくなればみんなたりない」
あ、悲しい。なんかたりない人だと思ってたのにいなくなったらみんないないいない連呼しまくってる。たりない人なんていないんだよ。っていうちょっといい話的な。
「あれ?なんかぼくにゃをあたためていた彼がいないの、まあいいか、寝てよ」
ってことで、もとにゃとさきにゃがくっついて寝てたのがいつの間にかもとにゃいなくなった、でも気にせずうとうとさきにゃ、っていうのを描写しただけ短歌。ねこはかわいい。
「私よりティッシュの先のちょうちょ、それ、白くて白くてわからない羽根」
私よりティッシュの先の、までがラジオの曲の聞き間違いです。自分でも「もはやなにをどう間違えたのか原型見えない」結局これ、なんの曲が元ネタだったんだ、うううう。なんか斉藤由貴がゲストだったから斉藤由貴の曲な気がするんだけど。わからんなあ。



























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