2013年頃の事だったでしょうか…。
部屋に一人いますと、
外でおおきな おおきな 笑い声が 聞こえているのです。
それが、あまりにも おおらかで、
なんとも言えず、聞こえている 私の方まで
良い気分…。
どんな人が笑っているんだろう? どんな楽しい事があるんだろう?
そう思って、家から外へ出て、声のする方まで歩いていきました。
私達の顔に人相があるように、笑い声にも人柄がやどる。 この笑い声のようなこだわりのなさ、おおらかさ。 今までに聞いてきた中でも比べようもない。 よほどの人物には違いなく、 これ程の方が近所に住んでいらっしゃったとは知らなかった。 そして、どんな楽しい事があるんだろう?
直ぐ近所だと思ったのに、西の空がみえる ひろい道まで 行きました。
そして、空を見ると、すぐに わかりました。
なんと、西の空に おおきな天使が4人立っていて、
地上を見下ろして、さもさも面白そうにおかしくてたまらない、という感じで
大笑いしているのです。
樹や建物がありますので、私には天使たちから何が見えているのか、
さっぱり分かりませんでしたが、きっと誰かが
バスター・キートンや チャップリンのような 何かをやっていたみたい。
愛すべきおろかな人間の滑稽さや、哀しみを、 愛おしんで笑っていたように 見えました。
あれは、場所は「相模大野」 とかそっちの方じゃないかな。
その内に、天使の一人が、天使を見つめている私に気付いて、
隣の天使に「おい、こっちを見ているぞ。みえるのか、あいつ。」「ああ。」
という仕草をしておりました。
4人の天使は、空いっぱいになるほど、おおきくて、
透明の様な、光でいっぱいで 白いような、
そんな姿でみえました。
mimoko