四国の最西端、愛媛から九州に向かってニョキニョキと伸びている細長い佐田岬(さだみさき)半島へ行ってきました。
佐田岬半島は日本一細長い半島だそうです。
その日は風が強くてちょっと寒かったんですが、天気がよくて、いいドライブ日和でした。
ちなみに、鹿児島県にも似た名前の岬がありますが、鹿児島県は佐多岬(さたみさき)、愛媛県は佐田岬(さだみさき)で、漢字と読み方が少し違います。
と、えらそうに説明しながら、これまで、愛媛県の方も佐多岬と思い込んでいました(笑)
佐田岬半島からは美しい宇和海が望めます。
佐田岬半島の先端「佐田岬」へは、半島の付け根(八幡浜市)から約50㎞、1時間半くらいかかります。
岬まで行く体力はなかったので、その手前の三崎港に新しくできた「道の駅はなはな」まで行くことにしました。
はなはなまでは、1時間くらいです。
半島の尾根に沿って走る国道197号線は、絶景を楽しみながら快適に走れるので、ライダーにも人気で、何台も見かけました。
国道197号線は、通称メロディーラインと言われています。
なぜメロディーラインかというと・・・それは、ところどころ、ドライブしながら音楽が聞こえるよう、道路に溝を作っているからなんです。
数年前に来た時は、「みかんの花咲く丘」だけでしたが、今回は「瀬戸の花嫁」と童謡「うみ」が追加されていたので、感激でした♪
特に帰りは疲れているので、「みかんの花咲く丘」に癒されます。
この写真は伊方町観光サイトよりお借りしました。
こんな風に看板が出ているので分かりやすいです。
法定速度で走るとちょうどいい感じで聞こえてきますよ。
やはり窓を開けて走った方がよく聞こえます。
行きはメロディーラインに入ってすぐ、大峠トンネルを抜けると「瀬戸の花嫁」が聞こえてきました。
”瀬戸は~日暮れて~♪、ゆうな~みこな~み♪”の部分です。
「みかんの花咲く丘」だけと思っていたので、いきなりの「瀬戸の花嫁」にびっくりしました。
気分が上がります(^^)
しばらく走ると、瀬戸トンネルの先で童謡「うみ」”うみはひろいな~♪おおきいな~♪”が聞こえてきて、母と大きな声で歌いながら走りました。
そして「みかんの花咲く丘」は復路ですが、道の駅「瀬戸農業公園」近くで、”み~かんの花が~さぁいている~♪、思い出のみち~丘のみち~♪”と聞こえてきて、一瞬、疲れが取れました(^^)
あ、もちろん歌詞は聞こえませんよ(笑)
メロディーが聞こえてくるのです。
数年前に「みかんの花咲く丘」を聞いた時は、聞き取りにくかったんですが、今回は3曲ともクリアに聞こえて感激でした。
技術が進んだんですね!
Go Toトラベルのお陰か、県外ナンバーの車も結構走っていました。
こんなところまで来てくれてうれしいですね~(^^)
●せと風の丘パーク
メロディラインから脇道に入り、ぐねぐねカーブを曲がりながらしばらく上っていくと、「せと風の丘パーク」に到着です。
山道は整備されていなくて、小石や枯れ木でいっぱいなので、途中で戻ろうかと思ったけど、下りてくる車も結構いたので、やっぱり行ってみることにしました。
着いてみると、この迫力!
巨大な風車を目の当たりにして、ここまで来てよかった~と思いました。
下の駐車場から坂道を歩いて上らないといけないのですが、車椅子の場合は、ここまで車で来てもいいみたいです。
車椅子マークがなくて、ちょっと困りましたが、適当に車を停めました。
風車を近くで見られるよう、展望台が作られていました。
ここまで来ると、風車の回るグワングワンという音が響いてすごい迫力です。
なぜか1本だけ、クワガタが描かれていました。
遊び心でしょうか。
子供たちは喜びますね(^^)
佐田岬半島のシンボルの風車は、メロディーラインをドライブ中あちこちで見られます。
こちらは半島の付け根、八幡浜方面です。
ライダーさんも来られていました。
風がかなり強いので、走りにくそうですね。
右側にちょっと映っているミラーは私の車です。
車椅子の場合は、ここに停められるのでだいぶ楽です。
この風車は見学用なのか、羽は動いていませんでした。
風車の支柱を近くで見ると、本当に大きいですね。
念のため、表示を撮ってみましたが、よく分かりません(笑)
こちらは半島の先端方面です。
逆光になりました。
ライダーさんと風車、絵になりますね(^^)
●ランチは名物のシラス丼
三崎港のまりーな亭でランチにしました。
三崎名物のシラス丼を始め、海鮮料理のおいしい人気のお店なので、事前に予約しておきました。
車椅子でもOKだったのでよかったです。
<まりーな亭>
愛媛県西宇和郡伊方町三崎589
TEL : 0894-54-0527
OPEN 11:00-21:00(ラストオーダー 21:00)
定休日:不定休
ちりめんといくらの日の丸丼 1,350円
卵ダレをかけて食べます。
シラスたっぷりでいくらとの相性抜群で、めっちゃおいしかったです。
卵ダレをかけるとマイルドになって食べやすいです。
さしみ丼 1,050円
こちらも卵ダレをかけて食べます。
宇和島の鯛めしのような感じですが、正直、鯛めしの方がおいしいです(笑)
鯛めしはダシの美味しさが抜群ですから♡
まりーな亭は、ホームページを見て、おしゃれなイメージを持って行きましたが、普通の食堂だったので、えっ?て感じで現実を受け止めるのに少し時間がかかりました(笑)
全然、食堂でいいんですけど、ホームページとのギャップが大きすぎて・・・(^^;
肝心のお料理については、シラス丼は美味しかったんですが、他は普通でした。
母もボソッと「普通やね。」って言うので笑ってしまいました。
三崎港まで来ることはめったにないと思うけど、もうここには寄らないだろうな(^^;
でも満席で、待ってる人もいたのですごい人気なんですね。
昼食後は、三崎港の新しい道の駅「はなはな」へ行ってきました。
続きはしばらくお待ち下さい。