ミレゴニア共和国公式ブログ

想像と妄想によって形作られた架空の国家・ミレゴニア共和国の設定やLEGO作品等をつらつらと書き流すブログです。

コンポーネントシステムとは①

2013-09-05 20:45:30 | ミレゴニア海洋軍
・概要
コンポーネントシステムとは、ミレゴニア海洋軍が開発した、艦船コンポーネントのシステム化である。
現在では潜水艦用のBlock1、水上艦用のBlock2の2種類がある。

このシステムを採用した結果、新造した艦に対して後から新たな装備を付加することが非常に容易になり、
任務の多様化が実現できた。
例えば、普段は中型駆逐艦として運用しておき、戦時にはコンポーネントを追加することによって、
大型駆逐艦相当の武装を持たせることも可能である。
これは平時の予算削減に効果的である。
また、内部の整備などの際にも作業が簡単化できるというメリットもある。

・実用化されているコンポーネント
 ・Block1(潜水艦用)
  ・艦首/魚雷発射管室区画
  ・発令所区画
  ・ミサイル搭載区画
  ・多目的区画
  ・艦尾/機関室区画

 ・Block2(水上艦用)
  ・艦首区画
  ・前部ラッタル区画
  ・CIC/艦橋/マスト区画
  ・中部ラッタル区画
  ・臨検部隊待機室/多目的スペース区画
  ・機関室/小型艇揚収装置/通路/煙突区画
  ・対潜/対空ミサイル垂直発射装置格納区画
  ・対艦ミサイル垂直発射装置格納区画
  ・後部ラッタル区画
  ・艦尾/複合艇揚収装置区画

  ・対潜ミサイル発射機区画
  ・対艦ミサイル発射機区画
  ・艦尾/対空ミサイルミサイル発射機区画

・CDD-3-Mk.1における各コンポーネント図の例


・ひとこと
忙しかったので文字だけになってしまいました…。
細かいコンポーネントの紹介はまた次回にいたします。
ちなみに潜水艦用のコンポーネントもありますので、それもそのうち紹介したいと思います。
このシステムの規格に沿ったコンポーネントなら、いくらでも継ぎ足せるというのは面白いと思います。
前も書いた通り、ドイツのMEKO型フリゲートのイメージですが、あのように多彩な艦船が出来たらいいなと思います。

駆逐艦CDD-3-Mk.1

2013-08-27 21:04:39 | ミレゴニア海洋軍


○概要
ミレゴニア海洋軍の主力である大型護衛艦。
艦種記号であるCDDはComponent Destroyerを表し、
コンポーネントシステム対応駆逐艦であることを示している。
第一、第二、第三駆逐隊の旗艦となるべく配備が進められているが、
現在では第三駆逐隊に配備されているのみである。
通信・索敵能力が強化されており、CDEシリーズを指揮することが可能。

また過去のCDDシリーズとは異なり、艦尾に複合作業艇を二隻搭載していることが特徴。
この複合作業艇は煙突の左右に装備されている小型艇よりも大型のため、
救難・臨検・指示に従わない船艇への強制接舷など様々な用途に使用できる。
そのため臨検・制圧のための人員が乗艦する区画も持つ。
複合作業艇用クレーンを用いて簡易引き揚げ作業に従事することも可能である。

○派生型
本型から複合作業艇・臨検人員区画・VLS一基を減じ、対艦ミサイルを別途搭載したCDE-3-Mk.1、
CDE-3-Mk.1からさらにVLS一基を減じ、別途対空・対潜ミサイルと魚雷発射管を搭載したCDEL-3-Mk.1、
CDE-3-Mk.1にVLS二基を増設し、対艦・対地攻撃力を高めたCDEA-3-Mk.1(戦時にはCDD相当艦として分類)、
などが存在する。ただしCDEL-3-Mk.1及びCDEA-3-Mk.1は提案されてはいるが実現はしていない。

○固定武装
水上レーダー
航海用レーダー
対空用レーダー
射撃指揮装置
UHFアンテナ
衛星通信アンテナ
電波妨害装置
ヘリコプター用データリンク装置

127mm単装速射砲×1
VLS垂直発射機×2
 対空ミサイル×12
 対潜ミサイル×12
 対艦・対地ミサイル×24
CIWS×2
チャフランチャー×6
短距離防空ミサイル×6

短艇×2

○搭載可能兵装
複合作業艇×2
複合作業艇搭載機関銃×2









○ひとこと
大型艦です。海自のたかなみ型あたりを参考にしました。
見ての通りかなり多くの武装を搭載していてなかなか強そうに仕上がりました。

ちなみに概要の中で書いた「コンポーネントシステム」とは、
各区画をバラバラに分解することの出来るシステムです。
つまり艦首・艦橋/CIC・機関部・VLS・艦尾とラッタル部に分解することができるということで、
そのため派生型の項で書いたように、取り外して組み替えればいくらでも派生型が生み出せるのです。
ドイツのMEKO型フリゲートからのアイデアでした。

そのうちこの「コンポーネントシステム」についての記事も書きたいと思います。