ここは人里からちょっと離れた小さな山の中の更に小さな小道。高く昇る夏の太陽の日差しを、周りに生い茂る木々が適度に遮ってくれるお陰で幾分過ごしやすい気温だ。たまに木陰で休みながら私は小道を進んでいく。
蝉の鳴き声もやや遠くに聞こえ、木々が風にあおられる音が時折聞こえるこの道は、いつ来ても変わらない様な気がする。この先にいる人も、きっといつまでも変わらないのではないか、そんな事を思ったりする。
もしかしたらそれは私の願望なのかも知れない。でもそう願わずにはいられない、そんな気がするのも確かだ。そして私は口元を緩める。あの人のことを考えるとついつい顔がニヤけてしまう。こんな顔ではあの人に笑われてしまう。
そんな事を考えながら歩いていると、少し開けた場所に出る。そしてザッ、ザッ、と規則正しい音が聞こえてくる。
私は音のする方に目線を送ると、そこには少しばかし古風な白衣を纏い、長い髪を腰より少し下の位置でまとめ、頭の左右を大きめのリボンで結んだ女性が、大きめの竹箒を規則正しく使い地面を掃いている姿が映る。彼女の背後には、これまた古風な木造建築の住居と思わしき建物があり、彼女が掃いている場所がこの建物の門であろう事が想像できる。
少しぼぅっと見ていると、彼女がこちらの姿に気づいた。掃除の作業を止めてこちらを向く。その顔は、夏の暑さも気にならなくなるほどの涼やかな笑顔。そして私にこう言うのだった。
「いらっしゃい。暑かったでしょう?冷たいお茶があるから中にいらっしゃい」
笑顔のままに言うものだから、一瞬、本当にほんの一瞬だが、その笑顔に見とれてしまってから、私は彼女の好意に甘えようと先を行く彼女について行くのだ。
そして門をくぐるときに、そこに掛かっている看板をちらりと見やる。それと同時に彼女が言い忘れてましたと言わんばかりの表情で振り返り、いつもの決まり言葉を言うのだ。
「ようこそ、森之宮神療所へ」
【VOCALOID】 本日営業中 【先生もうやめて】
新年明けすぎましておめでとう御座います、どうもごきげんようみかんです。
今年もどうぞよろしくお願いします( ^ω^)
さて、2009年一発目から訳の分からない妄想文を垂れ流してますが、特に意味はありません。もろに突発的な衝動に駆られただけです。
まるで今年一年を暗示するかのような発言ですな(ぉ
年末年始はコミケに仕事にコミケ(大事だから二回(ry)と大忙しでしたが、相変わらず体力を大幅に削りつつなんとか乗り切ることが出来ました。
流石に丸二日以上睡眠取らないでのコミケ参加とかはギリギリでしたが・・・(;^ω^)
まぁ↑の甲斐あってなんとか本を出すことが出来ました。さらに知り合い以外にも数人お手に取ってくれた方がいたという事実に驚きつつ大感謝です。おーパチパチ
そんなわけで、今年もまったり・・・しすぎないようにまったりとやっていきますので、どうぞよろしくです( ^ω^)
激しく今更感がありますが、ここ数日で森之宮神療所シリーズに大はまりしました。上の珍文書いたりするくらい(マテ
今現在も↑の曲をヘビーローテーションで聞きながら書いてますw
先生、大好きです!結婚してガフッ!(管狐に食われた