報告がすっかり遅くなりましたが、2月27日は3年ぶりに地元・熊谷でソロリサイタルを行いました。春の訪れを思わせる良い天気に恵まれ、おかげさまで、大勢のお客様にお越しいただくことができました。熊谷市長にご来場いただき、教育長にはご挨拶もいだだいたことを大変名誉に思いました。一部、立ち見となってしまったお客様がいらっしゃいましたこと、大変に反省しております。その方々に報いるためにも精いっぱいの演奏をしたのですがお楽しみいただけたのであれば幸いです。
今回の演目、一部は日本の歌を中心に『ふるさと』から始まり、唱歌メドレーや合唱曲としても有名な『ビリーブ』・『翼を下さい』、途中に出演者全員でのトークコーナーやピアノソロの『砂山』を交え、最後は毎回リクエストのお声が多い『落葉松』で締めくくりました。
二部は1曲を除き、外国の曲を固めてみました。1曲目のアメージング・グレースは客席から登場するという演出をしてみたのですが、お客様に喜んでいただけたようで、嬉しかったです。オペラアリアは月をテーマに日本オペラである『白狐』から゛月の歌゛を外国オペラは『ルサルカ』から゛白銀の月゛を、照明演出も入れてお届けいたしました。今回、特別出演してくださったフルートの福島明佳さんのソロ「カルメンファンタジー」も音色が美しく、お楽しみいただけたものと思います。最後はオペレッタ『ジュディッタ』より ゛熱きくちづけ゛をお送りしましたが、会場は大きな拍手と熱気に包まれていたように感じました。
終演後は、短い時間でしたが、お越し頂きましたお客様や久しぶりにお会いした懐かしい方々との会話を楽しむことができました。後日お手紙やメールでいただいた、温かいお言葉の数々にも、感謝するばかりです。
今回もお客様の温かい応援に支えられ、感動のステージを地元で終える事が出来ました。新たな課題も見つかりましたので、それをクリアし、次回はさらに良い歌をお届け出来ますように頑張ろうと思います。
最後になりますが、会場があのように満席となったのは、チケット販売にご協力くださった方々の応援のおかげだと思っています。そのことに対し、この場を借りて改めて御礼申し上げたいと思います。そして、何よりもご来場頂きました方々に、今一度心より御礼申し上げます。
ありがとうございました!

ジュディッタの演奏シーン

終演後、スタッフと