せんなり工房

さがしものはなんですか?

「戦国自衛隊」半村良から福井晴敏へ。

2004-09-23 03:20:50 | ●ネタネタ・コネタ
すごいニュースが飛び込んできたぞ。
邦画は最近、ワクワクするようなことをやってくれる。
戦国自衛隊、江口洋介で映画化。

半村良は、一時期少し好きで、「戦国自衛隊」はもちろん、「嘘部シリーズ」や、ちょっとだけだけど、酒場の本も読んだかな。だから亡くなられたのはショックでありました。

でもって、映画化が嬉しい「亡国のイージス」福井晴敏が原作を書き下ろす!!
ちょいとドキドキしております。

監督は、手塚昌明。わあ、エンタメ強そうだ~。ぱー!とやっちゃってください。もう、一ファンで観てしまうっすよ。

仮面ライダー555 パラダイスロスト

2004-09-20 01:03:56 | ●コダワリの感想文
いやあ、バッサリ切り捨てておりました、テレビ版。
巧、真理、啓太郎以外の登場人物がバッサバッサと死んでいきます。その死に様の度に、みなさん、懸命の芝居根性を出されています。海堂直也、唐渡充さんの芝居っぷり!コミカル少なめで、しっかり演技は、彼の本望だったのではないでしょうか。

「巧は巧だから!!」
この真理ちゃんの言葉が、すべてのこの物語のテーマなんですね。だから、オルフェノク、木場が結局はコワクない。巧を人間だと思っていた先入観はあったが、オルフェノク、木場の人間性に関しては、何の問題もないんですね。

ああ、雑感になるけど、見終わってスグのフレッシュな感想です。
オルフェノクチーム。派手な演技じゃないのに、いいチームワークです。三人並ぶと、ホント、別の世界の住人に見える。儚く、でも、力強く。トクに、映画は、人間側が薄汚れてますからね~。

半田健人の、乾巧じゃない演技がかいま観れたのも楽しい。案外、普通の青年で、乾巧になると、定番の演技をされてました。そういえば最初は戸惑い気味に演じていた半田さんが、テレビ中盤ではドンドン「乾巧」になっていったのを感じたけど、もう、一つの形が出来上がっていたんだろうな。タカシくんだったときの、怯えた表情なんか新鮮でした。

草加雅人があっと言う間に死んで、カイザのベルトが啓太郎へ。
ホッとされる奴の見せ場は、一瞬の変身。溝呂木さんも好演、スーツアクターさんも好演。
草加さんも自分の仕事をしっかりこなしてたな。

「巧は巧だから!!」
それがキーワードのように、オウガになった木場も、真理を守る。これは、彼の真の優しさ所以。それに、真理を守る巧を見れば、真実は明確だ。ほんとに、木場は難しい役。オーディションなら、イメージもあるけど、芝居ができないと選べれなかったはずの役。怒りの表情を見せると途端に芝居が大きくなる。しかも、ガタイも案外しっかりしてました。

ま、仮面舞踏会はお遊びか。

人の真実の姿を観る姿勢。人の真実の姿を観よ。
オルフェノクになっても、カゲのかたちで、巧も、木場も会話する。それが真実の姿。
夢物語かもしれないが、夢物語でも、ワクワクされてくれたらそれでいい。

そうそう、「風雲」雲のピーター・ホー!英語なのが不気味でした。感情なさそうで。すごーーーく嬉しかったのは極めて私的な感想です。他の役柄をされてるのを見るのはホントに楽しい。

素直に、おもしろかったのである。

「十二国記」三人娘をキャスティング!

2004-09-14 02:43:59 | ●疑似プロデューサー
陽子・鈴・祥瓊。
仙、なので、何百年の生きてらっしゃるが、自分では16歳だと思っておられる三人娘。彼女たちの成長は読んでいて嬉しいのである。

小説読んで、アニメも観て、さて、考えてみたいのが実写化計画。
この際、不思議な設定なので年齢に幅をもたせよう。
どうしても陽子は、上戸彩になるのだろう。綾瀬はるか、もグングンきてるか。
鈴は、吹石一恵嬢、のイメージがある。ええと、あの女優さん。池脇千鶴嬢。何故か関西の女優さんとなるのはどうしてか。

難しいのは祥瓊である。ペッピンさん。どうだろう、不思議ちゃんのイメージが強いが、小倉優子嬢だと、美しい祥瓊になるような気も。やっぱ、難しいか。

しかし、どの方もドンピシャに思えない。もしかしたら、中国の女優さんの方がいいのかも知れない、悔しいけど。

映画・ヘルシングはルフィのようだ。

2004-09-13 02:33:34 | ●pick up!キャラ
吸血鬼の子供たちに命を吹き込むため、実験台に繋ぎ止められたフランケンシュタインを助けるヴァン・ヘルシング。なんとか助け出して、ヘルシングはフランケンシュタインに言う。

「仲間のもとへ行け」
「仲間?」
「ああ、おまえもなるか?」

その台詞に私は、「ワンピース」のルフィをヘルシングに観た!!ルフィ。その人柄が気に入ったら氏素性関係なく、スキになったり、仲間に誘ったり。グローバルな彼の思考を、ヘルシングに観たような気がして、ちょっと嬉しかった。

まったくコネタですが、忘れないうちに書いておくのさ。グローバルキャラってなんかスキだな。

『ヴァン・ヘルシング』神様のやることって!

2004-09-12 01:54:17 | ●コダワリの感想文
さてさて、『ヴァン・ヘルシング』観てきましたよん。
おっもしろいなあ~と思うのは、この映画、案外、寝やすいようなのである。

ごめん、私は一睡もしてないの。おもしろかったの!!

ただね、根底にあるのが、神様の話。神様は悪に対処するかってこと。
悪をのさばらしておくと、たくさん、人は死ぬ。でも、悪だって殺すのはね~って。
つーとき、神さまが存在する、って前提の世界観で映画作ってるから、日本人なんで、しみこみかたが違う。いや、予備知識がないから、難しいのである。難しいと寝やすい。

だからかな、音楽、スゲー。効果音としても、映画音楽としても。
ほんとに、エンターテイメントなんだよな~。

真面目に映画レビューは他のサイトで書いてますからね~。
「せんなり工房」さんはこんな感じで枝葉末節書かせてもらってます。
ありがとさんです!!

『続・風雲』相変わらず、おおお面白い~。

2004-09-11 17:06:36 | ●コダワリの感想文
ここは、「面白い」という言葉を使わせてもらおう。
あんまり使いたくないんだけどね、もったいないから。世の中にはもっとおもしろいことあるしね。でもね、ドバーアアアアとアクション、ベタベタ恋愛、ちょっと、イケメンに主役のスタントが少ないテレビ的(いやテレビですが)中国武術歴史もの、つ~アイテムをならべてみても、個人的にホレボレする。なんか、原作そのままの姿のコスプレしてくれてるしね~(詳しくはわからないです。でもHPとか見せていただきました)

はまる、って表現が使われやすいタイプ。

もともと、イーキンチェンとかででた『風雲ストームライダーズ』の完全版。千葉真一氏、続投、だから、日本人もとっても見やすい。

どうもですね、風の役をされてるチウ・マンチェク氏が「仮面ライダー555」の木場勇治に似ているような気がしてならないっす。気のせい?

『風雲』と『風雲ストームライダーズ』は鑑賞済み。『続・風雲』は鑑賞中!『風雲2』があるとかないとか聞こえてきたけど、どうなんだろう。出たらみるぞ!!時間を忘れられるもん。




ビデオ販売会社さんの『続・風雲』ページ

十二国記、鈴と祥瓊

2004-09-03 02:21:59 | ●pick up!キャラ
よく考えれば、お二人とも、見かけよりは年齢が高いのである。
民の前でカワイイカワイイ顔しちゃって。

ま、それはさておき。

海客の鈴と芳の公主だった祥瓊。二人は挫折を乗り越えられずにいる。が、もいちど考えると、人間の世界なら、「何、ガキみたいなこと言うてるねん」をとっくに越えた年齢。

そこで、陽子が対比される。子供の顔していても老人の顔していても、自分の考えを持っている王が登場する。

だとしたら二人は不幸なのかも知れないが、鈴と祥瓊はアダルトチルドレンとして描かれているようなのだ。
時に、回りが見えなくなった時に吐く台詞が、二人の娘さんの顔をした大人に吐かせてる。皮肉だ。

だが二人の成長する。陽子とともに。そういう物語である。

久川綾さん、アニメの演技派、大阪出身!

2004-09-01 23:49:29 | ●声優つれづれ
大阪出身ってだけで喜ぶ。ラジオがかなりおもしろいらしい。そりゃあ、「中島みゆきのオールナイトニッポン」か。(←なんで知ってる!!隠れファンか~)

私が存じ上げるのは以下の四作品。
「ラーゼフォン」紫東遙
「十二国記」中島陽子
「フルーツバスケット」草摩由希
「PROJECT ARMS 」綾、アリス

しかし出演作品はもっと多い。だが上記の四作品の役柄はホントにバラエティにとんでいる。主上だったり、男の子だったり、プログラムだったり、報われぬ恋に悩んだり。スゴイなあ。

久川綾さんの出演作

NHK渾身のアニメ『十二国記』

2004-09-01 01:04:26 | ●コダワリの感想文
小野不由美原作、『十二国記』。原作は「魔性の子」以外、読み終えた状態で、アニメに突入~。ビデオである。

アニメ版は陽子の同級生が二人ブラスされて、主人公中嶋陽子が完全に異世界の人間ならないようにしているよな気がする。杉本優香、浅野郁也がいることで、主上ではなく、高校生、中嶋陽子が見え隠れする。結構専門用語が飛び交う作品だから、完全に異世界ファンタジーにしてしまわない気づかいか。現代とシンクロさせる意図としては直接的ではないが、必要な仕掛けだと思う。

オープニングは素直にスゴイ。音楽、絵。芸術。
スーと、この世界に入ってゆける。

二人のキャラ以外は原作に忠実か。
盲目になったゆく青秀少年が死ぬシーンを観たが、やはり映像として観ると、グサッとくる。小説でもかなりツライシーンだったが。

さて実は今、『風の万里 黎明の空』中盤である。


十二国記