MID NIGHT-XXX

~眠れない夜のために~

TIME LAG

2009-11-03 00:00:00 | Weblog


時にタイムラグと言う物に、

残酷さ、せつなさを感じることがある。

例えば、その人が亡くなる前に書きとめていた日記を、

亡くなった後に目にしたり、

或いは、どこか旅に出かけるその朝に、満面の笑みで撮った写真を、

最悪の旅を終えてから見る等。

そこに共通するのは、

そう、

「記録」というもの。


今回の会報「KING SWING vol.034」で氷室はAFIと対談した。

もちろんそれは「WaterAid ライブ前の話」。

そして、その「記録」で氷室はこう言った。

「俺のオーディエンスもすごく盛り上がってくれると思うし、
 
 きっと気に入ってくれる」・・と。

しかし実際にライブに参加した方ならお分かりだろう。

俺はスタンド席からその様を見ていたが、

まあ、アリーナ連中の盛り上がらなさと言ったら悲惨な物だった。


「氷室のオファーで連れてきた連中だぜ?」


その曲を知ってようが知らなかろうが、

普通に体が動いてもおかしくはないような曲もあったのに、

殆どの人達が「最後まで棒立ち状態」。

AFIがどうこうでなく、

氷室の友人だからとかではなく、

アメリカから来た連中に、

「日本のオーディエンスがそんなもんだって思われたまま帰国させるつもりか?」

何かそんなプライド、

感情が頭をよぎったあのもどかしい時間だった。


皆、立ちっぱなしのアリーナエリアで疲れていたのだろうか?




来年開催されるであろう大型イベントライブに、

もしAFIが出演したとするのなら、

「俺がそのリベンジを果たしてやる」、、、



何かそんな青臭い気持ちを抱かずにはいられない切ない夜でした。
















      


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