What I feel

日々感じたことを、つらつらと。

さいきんのこと、音楽・本編

2005-10-31 00:57:45 | 日記
覚書として。。。

■本
相変わらず司馬遼太郎だ。

・「最後の将軍」 by司馬遼太郎
慶喜の人となり、大政奉還を決意した慶喜の気持ち、
これはこれですっかり感情移入してしまった。
なんていうか、もったいないなぁ。

・「酔って候」 by司馬遼太郎
容堂、違う立場だったらもっと活躍しただろうに、と思うけど、
人柄とか態度とかに共感してしまったわ。
鍋島さんは、かなりクール。
鍋島さんと竜馬がもし出会ってたら何か変わったんじゃないかしら、と
つい思ってしまった。
色んな本を読んで、そのときそのとき主人公に共感してしまうのだけど、
島津久光だけは、納得いかん。こいつはあほや、と思わず思ってしまう。

・「幕末」 by司馬遼太郎
短編集がたくさん。
すっかり幕末のとりこです。

・「東京奇譚集」 by村上春樹
ひさびさの春樹。
ありえなさそうなんだけど、身近にありそうな、ちょっと不思議な話。
そんな風に始まる短編集なのだけど。
そもそも春樹の描く話ってもともと奇譚ぽいよな~と思ってしまったり。


■音楽


・「A Time 2 Love」 by Stevie Wonder
スティービーワンダー。
やっぱこの声好きだぁ。

・「The Best Of INNER CIRCLE」 by INNER CIRCLE
アララララロン♪アララララロン♪
秋なのに夏に逆戻り。

・「HAPPY BIRTHDAY,JOHN」 by オムニバス
宮沢和史のGod、BonniePinkのRevolution、SAKURAのWoman
いいよ、これ。
でも一番のお薦めは、清志郎のDon'tLetMeDownね。

・「bird’s nest」 by bird
大好きbirdのベスト。
やっぱいいな、バード。

・「/05」 by 坂本龍一
これ呼吸法やりながらかけるの、結構いいのよ。
映画、星になった少年の曲が一押し。


さて、11月はどんな本・音楽に出会えるかしら。

さいきんのこと

2005-10-31 00:18:55 | 日記
最近、何が楽しいって、週末が楽しい。

先週は初めてモツ鍋を作った。
代々木公園のEarthGardenに行った。
今週は、地唄舞を観に行った。
ほんの小さな一歩だけど、卒業式をむかえた。
四葉のクローバーをプレゼントした。
本屋で何時間も立ち読みをした。
絵本をあげた。

でも楽しい理由は、何をしたかではないと思う。
そのときそのときの楽しい時間を、一緒に過ごせる人がいるから。

大切な人だったり、一回り上のお姉さんだったり、年が近い人だったり。
今までが全然違うのに、
ふと出会ったり、同じ目的でたまたま集まっただけで、
ものすごく楽しくて充実した素敵なときを過ごせてしまう。

週末を一緒に彩ることができる人たちがいるから、
普段の疲れや理不尽なことや色んな迷いを、
ほんの少しずつだけど消化できる気がする。

でもやっぱ夏休みとったほうがいいよなぁ。
呼吸法とかヨガとか合間を見つけてやっているのに、
それ以上に別の何かが邪魔してる。
鼻の調子はまったくもってすぐれないし、
熱の花はできるし、リンパ腺も腫れてるし、平日になると偏頭痛がとまらない。

どうしたもんかね。

でもまぁ今頑張らないとね。

あぁぁあぁ、また独り言ぶつぶつ書いちゃったよ。


大丈夫。

次の週末がくる前に

2005-10-21 00:09:12 | 日記
この前の週末の日記。。

久々に六本木に行ってきたの。
一番の目的はニットアウト
もともとアメリカが発祥らしく、カフェやストリートに集まって編み物を楽しむもの。
今回はそれの野外イベント。
老若男女いろんな人が参加してました。

先生に教えてもらいながら、外でコーヒーを飲んでしゃべりながら
でもちょっと一生懸命編み物してみた。
6、7年ぶりの編み物はなかなか面白かった。

んで、もう1つの目的のダヴィンチ展
天文学や物理学についての考察が何冊にも渡って描いてあるレスター手稿。
へぇ、こんな研究をしたのね、とか、こんな風に考えてたのね、とまぁありきたりな感想を持ちながらみてたのだけど。。
なんと描かれてる文字が全部さかさま!鏡面文字なの。
英語が右から左にすらすらと描かれてる。
なんのために、こんなことを。。一種の暗号化か?
それにしても、ダヴィンチの頭の中は一体どうなってたのかしら。
なぞです。不可解。
んで、自然の力学の研究のあとは、絵画。
やっぱりなぞだらけ。
1年前に読んだダヴィンチコードを思い出しながら、
岩窟の聖母とか、最後の晩餐とか見た。
また読みたくなった。


そうそう、お昼に麻布十番のおでんや「福島屋」にいったのだけど、



この雰囲気たまらんです。
また、昼から一杯いっちゃったじゃないか。

最近のヘビロテ

2005-10-15 23:45:11 | 音楽
ヘビーローテーション:短期間に同じ行動をくり返すこと


今回は音楽編。(今回はって言っても別のシリーズをやるかどうか。。)




"Possibilities" by Herbie Hancock


ジョンメイヤー、サンタナ、スティング、ラウルミドンなど
様々なアーティストとハービーハンコックがコラボレートした作品集。
ジャンルも、年齢も異なるアーティストたちなのだけど、
ハービーハンコックの手にかかったというだけで一枚の作品になってしまう。
気がついたらすっかりはまってしまって、ヘビロテの仲間入りしてました。




"The Rolling Stones Project" by Tim Ries


ローリングストーンズのワールドツアーメンバーのサックス奏者TimRies
彼がストーンズの曲を、メンバーや様々なアーティストとセッションした曲たちがぎっしり。
ノラジョーンズが歌うWildHosesは絶品。
聴くたびにサックスの音色にやられっぱなしで、これもすっかりヘビロテに。


秋だから?
年だから?
なんだかジャズ系の渋めが最近好きだ。


あ、でも今ちょうど聴いてるのは、
RC Successionの「雨上がりの夜空に」だ。。笑

竜馬がゆく

2005-10-15 13:42:22 | 読んだ本
1~8まで全8巻、読んだ~~。




"竜馬がゆく" by 司馬遼太郎


ここ2,3週間、竜馬につきっきりだった。

かっこいいじゃないか!

坂本竜馬といえば、薩長同盟を結んだ豪快な男、という漠然としたイメージしかもってなかったのだけど、
この本を読んで、竜馬を知って、もうすっかり惚れてしまった。
竜馬の行動力といい、発想の転換といい、常に一貫してる根本的な考え方に、もう脱帽。
今のあたしの年に北辰一刀流の塾長になって、
そのあと10年で、数々の思いと時代の流れに振り回されながら、
ついには大政奉還を実現してしまうんだもの。
で33才であっという間にこの世を去ってしまう。
はぁ。。ほんとに凄い日本人がいたのね。
読み終わった後、しばらくぼーっと余韻に浸りきってなかなか竜馬から抜けられなかった。

この前は新撰組系を読んでたから、
同じ事件を色んな方向から見ることができたのも面白かった。
さて、幕末の次は、どのあたりに行こうかしら。


そういえば、今日10月15日は大政奉還が実現した日だ。