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ジャンベ・ヘッド交換 / 大久保宙さんにチューニング依頼

2010-08-09 | マレットリペア
連日の修理ですが、今日はジャンベを何台か修理しました。
その中で比較的楽なのがTOCAのSFDJMシリーズ、REMOのジャンベのようにヘッドを外してカパっというわけには
いきませんが、比較的簡単です。

この時期(梅雨)でジャンベ(本皮)のピッチが下がり、簡単にチューニングできるタイプはどんどんあげて演奏します。
そうして、演奏後下げずにジャンベを持って移動した場所が乾燥してたりしたら ピキーです。

HCO MUSIC NET SHOP の多くの商品はパーカッショニストの大久保宙さんにチューニングをお願いしていますが
この時期のチューニングは難しいといいます。以下大久保宙さんの文章です。

”梅雨の時期に無理にジャンベのピッチ(得にロープジャンベ)などパンパンに張ってステージなどにあがると
 パンパンになって破けてしまう可能性があります。もしどうしてもパンパンに張りたいという人はステージ上に
 濡れタオルなどを持って言って対処するようにお伝えください、またチューニングできるタイプのはパンパンに
 行く前の高めで調整しますので、現場の乾燥具合で調整してくださいとお伝えください。とりあえずベストの状態
 (そのまま演奏で使える)で調整依頼も入っていますが、運搬途中の湿度の変化などでこちらで調整したものと
 バランスが変わる場合があるとお伝えください”

とのことで、冬場など湿気がすくない時期はそれほどヘッドの差は感じないのですが、この時期はすごいですねー
あまり知られていないですが、カホンでも同じ状況がおきます。湿気による木と弦の密着度が変化して音色がかわります。



上が修理前ジャンベ、下が修理後ジャンベ





本日も数十台の調整を大久保宙さんにお願いしました、ありがとうございます。

オカマレットか(HCO MUSIC パーカッション・リペア)

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