miao的 ぶろぐ(ってば>照)

 生業:打楽器奏者 ”みゃお助”のぼやき、旅、お気に入り、猫、そして時々音楽のこと(笑)etc 

【つぶやきぃ】Gold 金賞!な夏でした

2012-10-22 | 【つぶやき】
季節は巡り、今月末には、夏のコンクールの集大成、全国大会が行われます。


今年は、かかわった全ての団体が、予選で金賞を受賞っ!となった素晴らしい夏でした。
そして、私の個人レッスンの生徒さんの学校は、今年も全国大会に出場することになりました。とても頑張っています。



問題はその先だけど、予選で終わった夏でも、確実に毎年みんな前進していけるなら、今年はよい励みと更なる前進へのきっかけになったと思います。


日本に帰国し、学生の部活動にかかわってはや数年たちました。

これほどウィンドアンサンブル(木管、金管、打楽器 必要に応じハープ、ピアノ、コントラバス)のさかんな国がありましょうか?

日本は、子供の音楽活動がさかんな国だと思います。

しかし、指導者の質はどうでしょうか?
音楽のスタイルや指導には、少し勘違いや偏ったきらいがある、とも思います。
(もちろん、そうでない指導者に今年はたくさん会えましたが…。)


だからか、学生時代に燃え尽きてしまい、本当の意味での音楽の楽しさ、素晴らしさをわからず、離れてしまう人も多いようにおもいます。



私自身の話。
時に、外部からの心ない音楽的評価になんぢゃこりゃ?と立腹した夏もありました。
コンクールの審査とは、実に難しいのも事実ですが、おと作りの基本(痛くない音ってこと)がぶれているその感覚に愕然としました
ただでかい、ただ派手なだけ?
ちがうよねー
抜粋は、ただ目立ちたい場面だけの切り貼り演奏?
聞いてるこっちは、お腹一杯で、疲れます。



時に、こちらサイドのはなし。
あまりに能天気に無計画にダラダラ練習したりしてた生徒たちに本気で爆発したこともありました。

でも、頑張ったぶんだけ、やはり結果は出るものです。

それは、単に賞だけでなく、心になにか残るもの、ということ。
みなとやりとげたという達成感は、格別です。
仲間は宝です

大人になるとわかるよ



懐かしい話をひとつ。


自身が中学生の時に、顧問の先生が打楽器の指導者を呼んでくださったことが一度だけありました。


夏のコンクール前ということもあり、私たちは、コンクール曲を見てくれるんだー!と期待していましたが、その先生が教えてくれたのは、バチと楽器が接触したときに、打撃音ではなくいかに響きをだせるか?つまり、固いもの同士があたったときに、どう手からのエネルギーをリリースして、楽器を響かせるか?
それを、グロッケンとメタルマレットで、できるまで、ひとりひとりに挑戦させました。

レッスンはそれだけでした。



今思えば、これは打楽器ならば、全ての基になる大切な感覚と考え方だと、わたしは感謝してます。


いま、その先生にあえたら、お礼が言いたい。


大切なことは何か、を、気づかせてくれてありがたい。
私も、厚かましく今では指導者のはしくれになりまして思うこと

そういう指導者になれたらいいなあ、と思います。

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