みにくいアヒルの卵

今朝、久しぶりに卵焼きを作った。卵に味は付けない。色々巻くから。
味付け海苔、七味マヨネーズ、鰹節に醤油垂らしたもの、スライスチーズ＋ケチャップ。
それぞれ、ひと巻きごとにちょっと載せ、年輪を作る。不二家ノースキャロライナみたいな（伝われ～）。
黒、ピンク、茶、赤白が黄色に映えた四種類の卵焼き。まあまあキレイ。私が五歳なら絶対褒めてもらえる。
ひと巻きごとに巻くもの変えて作ろうと思って断念。手際が悪くて残念。

今日も仕事で、この卵焼きだけ詰めたタッパーを持って行った。
去年のお花見で似たようなの作ってて、話題に出たので思い立ったら吉日の３分クッキング。
凝った煮物とかの洒落たおかずは他の人が持って来てて、みんなで分け合う、つまりシェア。
広い会議室、扉開けたまま、気持ち距離空けつつ、ワイワイ昼食。楽しい。いや美味しい。

衣が白っぽい中華風の唐揚げ、アスパラの牛肉巻き、色んな魚介のすり身をだし汁で煮たつみれ、
保冷剤で冷やしたサラダ、レバーペーストミニバゲット添え……みんな料理上手。尊敬する。
時間があるだけ、なんて言ってるけど腕とかセンスとかないと無理だよ～。
みんなが卵焼き担当したら物凄いもの作る予感しかない。何かセレブに混じった庶民の気分。でも悪くない。
卵焼き残らなかったし、美味しいって言ってくれたし……気分上々♪
（追記：一番人気は黒。子供の頃作ってもらってた人多し）

強引愚毎憂詠

やる気スイッチ、あまりに小さくてスキマスイッチ。
オンとオフの使い分けって言うけど、オフがあまりに酷い。醜いたれパンダ。
スライムのようにグニャッとなり、だらしなく摘むチョコがけのポテチ。二、三枚を一口。

本棚片付けようとして読みふけるのは想定内の既定路線。
読んでる場合じゃない時に読むと、なんでこんなに面白いのか。素敵な現実逃避。かゆい頭皮。
知ってるはずのトリックに感心し、解決した事件の後味の悪さに唸る。苦い余韻。甘いワイン。

このままではいけないと101回目のうろ覚え。決意も新たに立ち上がるガンダム。アムロ、行きません！
何かまだ種火。「分け入つても分け入つても」眠いれす。そろそろシャキッとしなきゃきっとダメ。
強炭酸ウィルキンソンにレモンを絞り、身体にビンタ。効いた～！　愛の目～覚め～！

てなわけで午後からの（巻き舌）リモートワークに備えあれば潤目鰯。
壊れかけのレディオ叩いて直したおばあちゃんに乾杯。人間でも出来たよ♪
でんでんでんぐりがえって バイバイバイ！

トゲトゲのまんじゅう？

エビとカニとホタテは大好物。イカとタコとイクラはまあまあ好き。魚以外の話ね。
ウニは……やや苦手。食べられるけど、もうちょっとちょうだい、とはならない。
高いのはわかってるし、ご馳走なんかされた日にゃ平身低頭脂汗で押し頂くんだけど、
内心その分タイやヒラメの昆布締めとボタンエビ……と罰当たりなトレードオフ希望。

ミョウバンの苦味とかウニそのものの苦味とかうろ覚えの知識では片付かない。
苦いのは苦手じゃない。コーヒーもブラックだし、死霊の、じゃなくサンマのはらわたも好物。
食感も平気。カニミソと変わらない（乱暴）。ただただ、あの味が何とも嬉しくない。
色も香りもモーマンタイ。値段は自腹だと大問題。奢りでもお返しが大変なんだい。

こんなことを言ってたら、何人かに寿司屋へ呼ばれた。みんなオススメのウニを奢ってくれた。
正直に言っていい間柄なので、美味しくないと頭下げた。目の前で握ってくれた職人さんにも申し訳ない。
そのうち、こうも言われた。「ホントは美味しいと思ってんじゃない？」
んなアホな……「このへんで、濃いお茶が一杯怖い」とか言わへんし。

Santa Fe

今、私たちは試着室の中にいる……う～ん、ちょっと狭いな。
ってしょうもないイチャモン付けるのは、私が試着室で、落ち着いて試着出来ないからかもしれない。

別に制限時間なんてないんだけど、大体、まだ着替えられてない内に声かけられる。
すると、鍋が吹きこぼれた時のようにあたふたし、「すいません、まだです」の声が裏返る。
ファスナーが上がらなくなる。サイズの問題か？　張った見栄が裏目ったか？
……結局すったもんだあって貴花田と、じゃなく店員と話して買うんだけど疲れる。
カラオケで宮沢りえの『DREAM RUSH』歌ったくらいのカロリー消費してるはず。ウォオ、ウォオ♪

試着室じゃなく、せめて、控え室とか楽屋にいたい気もする。
新しい服着て外出るのも気分上がるけど、ステージに上がる方がもっと上がるじゃん！

シティ・コネクション

小雨が降ったり止んだり。私も元気があったり病んだり（ウソ。すこぶる元気）。
家にいると友達との電話も多くなるわけで、今日も近況報告という愚痴グチ大会。

聞いてもらってスッキリするのは、友達の聞き方が上手いから。
聞いててウンザリしないのは、友達の話が面白いから。愚痴で笑わせるって、結構難しいと思う。

浅草とか下町のそば屋で、似た感じの愚痴は時々聞ける。昼間から日本酒かっくらって、
「冗談じゃねえよ」……イメージはたけし扮する鬼瓦権造。横で蕎麦すすりながら聞いてて楽しかった。

そんな友達の気配りに感謝しつつ、そのままってわけにいかない気もして、
今度ご馳走するって口約束。全く期待してない声で「じゃ中華の満漢全席ね」と返される。

電話切ったあと、すぐLINEが来た。「王将でいいよ♪」
私が王将より珉珉の方が好きなのを知ってて（電話でも話してた）外してくる。いい友達持って幸せだな♪