今日は『どたばたファミリー』からまさに実用的かつ耳の痛いセリフをご紹介します(笑)このセリフは…
前夫のドングの消息を調べてもらっていたジョンエは、ドングが亡くなっていた、と聞かされショックを受けます。そういう状態のところ、ジョンスクとソンジュがリビングでダイエット器具のテレビショッピング番組を食べながら観ているのを見たジョンエは2人に当たり散らしました。その際にジョンエが言ったセリフになります。
ダイエット器具の宣伝CMは、ドラマ視聴者にとってドラマそのものと同等に重要です。そのCMの会社、つまりスポンサーが提供してくれるが故にドラマを観ることができるからです。スポンサーがいなくなれば当然放送できなくなってドラマ視聴もできなくなり、このblogもジ・エンドになってしまいますので。
ドラマCMで主力なのが、健康関連のサプリメントや薬で、これが相当な量を占めています。そのあと健康器具やら飲料水(因みに「飲むシ◯◯には『恋の始まりは出馬から』のパク・ソンフンが起用され、ドラマの1シーンかと錯覚するような洗煉された演出で存在感を示しています。」)、地上波では見かけなくなった国内タレント、俳優が出てくるグルメなどを比較的よく見かけます。
グルメCMで食欲を誘いながら、その次に食べ過ぎやなんやかんやのサプリメントや健康関連のCMが流れるのも本末転倒なのです。が、繰り返しになりますが、こうしたスポンサーのおかげでドラマ視聴ができるわけですから、文句を言ってはいけないわけです。然るに、ジョンエのように、健康器具も食べるのも否定するようなセリフは、こうした大人の事情を考えると非常にまずく、下手したらスポンサーが怒ってくるような内容なのですが、言ってることはしごくまともなのです。食べたいけど太りたくない、つまり、"~けど~しない"という当世風のスタンスを批判しているようにもみえます。