見出し画像

ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

#0755「いつからか私達はまるで壊れた時計のようです。壊れたまま止まることもできない。だから一日に一度も時間が合うことがない。」/『平日午後3時の恋人たち』第4話から

「いつからか私達はまるで壊れた時計のようです。壊れたまま止まることもできない。だから一日に一度も時間が合うことがない。」byソン・ジウン(パク・ハソン扮)、スーパーのパート

今日は先ず、今朝ご紹介した今日のセリフ「自分で限界を決めてはダメよ。」に関して。探してみたら当時(平成25年)の日めくりカレンダーが出てきましたので、ご紹介しておきます。




さて今宵は『平日午後3時の恋人たち』からこのセリフを選びました。このセリフは…

スーパーで棚だしのパートを務めるジウンは、子どもを欲しがらず飼ってる鳥のことしか頭にない夫、その夫を心配して足しげく通ってくる姑、理不尽なことばかり言ってくる職場の上司、こうした人物に囲まれ、憂うつな毎日を送っていました。そんな中、勤め先スーパーでの万引きを向かいに越してきたスアに目撃されたことから、トラブルにまきこまれます。更にこのトラブルの際に高校教師のジョンウと出会ったことで、ジウンはスアとジョンウに今までの退屈な生活になかった刺激を受けることになり。そんなある日ジウンが油断した隙にインコのサランが逃げ出し、夫は激怒します。しかし、今まで従順に従ってきたジウンは、サランのママと自分を呼ぶ夫に、自分はサランの母親じゃない、とキレてしまいます。こうして今までも冷えていた夫婦仲は更に冷え込んでしまいました。その様子を語ったジウンの言葉が今日のセリフになります。

意志疎通の出来ない自分達夫婦のことを壊れた時計に例えるとは、ジウンはなかなかの詩人ですね!しかも意識の疎通が出来ないことを、「一日に一度も時間が合うことがない」とは、うまいこと言ってますよね。

このドラマ、日本でも大ヒットしたドラマ、『昼顔』のリメイク版で、オリジナルでのサブタイトルがタイトルになっています。本国のドラマがこっちでリメイクされるとほぼ大コケするのに対し、逆にこっちから本国へ行った方は更にクオリティがあがりますが(例えば『ハケンの品格』→『オフィスの女王』)、このドラマもそうでして、シリアスからコミカルまでオールマイティーなパク・ハソンさんがいい仕事をされています。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「セリフ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事