高額な費用を払って試験問題を取り寄せたものの、当の子供たちは同級生にその問題を見せたため却って成績が落ち、本気で進学する気があるのか!、と大激怒のスンヘの夫。
みかねたスンヘが助け船を出して子供たちを子供部屋に向かわせ、その直後に夫に言った言葉。
今宵は『SKYキャッスル』からこのセリフにしました。このドラマの魅力は、いくつもありますが、庶民には手の届かない超高級マンションに住み、医師や大学教授といった一般に一目も二目もおかれる職業の家族達の、病みに病みまくっている姿を描いている点も挙げられと思います。そのなかで、ごく少数ですが、まともな感覚の住人もいます。このスンヘもその一人。子供たちの進学に対して、もはや猟奇的な域に達している夫と子供たちの間に立って、彼らにまともなしつけを行っています。このセリフもその一つです。実際ほんとうにそうなのか?、という野暮な疑問はさておき、ものすごくよい例えです。これも実生活で使える名セリフですね。
明日は引き続き、このスンヘの別のセリフをご紹介します。これもなかなか感動しますよ。