低迷する従来の手帳の置き換えとして電子手帳の開発販売にあたって、M文庫と手を組むことした文具会社ハンダース。
だが、組織を円滑に回す為に、会社が従来から使用しているフォーマットに即して業務を進めたいハンダースのカン次長と、柔軟にスピーディーに対応したいM文庫のユン課長が対立。
そんな中で新入社員ジウォンの会社のしきたりにとらわれない資料を評価したM課長が、打ち合わせの終わった後相談を持ちかけたユシンに語った言葉。
今宵は、『会社行きたくない』からこのセリフにしました。これもまた、辛辣なセリフですが、問題のある組織のその主因を見事に言い当てていますね。組織で勤める全ての人に聞いてもらいたいセリフですし、企業を舞台にするドラマなら、これ位のセリフを持ってこないとダメです。
このドラマ、先週から放送の始まったKBSワールドでは、次のように紹介されています。
*CS初放送!キム・ドンワン (神話(SHINHWA))主演!厳しい現代社会で働くすべての人々に勇気と笑いを届ける共感度120%のリアル オフィスドラマ!
*1話ごとに20~50代の社員 一人にフォーカスを当てて様々な問題や悩みを取りあげる!オフィスで働く世代別 共感ポイント満載!
*ワーカーホリックな次長ベッコ(キム・ドンワン)、キャリアウーマン ヒス(ハン・スヨン)、ハイスペックだか雑用を頼まれるユジン(ソ・ジュヨン)、ワーク・ライフ・バランス重視の最近の若者ジウォン(キム・グァンス)などリアルなキャラクターたちが登場!
*KBSのドキュメンタリーチームとドラマ作家のコラボレーションによってよりリアルな現代の会社員たちの葛藤や悩みを表現し、外国人から見る韓国社会文化や職場で生きるコツなど為になる話題が盛りだくさん!
これはオススメドラマです。ことにドラマ制作とドキュメンタリー制作がタッグを組んだことで、各キャラクターにインタビュー形式で問いかけたり、その道のアドバイザーと称する人が出てきてもっともらしく解説するなど、遊び心も満載!
昨今組織のあり方を学ぶため、コンサルを招いた企業セミナーなどが盛りだくさんですが、高い費用と時間を費やすなら、このドラマ見た方が対費用効果は優れていると思います。