鶏の着ぐるみ姿で生放送に出演する日が迫り、落ち着かないダルスクは、ミレの家を訪れた。歌手にはなりたいが、果たしてこんな格好でテレビに出てよいのか迷うダルスクは、人生何が正しいのかわからなくなったとこぼす。これを聞いた時にミレが言った言葉。
今宵は、『チャダルレ夫人の恋人』からこのセリフにしました。確かに人生に正解はありませんよね。他の人がいくら正しいと言っても、自分にとって違うものは違うからです。
ただ、心に従う、心の赴くまま、というのは難しいですね。なかなかそんな生き方はできないですから。みんな、心の赴くままに生きたいところを、それを殺して生活してるのではないでしょうか、何も言わないまでで。