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ドラマ・映画の名セリフに学ぶ(好奇心を持てば、この世は面白いことだらけ!)

#0761「真実とは痛みを伴うものよ。」/『優雅な母娘』第32話から

「真実とは痛みを伴うものよ。」byソ・ウナ(チ・スウォン扮)、ララ皮膚科院長

今宵は『優雅な母娘』からこのセリフを選びました。このセリフは…

ウナは娘のセラとの婚約を破棄すると言い出したク会長の息子セジュンを繋ぎ止めるため、ク会長と結託してセジュンが熱を上げるジェニスを解雇した上に海外へ追放しようとしました。ところが、これを知ったセジュンがジェニスを庇ったたため、ク会長は激怒し、父子喧嘩の末、セジュンは家出してしまいました。

これを聞いたウナは、ジェニスと駆け落ちでもされたら大変と、ク会長に毒づき、更にセジュンの母親ユンギョンにセジュンを家へ連れ戻すよう迫りました。しかし、ユンギョンは、頭が痛くて何も考えたくない、取り敢えず結婚は延期で、と言い残して立ち去りました。

これで完全にぶちギレたウナは、へジュンのオフィスに乗り込むと、へジュンに出生時の話を打ち明けます。今の両親は実の親ではない、自分が赤ちゃんを取り替えたから、と。しかし、セジュンは、いくらセラとの婚約破棄の件があるとはいえ、と話を信じようとしません。しかし、ウナは当時の話を詳しくセジュンに話し、今何不自由なく暮らせてるのは、自分のおかげだ、とまで言って、婚約破棄を思いとどまるよう迫りました。それでもセジュンは、いくら自分が憎くてもこの話はひどすぎる、と言って信じようとしません。そこでウナの言った一言がこのセリフになります。そしてこの話をユンギョンが知ったら倒れるから、ばらされたくなければセラと結婚しろ、とセジュンを脅しました。

「真実とは痛みを伴うもの」。ここまでくると名セリフというよりもはや、卓越した哲学者や思想家の名言の趣きすら感じられます。そんな言葉をマクチャンドラマの悪役に言わせるとは。まあ、何でもありなんだから、と言えばそれまでですが。

一方「知らぬが仏」ということわざが示すように、真実というのは、知らなければ仏のような心持ちでいることできる訳ですから、ウナのこの言葉は正しい訳です。

今宵は日めくりカレンダーのトップに持ってきたいようなセリフをご紹介しましたが、明日は普遍的なことわざを日っ張りだしたセリフをご紹介します。名セリフに学ぶ、明日も是非ご覧ください。


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