『もっと綺麗にしなきゃダメだよー』
会社の同僚とランチをしていたら
いつのまにやら人生相談に。
がっつり相談にのってもらった。
『なんか抑制してるよねー
本心を抑制してると、そのひずみがトラブルを招くんだよー』
『おもちちゃん、変な人に声かけられたりしない?
中途半端だからだよー
もっと綺麗に、つきぬけたらいいんだよー』
ナゼか、出る杭は打たれる、とびびりまくっているわたし。
角が立たないよう
ベーシックなメイクに
ベーシックなヘアスタイル。
地味なスーツに、真面目なバッグ。
そこを同僚さん、
『出過ぎた杭は打たれない』レベルまで美を磨け、と。
見た目、ヘアメイク、立ち居振る舞い、話し方、表情……
思い切り女として生きなさい、と。
わたしの本心が綺麗になりたがってるんだから、
それに従えって。
わたし
『昨日上司にね、お前は仕事はできるが筋が一本ズレる、っていわれたんです。
筋が一本…
もしかしたら、同僚さんのいうひずみもこれかもしんない……』
……そっか
わたし、ずっと
『女として生きちゃいけない』
『自分は男っぽい』
『男と同等に生きなきゃ』
って思ってたけど。
女として、生きていいのか。
じゃあ、いっちょやってみようじゃないか。