プランの骨格と構造計画のエスキースをまとめています。
今度の日曜日、教会懇談会（設計打合せ）用の「11月27日案」です。
教会懇談会では、幅広く教会員の要望や意見を建築計画に活かしていく目的で、自由な意見交換の場として開催されます。
前回の建築委員会（設計打合せ）では、礼拝堂の80席に加えて中2階席やロビー席の追加が可能がどうか？ スロープを中止して半階構成のエレベーターが可能かどうか？
この2点が次回への保留検討項目でした。
中2階席と、半階構成のエレベーター設置する案を作ってみました。
エレベーターは「ホームエレベーター」を一般建築にも使用出来るように開発された「小型エレベーター」を候補にしています。
礼拝の説教「神の選び」（尾崎マリ子牧師）の写真。
「慈愛、謙遜、寛容の必要性」、「平和の絵、選びの技」、「神に選ばれた個人は、その事を信じるから奉仕できる」などのお話をうかがった。（多少違っているかもしれませんが）
日常の行動や生活観に誇りを持ちなさいというように聞こえました。
午前中の礼拝が終わり、南側道路に面した前広場に丸テーブルと折りたたみ椅子を出して昼食タイム。
まさに小春日和のお天気、「さわやかなひととき」でした。
設計条件のまとめ・分類表。
具体的な設計を進めるための要望や条件を固めていく作業をやっています。
建築委員会だけでなく、次回からは教会員有志も参加してまとめていきます。
礼拝堂は正方形プランを45度（ダイアゴナル）に使っている案。
可動ステージと移動椅子で多目的な利用も可能です。
木造の架構（井桁式の梁）が見える構造、壁や天井も木質系の仕上げを考えています。
南側道路で奥行きが深い敷地、前広場から階段とスロープを利用して一段（1.2m）上がった1階に向かいます。
右側が執務室、左側がラウンジ、その奥の背の高い部分が礼拝堂です。
半地下部分は、高窓があって採光と通風を確保しています。
日本キリスト教団・久我山教会は東京都杉並区久我山にあります。
建物の老朽化と手狭になったことなどから、新しい教会堂の建築計画が始まり、第一段階が会堂建築委員会の設置とその委員会において条件等の整理を行ったようです。
第二段階が設計監理を行う建築設計事務所の選定。設計事務所の選定は、「建築パートナー応募」という形で、9月中旬から実施して9月末に資料提出、10月に入ってプレゼンテーションを行う方法でした。
その後、建築委員会と教会員有志の検討、長老会での審議を行った結果、増沢建築設計事務所が11月6日に「建築パートナー」として選定された通知を昨日いただきました。
早速、「久我山教会の建築計画」のブログを作ってみました。興味のある方々が設計及び工事の進捗状況が解る、見られるように作成した記録用のブログで、掲載した写真は、応募案の模型写真です。これから、要望条件の整理や基本設計案の再構築を進めていきます。設計案も順次変化していくと思います。
「最初に」は、記録用紙の1枚目です。