2002年1月以来です!
80年代から90年代にかけては、とにかく「稲垣さんを聴かないと夜も明けない」状態だったのに…まぁ最近は、人生イロイロってことで(?)ずっとご無沙汰してしまっていたのでした。昔の仲間の方からは「もうライブには行かないの?」と言われたりしていたのですが…なんか、これだけ離れてしまうとね~(「もう過去の人!」な~んて…)
ところが、今回は某企業のイベントとして、地元でライブをしてくれるというではありませんか!それで、わたくしも御縁がありまして…昔の仲間からは「向こうから来てくれるなんてラッキーすぎる!!」と言われますし(そう言われれば、そうよね)で、本当に久々のお目もじとなりました。
あ~、知らない曲が出てきたらどうしよう(笑)
ところが…
あの声をちょっと聴いただけで…腰が砕けました(!)
まず、声が相変わらず、いや…昔よりも美しい!
余裕で高音が出ているじゃないか!!
あの声に魅せられて、ひたすら追いかけた日々があったのですもの。
一年の大半をロードにいて、どうしても声を酷使していたころは、正直「今日は微妙かな~」と感じたこともあったのだけど…今回は、まったく不安を感じさせない完璧な高音!さらにつやが増して、それに渋さも加わって、昔よりもはるかにいい!!
わ~、こういうのやられると、私はどうすればいいの!?
今日のバックのメンバーも懐かしい顔ぶれでした。
ギターは渡辺至さん、ドラムは鎌田清さん、そしてキーボードは伊豆田洋之さん!伊豆田さんがいらっしゃるなら「風になりたい夜」も聴きたかった…あの曲、最近よく聴いているのですよ。で、ベースは岡田シゲルさん(お目にかかった記憶はありません)。
最少人数編成ではあるけど、音はよく出ていました。欲を言えば、もっとコーラスがゴージャスだったら申し分なかった。ホーンセクションまでは…まぁ、贅沢は申しませんが~
とりあえず、一曲ずつ行きましょう~♪
☆僕ならばここにいる
わ~、懐かしい!
これCDでも10年は聴いたことない(断言!)(もともと特に好きな曲でもなかったし)
でも、稲垣さんはライブでこの曲はよく歌う(…っていうか「歌った」笑)
一発目がこれできましたか!サビになると、イヤでも気持ちが高揚します~
☆1ダースの言い訳
イントロが低くて違和感が…歌い始めると、それほど抵抗はなかったけど…とにかく、「いかにも音下げてます~」なイントロ、何とかしてくれ~この曲は古き良き時代のアメリカンポップスを彷彿とさせる名曲ですが、昨年末のNHKでのアレンジも「…」だったし、最近、この曲と相性が悪い。
MC
☆大人の夏景色
昨年(だったかな?)化粧品のCMで使われた曲ですね。なかなか良くできた曲です。変化にとんだフレーズが組合わせられていて…それでもって、フレーズ毎に声の響き方が変化していくんです。これからも、こういう曲を、途中でだれることなく、緊張感を維持したまま歌ってほしいです。
☆ロングバージョン
これもよく声が出ている!そして、語尾を力強く歌うので、全体的にパワフル~!!
"かき~よせ~る“の「せ」と、“にたものどうしの~“の「た」の声には、今でもドキッとすることが証明されました(!)私は、もう何十年も経てば…この曲が、稲垣さんの代表曲として、人々に記憶されることになるだろうと思っています。
☆夏のクラクション
ファンが多いライブなら、このイントロで大拍手が起きるのだろうけど…(笑)
この曲そのものが素晴らしいだけでなく、80年代の日本のポップスのクオリティーの高さを象徴する曲でもあるでしょう。
☆あの日に帰りたいwith露崎春女
もともとユー○ンの曲って好きじゃないしw
☆悲しみが止まらないwith露崎春女
これ、アルバムでは小柳ゆきさんと歌ってたんですが…相手が露崎さんでは、ちょっと声力に落差ありました。露崎さんがメインの旋律を歌ってるときは、稲垣さんは意識的に声を落としていたんだろうけれど…。間奏の渡辺さんのギターが懐かしかった!
☆エスケイプ
わ~い、この曲は大好きだ!マイナー系のポップチューンとしては、ドラティック・レインよりもこっちが好きだ!稲垣さんの一番いい声が聴けるのがこの曲。低いところの言葉が不明瞭なのがアレなんですが、中音から高音に伸びる、「切ない」声はそれをカバーして余りある!今回の演奏もアレンジもめちゃくちゃカッコ良かった!これでもかと「泣きギター」を聴かせてくれるし。
“愛と罪のはざまに~ひらりと身を投げ~あなたとエスケイプ~゛
ここので稲垣さんがドラムセットにスタンバイ
ドラムセットが前に出てきます!
あ~、ドラムセットが動くのを見ると、JERSEY BOYSを思い出す~(はいはい…)
☆バチェラー・ガール
これも名曲!バックが最小限の人数編成の割には、音はよく出ている。っていうか、かえって無駄がなくて、聴きやすい感じでさえある。これぞ、匠の技!それにしても、ドラムを叩きながら歌う稲垣さんを見ながら、懐かしくて涙が出そうだった…
☆ドラマティック・レイン
この辺、短調の曲と長調の曲が交互に出てくる構成がいいネ!
これも余裕の歌唱~
☆オーシャン・ブルー
“いちばん、きれいなきみぃ~”で、昔のように、あのポーズをやってくれるかと、最後の最後まで期待したけど(笑)まぁ、観客の年齢層もアレだったから(爆)それに、再婚されたばかりだしね…私も何を期待しているんでしょ(笑)
この曲、ユー○ンの曲なんだけど…昔からあんまり好きだと思ったことはない。耳触りがいいけど、音に深みがないし
…でも、稲垣さんの歌唱は素晴らしいです!
☆Congratulations
この曲も、10年は聴いたことないな~WILLもあんまり好きなアルバムじゃないし~
あ~でも…この曲はこんないい曲だったんだ!
このときは、稲垣さんの曲には結婚式で歌える曲がないのでこの曲をアルバムに入れたと言っていたのを覚えているんですが…で、この曲は「稲垣版『娘よ』なんだ」とか…でも、実際には「しょ~もない曲やな…」「”君と僕とは別々の~゛の部分、しつこいやろw」とか(笑)あんまりいい印象はなかったのですが、今日は曲が終わるのが名残惜しく感じるほどでした。
とにかく、どのバラードも殺人的な上手さだ(?)
☆クリスマスキャロルの頃にはwith露崎春女
やはり、これを歌わないと世間は許さんでしょう…
今回は企業のイベントということで、入場者全員にペンライトが配布され、まるでアイドルのライブのようにペンライトやら団扇やら、そのうちに横断幕まで出るライブでした。でも、イベントを盛り上げようとされる関係者の熱意は伝わってきました。稲垣さんもフレンドリーな雰囲気でやりやすかったのではないでしょうか?
デビュー27年になる稲垣さんですから、このように仕事も多岐にわたってくるので自然なのでしょう。そう言えば、心なしか、営業トークが上手くなってきているし(笑)
でも、昔の苗場のライブのような、コアなファンが集まって、珍しいアレンジの曲やカバー曲を堪能できた…ああいうのも懐かしい。
とにかく、年齢を重ねても全然衰えないどころか、更に冴えわたるヴォーカルは圧倒的!
やっぱり、あなたの声が「世界中で一番好きな声」です!
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