まずは先週、オーガスト・ウィルソン劇場のある52丁目のマンホールで火災が発し、安全上の配慮から、火曜日のショーがキャンセルになりました。はぁ~、楽しみにしていた人もいるでしょうに!それでも、翌日のマチネがあるからいいか?…しかし、チケットはほとんど残っていないでしょうな~なんて思っていたら、翌日のマチネもキャンセル!
エエッ~!!
そんなこと、私が行ったときに起こったら、絶対にイヤだ!!(「マチネのキャンセル」に激しく反応

しかし、水曜の夜からは、無事にショーは再会した模様です。確かに、地下の火災なんて怖いですよね。もし劇場で何か起きれば…ハッキリ申し上げて、観客の年齢層を考えても、安全最優先にしておいた方がいいとは思います。あとは…確率的に言うと~こういうことはこの先数年は起きませんよ…ね?
いや、それよりも…もっと「不穏な」ニュースが入ってきているんですよ。
実は現在、OBCのクリスチャン・ホフ、ダニエル・ライカード、J. ロバート・スペンサー、マイケル・ロンゴリアにシカゴのドゥルー・ゲーリングやツアーのマシュー・スコットが加わってユニットを結成し、THE BOYS in CONCERTと銘打って全米約20か所でのライブ・ツアーを繰り広げているのです。これは、昨年末にスタートしており、秋ぐらいまで、全米主要都市をまわる計画のようです。
ステージでは、フォー・シーズンズだけでなく、ビーチ・ボーイズやビートルズなど、オールディーズの曲を披露し、ファンを喜ばせているようなのですが…ところが、これがJERSEY BOYSの著作権を侵害しているとして、フランキー・ヴァリ、ボブ・ゴーディオ、リック・エリス、マーシャル・ブリックマンの4人がこのグループを訴えました。
はぁ~?
ってことは、このプロジェクトはJBの預かり知らぬところで企画されたってことなのでしょうか?(そのようですね~)でも、今でも、JBのOBたちが、いろんなイベントでパフォーマンスを披露したというニュースを目にするんで、これもそういうものの一つかと思っていましたよ。
しかし、このライブに関しては違法なものとして訴えているのだそうですよ…ショーの構成から曲のアレンジ、振り付けなどはJERSEY BOYSからの盗用をであると。そして、ここでは、JBからの曲を(つまり、フォー・シーズンズの曲)を10曲歌っているそうなんですが、侵害料(?)として、1曲につき15万ドル支払うようにと彼らを訴えているそうですよ。
んん~…ま、分からないでもないですけどね…
(でも、あんたら、十分に儲けとるやろうがw)
世の中には、有名グループのコピー・バンドというものは存在しますけど…そういうのは、緻密な契約の下で成り立っているのでしょう。それと、俳優が過去に出演していたショーの曲を披露するということに関しては…これはプロダクションとの契約の中での取り決めがあるはずだと思うんですが、とりあえず件のメンバーたちは、このような活動はOKだと判断したのでしょうね。両者の間で、契約内容の解釈における「ズレ」があったんでしょうかね。JBサイドでは、当初はこれだけのヒットになるとは想像していなかったようなフシがあるので、こういう事案についても、それほど緻密な取り決めはなかったのかもしれないです…ま、想像ですが。
どっちにしても、このライブはファンにも歓迎されていますし…別に、これを観たからJBを観るのをやめたとか…そういう人はいないと思うんですけど。それと、ジョン・ロイド・ヤングが参加していないというのは、彼だけは、それ相当に「潤って」いるのか?…などと想像をめぐらしてみたりしますよ。それと、J. ロバート・スペンサーのほうは、メンバーとして名前を出してはいますが、NEXT TO NORMALもありますし、今のところ、実際にライブには出演はしていないようです。(それなら、なんで名前を出すのか?)
とにかく、
そんなことでモタモタ言ってんのなら、
このメンバーで新しいプロダクションを編成して
日本に来なさい!!!!
超豪華メンバーじゃありませんか!
全米ツアーの最新情報が挙がりましたが、2011年の10月までは、アメリカ国内でびっしりです。新しいプロダクションができたという話がないと、来日は期待できません。