季節はずれではありますが、
この曲をどうぞ~
落ち葉のコンチェルト(訳詞付) / アルバート・ハモンド
これは、アルバート・ハモンドの1973年のヒット曲です。…とは言っても、日本だけでのヒット曲です。彼の代表曲はIt Never Rains in Southern California(カリフォルニアの青い空)これは全米でも1位になっています。
アルバート・ハモンドはロンドン生まれではありますが、両親はバルバドス出身であり、本人もずっとスペインに住んでいたとのことで、この曲の英語には訛りがある…と、当時言われていたのを覚えています。
もともと、この人の曲は、メロディアスで心地よい曲が多く、このFor The Peace of All Mankind(落ち葉のコンチェルト)(この時代の邦題には突っ込みを入れないように~)が、いかにも日本人の琴線に触れるような、繊細で感傷的なメロディーであることに注目した日本のレコード会社のスタッフが、海外ではシングル化されていないこの曲の、日本のみのリリースを決めたようです。
当時は、こういう「日本国内のみのリリース」そして「日本国内のみの洋楽ヒット」って結構ありました。当時のレコード会社の洋楽担当スタッフって、本当にいい仕事をしていましたよ。もっとも、その頃の日本の音楽と言えば、歌謡曲かアイドルしかなくて、若い世代は貪るように洋楽を聴いていたものでしたから、関係者は「遣り甲斐」もあったでしょうね。
で、スタッフのもくろみ通り、この曲も日本でヒットしたのでした。もっとも私は、「カリフォルニアの青い空」の方は後世に残る名曲になる「予感」はありましたが、この「落ち葉の~」は「はっ、しょうもない曲w」という感じで、好きじゃありませんでしたけど(笑
そして20年以上の歳月が流れて~
(さぁ、ここからちょっと「注意」しようね~)
某「夢は叶う」というグループの「愛愛愛」という曲をたまたま有線で耳にして
「ん~!このメロディー、聴いたことがある!」と思った人は、私の世代には、かなりいたはずですよ。私も「んんん~~、昔の、何かの曲にそっくり」とは思ったけど…この「落ち葉のコンチェルト」を思い出すのに2,3日を要しました。で、思い出したらスッキリしました(!)頑固な便秘が治ったような(例えが悪くてスイマセン)
ちなみに、この「愛愛愛」という曲の、間奏部分も、これまたTOTOのナントカという曲の間奏にそっくりなんですよ。一度、ラジオ番組で指摘していたことがありましてね…ただ、そのTOTOの曲名は思い出せません。
「日本だけでシングル化された曲」というのは、確かに、当時のレコード会社のスタッフが注目したとおり、日本人の感性にマッチしたメロディーでもあるのでしょうし、似たようなメロディーを後の感性豊かな作曲家が思いついたとしても、不思議じゃありません。
しかし、一方では、「日本だけで有名な曲」というのは、例え「拝借」したとしても、気付くのは日本の人だけ…みたいなもんですよね~(以下略)
「あの曲」と「この曲」が似ていると言っても、作者が、明らかに「オマージュ宣言」をしているのもありますし…ま、一纏めにしてどうこう言える性格のことではありませんよね…それと、今話題になっている曲も、どの程度似ているのか、つまり、最初から最後まで殆ど同じなのか、さびの部分だけなのか…この耳で確かめたわけじゃないのでわかりませんが…
ま、言いたいことはいろいろありますが、ここで終わっておきます。
(ちょっと歯切れが悪い)
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