The PRODUCERS「プロデューサーズ」US盤DVD
昨日、その前の晩の見納めレイト・ショーで眠い目をこすっていたら、午前中に小包が届きました!Thank GOD!
しみじみと「幸せ」をかみしめていた私(小市民だな~)
(なんで、小包かと申しますと、その他イロイロ注文したDVDがありましたんで)
もうこれで、The PRODUCERSは私のもの!!です。
バンザーイ

ミュージカルの映画化は難しいようで、映画としてあまり良い評価を受けないものもあったり、時には「映画化の意味がない」なんて声も聞くんですが…
私は言いたい!!
おだまり!
ま、そんな話はいいとして…
とにかく、皆上手いんですが、特にネイサン・レインとゲイリー・ビーチの
もう「芸が体に染みこんでいる」ような感じが凄すぎますね。
一瞬のムダもないし、ひとつひとつがストラークゾーンに命中、まったくのハズレなし!
そのうちに、見ている側が「期待するとおり」のツボに命中してきて
演じる側と見ている側の「完璧なキャッチ・ボール」が出来るんですよね。
生舞台ならともかく、映画でこういう感覚が楽しめる…っていうのも珍しい気がします。
それと、やはり音楽がいい♪
(サントラ盤がどのくらい売れたのかは「?」ですが)
ストリーにしっかり馴染んでいるし、ニュアンスが豊かでハイセンスなメロディーがいっぱい。
口ずさめるメロディーが多いとかどうとか、独立した楽曲として優れたものがあるとかどうとか…
そういうのでミュージカルの音楽を判断しないで欲しいですよ。
ま、私も「劇中音楽」に関しては素人の知識しかないんで、あんまり説得力のあることが言えなくて残念なのですが、
かつてALW氏が「劇中音楽」についての彼なりの理論を何かの本の中で述べていたようで、ま、そういうものでも機会があれば読んでみたいと思います。
さて、DVD。
deleted scenesがありがたかったですね~

特にネイサンの生舞台が未見の私はKing of BROADWAYは嬉しかった!
えっ、ヴァイオリン弾きの人はホントに…にいるんだ!とか
例のおばさんとの「絡み」があれだけでは…ま、映画だから仕方がないか
でも、このシーンはやはり舞台向きかもしれません。映画通の人ならば「撮り方が…云々」と突っ込みそう。
ま、Fiddler on the Roof(屋根の上のヴァイオリン弾き)のパロディだと意識して見れば、それはそれで面白いし、機関銃のようなライムの波状攻撃も楽しいんですけどね…。
movie musicalの群舞のシーンはどうしても「ウエストサイド物語」の'AMERICA'を超えるものを期待してしまうので…
(「オペラ座の怪人」の「マスカレード」でも椅子からずり落ちましたし…)
これは、あくまでもDVDのなかのボーナスとして楽しむのが正解かもしれません…
little old ladiesのシーンでも本編にない短いシーンがいくつかあるんですよね。
見ながら、思わず戸田氏の「超訳字幕」が浮かんできてしまいました

日本盤は8月3日リリースだそうです♪