スキなモノのお部屋

大好きなモノを考えると、幸せな気分になります。そんなブログでありますよーに☆

おへそのあな

2008年06月09日 | 大人だって絵本読も。
「おへそのあな」

赤ちゃんがお母さんのお腹から
おへそのあなを通して、
いろんな物を見ます。
お兄ちゃんが赤ちゃんのために
何か作ってるところ。
お姉ちゃんが赤ちゃんに見せる花に
水やりしてるところ。
みんなが赤ちゃんの誕生を楽しみに
待っている様子。
見る。
聞く。
においをかぐ。
赤ちゃんは五感いっぱいに外の様子を知る。
そして、おへそのあなからそっと囁く。

「明日産まれていくからね」


昨日の夜、娘にこの本を読んだら、
読み終わったあと娘の顔を見てビックリ
目に涙をためて、
口はブルブル、
何かをじっと耐えて耐えて…涙がポロリ

「何でウチには赤ちゃんが来ないの~
「もうやだ。がまんできない」
「赤ちゃんを抱っこしたりお世話したりしたい
「もう一人は嫌だよぅ
「一緒に遊ぶ子どもがほしいよぅ
と泣きまくり。
うーん、ワタシだって赤ちゃんほしいけど、
こればっかりは「いつ」と約束できないしさ。
ツラいところだけど、きちんとお話した。

赤ちゃんがお腹に来るのは
いつって決められないコト。
赤ちゃんが来ないときもあるコト。
ママは赤ちゃんが来にくいお腹だから、
病院で注射して頑張ってるコト。
などなど。

だいぶ長い間泣いてたけど、
少し落ち着いたところで
「ママ、○○(娘の名前)が赤ちゃんのときから
可愛がってくれてありがとう
と言われた。
「○○は今だって可愛いのよ
と抱き合って寝た。

赤ちゃんがほしくて泣いたのと、
本の内容に感動して泣いたのと、
両方なのね。
子どもからプレッシャーを
かけられたくはないけど、
妊娠できたら楽しいだろうな。


本当にいい絵本