Fortune Next-Door

幸せはすぐそこにあるのかも。
そんな気持ちにさせてくれるゴスペルのことを中心に綴ってみました。

憲法変えちゃうの?

2014-07-09 | My Soul

平和を改めて考える必要があるのかもと思い、少し書くことにしました。

憲法の解釈を変えるだけでいいなら、憲法はいらないのではないか?と思います。
これが通ってしまうということは、法律や憲法は解釈を都合良く変えていいことになります。つまり、
「書いてあることと、違うことをしてもいい。」ということになるのですから。

憲法には「公共の福祉に反する自由はよくない」という下りが確か。。ありましたが、
もしこの解釈を変えていいなら、「周りのことは気にせず好き勝手にしていい」と
読んでもいいことになる。そうなれば、秩序はなくなります。(曲解ですが(^^;))

憲法は法体系でいうと、民法などの法律の上位にあたるものですが、一方でそれは、
国のあるべき姿、理想像をうたっている部分でもあります。

ぼく自身は、理想のままでいいと思います。
法律家さんはどういうかわかりませんが、普通に「いいこと書いてあるじゃん!」
っておもう。

理想をかかげ、そこに向かい国民みんなで頑張る、それでいいと思います。

誰が作ったかを気にする人もいますが、それより、この条文にどれだけの日本人が共感できているか。
それが重要ですし、それを大多数の方がいいと思っているなら、それをみんなで守り、そのうえで世界と向き合う方法、平和、武力のあり方を考えるのが、政治の仕事ではないでしょうか。

武器を持つ、武器を使う機会はないほうがいい。武器をもてば使うのが人間です。
分かっているのにどうして、争いを呼ぶ方向に、解釈を曲げてまで変えるのでしょう。

みんなが武器を交戦権を持つからボクも持つでは、
「ニンテンドーDSをみんなも持っているから僕も買って!」
と言っている子供と同じです。

その一方で、中国や韓国と領土でもめてるという現実もあり、武力で威圧されることもあります。
が、これと同じ土俵にのって、万一こちらから攻撃をしてしまえば、それこそ歴史の繰り返しと言われてしまいます。
子どもDSどころの話ではない。。

もしも憲法の九条をぼくがなおすなら。。

ーー
日本国民は地球市民として、和をもって尊び、相手を思いやり、
世界の市民と共に平和な世界・未来を創造することを忘れてはならない。

そのために、日本は、他国を侵略せず、他国の侵略を許さず、
他国の争いに介入せず、正義と秩序を基調とする国際平和を
誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は
武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこ
れを放棄する。

この目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。

国の平和は国際平和によってもたらされることを忘れてはならない。
日本国民は、国際平和の担い手として、世界の市民と武力でなく
国際協力・文化交流・対話による平和関係を築くよう努める。

ーー

こんな風になればなぁ。。と。

そのうえで、武器は専守防衛に必要な分だけとする。
やったらやり返される。この繰り返しになるので、とにかく攻撃はせず、守る。

それと予防策として国際協力・文化交流を手段とする積極的自衛権を活用し、相互理解を深め武力による争いを回避する。

ちなみにここでは
自衛権は専守防衛を意味し、
積極的自衛権は国際交流・協力を活用した予防策を講じる権利
としてますが。。

なので外務省さんあたりの国際協力事業なんかは実はもっと平和のために活用していいんじゃないかと思います。

こんなのだめですかね。。(^^;)

Hope - Lights of Souls, 1,000 Pray -

2011-10-01 | ゴスペル×ボランティア
先日の石巻 川開き祭。

いつもGQやサニーでパーカスを叩いて下さる、さとしさんも参加する音楽ボランティア『音種♪』さんの
呼び掛けで、楽器店サルコヤさんの被災した楽器達を使った、店頭ライブにGQボランティアとして
出演させて頂きました。

このときご一緒した『縫』のシンガー山口愛さん。
先日ライブでお会いし、愛さんの音楽を通じたボランティア活動をムービーにしたいと、
ご相談頂き製作しました。

Hope - Lights of Souls, 1,000 Pray -
http://www.youtube.com/watch?v=BKDLCkThV60&sns=em



愛さんのページ
http://www.ai-otodama.com/

ライブ当日はちょうど、9.11。
教会で歌わせて頂いた帰りに寄らせていただきました。

そこで、お話を聞いたところ、今月ニューヨークで祈りを捧げるライブに出演、
参加するとのことで、3.11の被災地の様子を海外でも紹介したかったそうで、
ご相談頂きました。

愛さんやさとしさんのように、音楽で仕事をする傍らで、音楽を通じた社会活動
をされる方々を、こういった形で、お手伝いさせてもらえるなら、と思いご依頼
を引き受けました。

GQの活動の様に自分が参加してるものなら、色々考えも出てくるけれど、
こうした形での、ご依頼は初めて。

どうしたらよいかちょっと迷ったけど、ライブを聞いて、現地でご一緒したことを
思い出し、結果的に、

『愛さんの活動を愛さん自身の言葉と、見たもので綴った記録にしよう』

と思い、色々取材をさせて頂きました。

ニューヨークで愛さんが歌うことは、多分、被災地の復興と9.11のようなテロのない
平和を願うことなのかなと思い、日本からも、被災地だけでなく、9.11への祈りに繋
がるような、絵になれば、と思いました。

一緒にサルコヤさんで演奏に加わって、愛さんもファンになった、じゃくそんさんの
ふるさとや、被災地で愛さんが演奏した曲をライブで録音し、使わせて頂きました。

海外仕様ということで被災地の紹介は一部英語で様子を紹介しています。

もうひとつ気になっていたのが、音種を陰で支え、音楽の橋渡しをしてくれた成松さん。

彼がいなかったら、被災地で音楽を通じた支援活動は出来ませんでした。

自分は災害ボランティアの経験しかないので、音楽にできることって、あるのかどうか、
よく分かりませんでした。

でも、4月にご一緒し、必要なこともあること、一緒に楽しんでもらえることもあると分かりました。

その後、GQスタッフさんと、一緒にボランティアと音楽活動を一緒にやってみて、
自分達以外にも、音楽を届けたい人が全国にいることを知ました。

その後、8月の川開き祭で、再び成松さんのおかげで、サルコヤのオーナーさんの思いを形に
するお手伝いができました。

そんなこともあって、愛さんも参加するこの『音種♪』も、作品に登場してもらいたい、と思い、
音楽ボランティア『音種♪』のシンガー、愛さんの活動にしようと思いました。

こういう形で、製作させて頂けたことに感謝しています。
この場を借りてお礼申し上げます。

発災から4か月 石巻の様子。 

2011-07-23 | ボランティア
発災から四か月。
ゴスペルスクエアのスタッフさんと、今月末の支援活動の事前視察を兼ねて訪問しました。

今月末は少し参加も増え、また女性が多いということで、スタッフさんには実際の活動を
見てもらうのと、女性が活動するにあたって不都合などはないか?
といったことにも少し視点を置いてもらっての活動とすることにしました。

■お世話になった場所
石巻の活動では、石巻ボランティア支援ベース「絆」さんにお世話になっています。

最近HPができたのでこちらをご覧ください。
http://ishinomakizuna.net/


今回の活動エリア


■石巻の様子①-夏祭り
石巻に限った話ではありませんが、あちこちの集落でお祭りが増えています。
今年のお祭りはそれぞれの地域事情や、震災後の自粛心理も働き、
開催については賛否もあるようです。

ですが、開催をして復興にむけて頑張りたい、お祭りを一つの目標として活気を取り戻したいと頑張っています。

ただ、人手不足の問題を抱えており、ボランティアによる、お祭り支援を依頼するケースが多いようです。

8月1日の川開き祭も、そうした背景から開催され、ボランティアも交えた開催を考えていることもあるようです。

石巻川開き祭公式サイト
http://www.ishinomakikawabiraki.jp/
http://kawabiraki.jp/

■石巻の様子②-ボランティア活動
発災から4か月半が過ぎ、インフラの整備が進んでいるように見えます。
が、少し表通りを外れると、今でも手つかずの場所もたくさんあります。

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被災地の様子①

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被災地の様子②

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被災地の様子③

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被災地の様子④

活動についてもがれき処理、泥かき、炊き出しといった活動も継続した活動となっていますが、その一方で、災害拾得物の洗浄作業や、引っ越し漁場支援(魚具設置海岸清掃など)といった、以前には優先度が低く、ニーズの少なかった活動も増えています。

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黒板にあった活動メニュー


■石巻の様子③女性の活躍も!
単身支援に訪問するといった方も増え始めています。
災害拾得物の洗浄作業でお会いした方には、単身電車とバスでここまで来た、という方もおりましたし、関西からバスで大勢で乗り込んできた団体さんもの半数が女性でした。

正直何ができるか分らないけれど、やはり行って支援したい、という思いで来られる方が多いです。

今後は女性の視点からも支援活動の情報を発信してもらえることを期待しています。

その点、絆さんには女性のスタッフもいらっしゃり、(なんと、ピアノもひけちゃうすごい方ですぴかぴか(新しい))応対もきめ細かいです。

■小渕浜のお祭りにて

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活動場所の様子。


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お餅を振舞いました。


たまたま、お祭り支援ということで、初日同行しました。
ゴスペルを歌ってます、ということをお話したら、ぜひ歌ってほしい!ということで、
たまたま居合わせた音楽仲間と1時間で合わせとリハをして、いざ本番!

っとまぁ、ボランティアならではの活動もありました。
活動の判断は自身でその場で、即断、即決、即実行なので。。
(正直自分はいつもこの判断で、パニくってマス(笑)

今回はたまたま、お互いのオリジナルを一曲づつやりませんか?
という話もあり、
Anthemを歌う機会もありました。(多分、現地で歌うのは初!?)

一緒に歌った方に聞いてもらったところ、是非歌いたい!と言ってくださり、
聞いてくれた方も、自分も歌いたいと言ってくれたりと、嬉しいお声も頂きました。
なので楽譜と音源を紹介しました。ありがたい話です。

全員には届かなくても、共感してくれた方がいてくれたことはとてもうれしかったです。
音楽続けててよかったな。と思えた瞬間でした。

その人が次の誰かに繋げてくれて、そうした連なりが音楽を通じて、
人を励ましたり元気にしたりするきっかけになればなぁ、と思います。

■大川小学校・写真の洗浄

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活動場所のようす。

災害拾得物洗浄作業(写真や拾得物の洗浄)の途中、立ち寄った大川小学校は
生徒さんの7割が亡くなった学校です。
近くにあった墓前があり、まずは亡くなった子供たちの供養をしました。
そこを訪れて改めて被災の大きさを知りました。

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慰霊碑がありました。
行ってまずは一礼。


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子供たちへの献花。
七夕ということもあり、天国で遊んでね、との願いも。


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窓がない校舎。津波は校舎より高く10m近くあったみたいです。


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警察隊の方が。


そこからほど近い、福地体育研修センターにて、洗浄作業をしました。
センターの体育館には、無数の拾得物が並べられており、自分の持ち物を探しに来た人の返却をしています。

ただ、拾得はしても清掃までは追いつかず、泥だらけのモノが並べられていました。
そこにはランドセルや文房具などもあり、恐らく亡くなった大川小の児童さんのものとも思われるモノもありました。

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体育館に並べられた拾得物。
がれき撤去の際に一つ一つ、人の手で探されたものです。


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教科書や本なども。


以前、南三陸で拾得物の収集にあたりましたが、がれきに埋もれたこうしたモノは、ゴミではなく、大切な思い出の品となるものです。

もし亡くなったお子さんのものであるならば、親御さんにとっては思い出のものとなるもの。
そう考えると、持ち主にいつか返る日を願わずにはいられません。
汚れているから綺麗にする、ということではなく、使っていたころの状態に戻すこと。
洗浄することの意味も少し変わります。

写真の洗浄は一枚一枚手で水洗いします。
腐食のせいで、絵がおちてしまうこともあり、慎重に扱わないと、絵が壊れて
しまいます。
壊れてしまえば、思い出を一つ失うことになる。
なので、おのずと作業も慎重になります。
水洗いしたあと一枚一枚陰干しします。

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水洗い。


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みなさん真剣。


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ただいま乾燥中!


終わってつるされた写真を見たときは、なんだか達成感が湧きました。
連休ということもあって、大勢が手伝ってくれて作業がはかどった
と、「絆」のスタッフさんが言っていました。

■女性がボランティアするときに。
恐らく色々困ることがあると思います。
寝るとこ、お風呂などなど。。
男性なら、結構適当なんですけどね。。
そこで、今回は「絆」さんの拠点設備を少し取材しました。

お風呂
地元の方が作ってくださいました。
脱衣所、バスタブ付きでシャワーもあり、石鹸類は
試供品などがあるので、こだわらなければタオル一枚で行けます。
洗濯機も完備。300円必要。
近くに9時まで営業の道の駅のお風呂(双子の湯)があります。
少しはねを延ばす場合はここもいいです。(500~700円)

寝るところ。
センター内に男女分けした共同寝室があります。
寝袋持参で止まれます。今は暑いのでなくても雑魚寝できるなら
問題ありません。
土日は人が多いので場合によっては、あふれることもありますので、
事前に寝泊りする場合は問い合わせが必要です。
近くの民宿を紹介してくれることもあります。

食事
朝夜は簡単な食事を用意してくれています。
ありがたいですね。

ちなみにコンビニもだいぶ利用できるようになっています。
買いだめしない程度に利用する分には地元経済への貢献にも
なるので利用してもいいと思います。

■最後に
7/17夜に宮城を離れ、翌朝着。
その後7/18,7/19とGlory Gospel Singersとのチャリティワークショップ&ライヴ。
リーダーのフェリスさんと少し被災地の話できました。
遠いアメリカから、行動に変えてくれた彼らに感謝。
一緒に歌えてよかったです。

Anthem for Unity -被災地からの報告-

2011-05-24 | ゴスペル×ボランティア
東日本大震災の復興を願い、企画されたNGOゴスペル広場の『Sing for Japan!』プロジェクト。

この企画で作曲された、『Anthem for Unity』を使わせていただき、現地での支援活動の様子を纏めました。



災害のような危険が起きたとき、人の本質に触れることができる瞬間があります。
そうしたものを、伝えたいと思い製作しました。

ですが、被災された方、支援活動をする方、色々な立場で色々な思いがある中、そうしたものがうまく伝わるのか、こういうとき、何かを伝えるというのは、とても難しく感じます。

きっと誰かには理解してもらえても、別な人を、不快な気持ちにさせるのではないかと。。

でも情報が減り、罹災地域の様子が分かりにくくなる中で、少しでも状況を伝えたり、どんな活動が行われてるのかを、知ってもらうには、何かを感じる映像が一番いいとも思いました。

素人のつたない作品ですが、よければご覧下さい。

すべきこと

2011-05-11 | My Soul
3.11から二ヶ月。

一人の人として、「何ができるだろう」って、改めて考える二ヶ月。
で、結局何も出来ないって結論に行き着く。無力に思う。

でも、何をすべきか?って考えたとき、自分の道が違う形で見えるとも思った。

「できること」でなく、「すべきこと」を考える。
「できること」には限界がある。「すべきこと」には限界がない。
「できること」は、現実の能力。「すべきこと」は、実現したい夢や目標へ向かって踏み出す一歩。
だから限界がない。

「すべきこと。」は、目標へ向かってどうすればいいか?
何から始めたらいいか?今出来ることは何か?
を考えさせてくれる。

ただ、難しいのは、そのすべきことを信じ、続けること。

自分も信じて続けることや、行動に変え続ける自信はない。
けど、自分の心が動いた時、小さくも積み重ねることはできたと思う。

それがいざという時、後押ししてくれた。
そんな感じがします。

「すべきこと」は一人一人にあると思う。
多分それは神様から与えられたギフト。

もし、助けたいと思えば、助けるために自分がすべきことを目指し行動をすればいい。
きっとその先に、自分なりの助け方が見つかる気がします。