モノローグフィロソフィー

直訳気味にね
独り言、あるいは独りよがりの哲学

空に星が綺麗

2017-07-29 06:51:47 | 日記
というタイトルの歌がある。



仕事で、

というだけでなく。

どうしても

肩に力が入ってしまっているな。

という時がある。

何歳になっても

相変わらず進歩のない事で

自然体とは反対にある事が

しばしばあって

生来の精神の脆弱さが故か

道の真ん中を自然体で堂々と歩く事が出来ない。

自然体を意識し過ぎて

更に肩に力が入ってしまうのかもな。

一生懸命さの裏返しではと

慰められる事もある。


高校時代の部活の先輩が
かつて自ら死を選んだ。

もう15年も前の話になるけど。

あれからすっかり
おじさんになった僕ら。

とある先輩がこの歌を
自殺した先輩に聴かせてやりたかった
と仰っていた。

人生はいろいろで
良い事ばかりではないが
何にもない無責任の時代が
必ずあったはずである。

忘れてしまった
気楽で馬鹿で軽率だったあの頃を
羨むわけでなく
悔いるわけでなく
そっと思い出し
肩の力を抜いて口笛なんぞ吹いて歩く

そんな事を思い出させてくれる

最近、肩に力が入ってるな。

と思ったら聴くようにしている。

いろんな事があるけど
空には星が綺麗。

肉じゃが

2017-07-01 23:45:20 | 日記
火葬のあと
故人の骨を拾う時に決まって思い出す文句は
昔に読んだ吉本ばななさんのエッセイにあった
一節。

「日本の葬式は優しい」

である。

つい先日、
父方の伯父が亡くなった。

通夜、告別式の最中に
伯父の事をあれこれ
思い出そうとしてみたが…

無口というか
無駄口を言わない伯父だったので
伯父の息子で
自分の従兄にあたる
兄弟二人の結婚が決まった時には
実に嬉しそうにしていたな。
とか
そんな他愛もない
断片的な思い出しか浮かばずで
何が好きだったとかも
思い出せずにいた。

そうこうしている内に
告別式も終わり
自分も日常の生活に戻っていった。





「探すのをやめた時
見つかることはよくある話で」






その歌詞通りにふっと思い出した事があった。


自分の母方の祖母が亡くなった時の
通夜の晩の事である。

そもそも自分の母方の祖母の通夜に
父の姉や兄、またその伴侶であった
伯父伯母たちがこぞって
来訪したのが不思議でならなかったが
伯父伯母たち曰く

「最後の母だから」

と仰っていた。

伯父伯母たちの母は
もう既に鬼籍にあって
確かに自分の母の母が
最後ではあったのだが。

自分たちの母だからという訳でなくとも
伯父伯母たちからみたら
弟の妻の母であっても
という事らしい。

血の繋がりとか
そういう事をとにかく大事にする家系なのは
おそらく
戦前から満州に渡り
戦後は命からがら日本に
帰っては
焼け野原であった東京を離れ
千葉の市原の山の中で
助け合って生きてきた青年期があったからでは
ないかと思う。

そんな伯父伯母たちが
駆けつけてくれた
祖母の通夜の晩。

仕事終わりに飲まず食わずで
駆けつけてくれた
その伯父は
通夜のあとの通夜振る舞いの食事の席で
並べられていた肉じゃがを一口つまみ
ビールで喉を潤わせたあと
目の前に居た自分に向かって

「僕はね、肉じゃがを食べながら
ビールを飲むのが一番好きなんだ」

そう言った。

なんてことはない
他愛もない会話を思い出した。
自分がどんなリアクションをしたのかも
どんな受け応えをしたのかも
今はもう定かではないが
伯父がこういったのを
思い出したのである。

伯父は
亡くなるまでの二ヶ月くらいは
食事も口にする事が出来ず
点滴で栄養をとっていたと
最後に伯父の長男である従兄に聞いた。

普段はビールはまったく飲まないが
なんだか無性に肉じゃがをつまみながら
ビールを飲みたくなった。

そんな話を思い出しながら
それをしながら
なぜ肉じゃがなのか?とか
考えたりする事が少しでも伯父の供養に
なればいいな。

40

2017-05-11 15:08:11 | 日記
先日、40歳になった。

母親から連絡があった。

てっきり

「誕生日おめでとう」

とか
言われるもんだと
思っていた。

しかし

母親から言われた言葉は

「40年前に私が産んだのよ!」

だった。

祝福されたのか?
甚だ疑問だが

思わず母親に

「ありがとう」

と言った自分は
母親にごはんをご馳走することにした。

母親はとても楽しそうにしていた。



母の日に

「あなたの子供なんだ!」


威張ってやる!

とは思わないが

思いも寄らず
なんとも面白い母親の言葉で
楽しく誕生日を過ごせたのは
言うまでもない。

母ちゃん、ありがとう。

モラトリアム

2017-05-05 02:04:24 | 日記
妥協と理想の狭間で揺れ動いては
眩いくらいの不純で純粋な
それでいて純粋なくらい不純な
気持ちを抱え込んで
ただ走り抜けていく
振り返りもせず

それを青春という二文字で
片付けてしまうのならば
なんて残酷な言葉だろう

若者よ
今を熱く生きろ

希望と無謀の区別もつけられず
小さくまとまろうとしたり
大きく見せようとしたり
矛盾を抱え込んだ日々を
ただ走り抜けていく
世間知らずのままで

それを青春の思い出と
笑って片付けてしまうのならば
なんて残酷な言葉だろう

若者よ
今を熱く生きろ

ピラミッド

2017-05-02 16:21:31 | 日記
4月は3月よりも売上が良かった。
1日少ないのに…
本当に有難い。

最近も読書や勉強はしているは
しているが
内側にためこんでおく。

アイディアをパクられまくって
我が物顔の人が社内にいたから笑

パクって頂くだけ
有難い話なのだが

まあ今はいろいろ精査しながら
深めていこうと思う。

最近出会った本に
面白いピラミッドがあった。

組織において
エンゲージメントのできる段階のピラミッド。

信頼
誠実
誇り
情熱

の順番になっていた。

これだけでは何の事やら?

でしょうね。

でも何の事やらにしときましょう。

何事も自分でまず考えてみる。

それもまた一つ大事なワーク。