(読了 3分)重要度★★☆☆☆
財務省が機関投資家に対して20年物以上の国債の需要状況をアンケートしたそうです。
これにより、買い手が減っていた20年物以上の国債利回りの上昇が止まりました。
第86回日本国債30年物利回り 2.81% → 2.68%
日本国債を買おうと思っていなかった人にとっては朗報。
株にもプラス材料か。
私は完全に想定外。
モハPさんのお話では「利回り上昇は、発行年数の問題であって財政リスクの問題ではないので、需要の少ない20年物を減らして需要の多い10年物や5年物で補えばいいだけ」
とおっしゃっていたのですが、ここで来るとは。
末廣さんも「10年物の利回りから考えてオーバーシュートかも」と。
考え方
10年物利回りが 1.5%のとき、利回りが変化しないなら、
100万円を20年間運用する場合、
10年後はまた同じ10年物国債を利回り1.5%で買って、20年の単利で
結果、30万円の利息
20年国債の利回りが2.1%だと、20年の単利で42万万円の利息でこちらが12万円もお得。
つまり、10年後に買う10年物の利回りが2.7%まで上がらないと釣り合わない。
(年限が長いほうがリスクも高いので実際の投資では妥当な利率かもしれませんが)
良い利回りになってきたけど、ここは我慢と思っていたらコレですよ。
朝に利回りチェックしていたのに(泣き
米国で何かあったり、南海トラフ大地震が来たり、夏の参院選で与党敗北+減税などがあれば、またすぐ上がってくる可能性はあり、
「この利回り低下は短期的」というのが識者の見方のようですが、
日本の潜在成長率が0.5%くらいでインフレが2%以下で落ち着くなら、
ここがピークかもしれないなという私の予感。
小泉Jr頑張ってお米価格下げて!
私は今日日本国債をドカンと買ってしまいましたが、オススメはしません。
日本の消費者物価は3.5%なので、このままなら確実にインフレ負け。
追記
ゴールドは秋まで、(地政学イベントが無い限り)、停滞の予感
理由は、米株上昇&米国債利回り低下でリスクオン、長期インフレ率から見た理論値が3300ドル台
今週のスケジュール
28日木 日本40年国債入札
28日木夜 失業保険
29日金朝 NVDA決算
昼 米国債5年物入札
夜 PCE (嫌な予感)
以上です!(投資はさっぱりわからん。未来は誰にもわからない)